オーケストラ、合唱、バンド、歌、そして邦楽という編成での
素晴らしいステージで演奏させていただきました。
お客様1000名規模のビックなイベントでした!!
その前日はリハーサル。
両日、かなりの長時間を皆さんとすごさせていただき、すっかりチームとしての
一体感ができたようでした!!
初めてご一緒する作曲家の大曽根さん、指揮者の酒井先生はじめ、
多くの素晴らしい音楽家の皆さんと実に貴重で楽しく
刺激たっぷりの時間を共有させていただきました。
箏やってきてよかった〜〜って、
こういうときしみじみ思います。
ここまでくる道は・・・・けっして短くも、楽でもなかったな・・・・
果てしなかった・・・・
ということも感じています。
5年前、
10年前、
20年前
30年前
35年前・・・
やはり常に箏と一緒にいました。
よく続いてきたな・・・。
そして、これからきっと同じくらい、
またはもっと長く関わっていくかもしれないワケで・・・
人生を通じて力を注ぎ続けられるものに
巡り会えた幸せを感じています。
さて!
大曽根さんの曲、初めて演奏させていただきました!!
大曽根さんは、才能豊かな若き作曲家。
楽器の個性を大切に活かしてくださる表現が素晴らしい。
芸大作曲科ご出身のすばらしい音楽家でらっしゃるのですが、
そういうかたに、邦楽の曲を作っていただけるということは、
とっても貴重で、確実に邦楽へ対する理解をどんどん深めてくださるので、
それも和楽器奏者としてはこの上なく幸せなことです。
今回のステージについては、非公開で
内容についても、配信等はできないことになっていますので、
詳細は書けませんが、
まずは邦楽器のみで即興の曲を一曲。
そして、オーケストラやバンド等の皆様と4曲ご一緒いたしました。
即興については、6名の和楽器奏者でキーのみ決め、
展開を相談。
そして、相手の出や全体の雰囲気に合うように、
自分の音を入れていきます。
尺八、篠笛、笙、琵琶、太鼓、箏。
そこに神楽舞。
(こちらもご一緒させていただくのが光栄すぎる素晴らしい男性の方)
静寂であり、厳かであり、雅であり、畏れでもあり、
リハーサル、本番、それぞれに、新しい音楽が創り上げられたと思います。
オケと一緒の曲では
最初箏のソロがあります。
大変緊張いたしました。
おそらく今年一番の緊張だったと思います。
出だしてしくじっては全体に影響してしまいます。
楽譜が届いたのは間近でしたら、
時間の許す限り、ほんの短いパッセージではありますが、
反覆。
指をどう運べばよいか、支えをどのタイミングで動かせば
雑音が最小限になるか・・・・
等、研究といいますか、吟味できた時間は実に濃い時間でした。
無事、ソロ部分を演奏・・・・
その後もソロがありましたが、
そちらは、元気よく思い切り演奏できる曲想なので、
とにかく思い切る!ということで気持ちは楽でした(^^)。
大曽根さんの優しさ、細やかさに助けられ、
最強の邦楽器メンバーの半端ない包容力に支えられ、
こんな環境、幸せ〜〜っと感動しながら演奏していました。
とにかく楽しかった〜!!
終わってしまって、さびしいな〜〜〜。
今回ご一緒した和楽器メンバーは
篠笛 藤舎推峰
琵琶 櫻井亜木子
笙 豊明日美(ぶんの あすみ)
太鼓 金刺凌大
尺八 小湊昭尚
という錚々たるメンバーです。
みなさん、私よりお若いのですが、
豊かな経験と技術、完成、なんとも頼もしく、
意識の高さ、そして、こういった本番を実にゆとりをもって楽しむ姿に、大変刺激を受けました。
楽屋でもとっても楽しかった〜〜〜〜!!
すっかり仲良しです♡
それから、海外からいらしていたバンドのメンバーとも
控え室で盛り上がりました!!
ちょこっとしかできない英語ですが、
かなり助かりました、笑。
やっぱり、時々英語話すと、ちゃんと勉強したくなります。
新年の目標だな!!
習うぞ!!!
またどこかで、皆さんとご一緒できますように(*^_^*)。
本当にありがとうございました!
帰り道の東京タワーの美しさに泣けそう・・・・。
そして、実はなにより嬉しかったことがその後ありまして・・・・
推峰さんとコミちゃんよりメッセージを通じて
かなりありがたい言葉をいただきました。
永久保存版・・・・
こんなに嬉しい言葉もらったの・・・たぶん、これまでもこれからも無い・・・・笑。