醍醐味。

合奏というのは、ほんとうにおもしろい。
箏弾いているひと、みなさん同じ気持だと思います。

ソロもおもしろいけど、
やっぱり違うおもしろさ。

で、おもいっきりやりたいようにやれる相手だとしたら・・・

こんなにおもしろいことはなくて・・・・

たのしいことはなくて・・・・

箏同士での合奏では仲間にも恵まれ、これまで本当にありがたい環境での合奏を
たくさんさせていただいてます。

ほんとうにおもいっきりぶつけうこともしてきたし、
さぐりながら自分の音をつくることもしてきてるし、
まだまだ発展途上ですが、おもいっきり・・・・という経験はあるわけです。

ですが!!

尺八との二重奏で(特に現代曲において)は、その経験が殆ど無い。

で、今回ありがたくも、その環境が整い・・・
小湊くんとの二重奏をすることに。

コミちゃんとは、10年以上前から、何度か演奏も一緒にしているけど、
常に複数メンバーでのコラボ。

または教室のおさらい会では、やはり複数名や大合奏。

純粋に尺八箏、現代曲の二重奏というのは、
ありそうでなかったのです。

演奏会ではないので、お客様目線での曲選びが一番大事。
でも、せっかくなので、二重奏として弾いてみたい曲も取り入れ・・・。

さて、いざ合わせると、なんというか、
とにかく、どの曲も思い切り弾けるのです。

音量にしてもスピードにしても、
出したいボリューム、弾きたい速さ、もっていきたい速さ、
逆に、どこまでもスローにしたい部分・・・・やわらかくしたい部分。

たぶん、私の曲の解釈はすごく大胆。

速くしたいところは、とことん速くしたくなったり、(弾けないのにね・・・・笑)
激しくしたいところは、とことん激しくしたくなる、すごく悪い癖があります。(できないのにね・・・笑)。

が・・・・コミちゃんにかかると・・・・
まるで、私がそんな手荒なことをしているように見えないように
す〜〜〜〜っと音楽にしてくれる。

なんなんだ、この感覚は。

リハは1日のみ。短時間のリハで5曲完成させるわけですから
息切れしますが、とにかく楽しい。

まずざっと1回通します。少々調整。音量、速さ調整。カット部分確認。
2回目で録音しながら完成という流れ。
一曲賞味30分で完成させなければ間に合わないわけですから・・・・。

そういう、スパンスパンという流れも、
私たちの仕事では当然のことなのですが、
なにせ、初めての編成なので、すごく新鮮。

あ〜〜〜また長くなってきた。

助かるのはアレンジ曲。

基音をどの音にしても、コミちゃん、即座に平気で合わせてくれるので、
すごくやりやすい。
一番、箏が響きやすくて弾きやすくて調弦しやすい音域にしてもらって・・・ラッキー!!

そして、楽譜のない、私が勝手にアレンジしたホワイトクリスマスにも
いいぐあいに、寄り添って吹いてくれる。

その結果、なんとなく、物足りない部分については、
リハのあと、ちょっと付け足しました。

ということで、合奏の醍醐味を実感しながら自分の練習に励めるということのありがたさ。

あ・・・・また長くなってしまた・・・・。

つづく。

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