教室では秋の音源審査にむけての録音がスタートしました。
前向きに勉強している生徒さんたちが増えていてる様子は
指導者にとってこの上ない喜びです。
でも、それは、指導の賜物というよりは、
生徒さん自身の意識の変化。
もちろんレッスン等から意識が高まっていくこともあると思いますが、
他の生徒さんたちからの影響も大きくかかわっているのではないかな・・・・
とも思います。
そして、習って年数がたっていくうちに
箏の世界についてすこしづつ理解も深まっていき
それまで考えてもいなかった挑戦をする気になっていったり・・・
きっとどんなジャンルの世界でもそうなのだと思います。
ほんのちょっとやっただけでは、その世界のごくごく一部しかわからないまま終わってしまう・・・・
でもやり続けていくうちに、どんどん世界が広まっていく。
私も、箏は30年以上続けていますが、
まだよくわかっていない世界があることを自覚しています。
けれど、恵まれた環境のおかげで
(なにより指導者に恵まれてきました)
もし他の人に師事していたらぜったい知ることも、また経験することもできなかったことを
たくさん経験してきました。
私自身も指導者となってまだ短く、ほんとにこれからなのですが、
将来、そんな指導に少しでも近づけるようになっていきたいな〜〜〜
生徒さんたちにいろいろと経験させてあげられるように・・・・
その基板をあと10年位でつくっていけたらと。
それはそうと、今日は3名の方の録音をしました!!
前回のレッスンから見違えるようによい演奏になっていて
なにより集中力、気力が確実にアップしている!
なんともいえない緊張感の中、一生懸命録音に取り組む姿は眩しい〜〜〜!!!
そして、うしろで、落ち着かなくそわそわしている私の情けないこと・・・・笑。
結果よりなにより、ここまで努力して上達してそして、意識が高くなっているということ、
試験を受けるというメリットはそういうところにあるのだろうな〜〜〜。
人って素晴らしい〜〜〜!!
とひとりで感動した一日でした。