観月会。

箏はお花見の時期・・・・・
さくらの時期・・・・・

というイメージが大きいような気がしていましたが・・・・

お月見の時期にもぴったりなんですね。

FB、いろいろな演奏家が、各地、観月会で演奏をしている様子がアップされていて、
今さらながら、和楽器の需要って、こういう時にもあるのね〜〜〜と
ちょっと現実的なことも考えちゃいました(*´∀`*)

さてさて、内子町は八日市護国という地域。
観月会の2日間は
夕方になると通りにちょうちんがかしこに灯され、
それはそれは幻想的な雰囲気!

こんな風景、いままで見たことありません。

鳥肌たつくらい感動しました。

町を上げてのこの観月会へむけての思いが、伝わってきて
演奏への緊張感、プレッシャーが押し寄せてきたのも事実。

こんな素敵な環境で演奏させていただけるのは嬉しいけれど、
はやたして、大丈夫だろうか・・・・。

初日は盛悟さんとあじゅちゃんのデュオ!
演奏曲はほぼ、翌日私が演奏するものと同じであります。

一日2ステージあるのですが、
もちろん全てじっくり聞かせていただきました。

勉強するつもりが、すっかり演奏に酔いしれて、
素直に聞き入ってしまった自分!!笑。

だめじゃん!!笑。

それにしても、このスーパーディオかっこいい〜〜♡
お客様も心地良さそうに、そして、興味津々で聞き入っている様子が伝わってきます。

ところで、場所は上芳我邸という由緒ある歴史的な建物、資料館。

そちらのお庭での演奏。

提灯あかりの中、演奏者には、若干の照明があたりますが
趣たっぷり、うっとりした光景。

箏と篠笛そして、箏と胡弓・・・・・という組み合わせ

あまり聞く機会はないですし、演奏する機会もないですが
なんともバランスもよく、神々しいかんじでした。

月と箏と笛・・・・・・・・あまりにもマッチしすぎ!!
あじゅはさながらかぐや姫のようでした♡

ところで、本番前には、
なんと内子座見学にも行っちゃいました!!

一度行ってみたかったところ。

想像以上に想像以上でした!!
(ほんとにすごいということ!!伝わります?笑)

木の風合い、枡席のつくり、花道、2階席、奈落、舞台、
触ってしまっていいのかしら・・・というくらい、
重要文化財のすごみが伝わってきてドキドキしちゃうのですが、
もちろん現役の舞台!

いろいろな公演が繰り広げられているのです。

今回ご一緒させていたたいだ吉井盛悟さんは、
昨年一ヶ月にわたる内子座公演で演奏。
森山未來の踊りとのコラボレーション。
みてみたかった〜〜〜!!

さて、内子座をみた後は
今回の会場となった上芳我邸のある八日市護国という地区のお散歩。

観光地というかんじでは全く無くて
人も多くなく、
静かな雰囲気なのですが
一歩お店に入ると、
こだわりの品がきれいに並べられ、
職人さんが優しく説明してくれたりと、
なんともいえない日本の良さが凝縮されているような
まちなみ。

なんと表現してよいのでしょうか・・・・

静かで、
慎ましやかで、
粋で、

それで本物志向!!

もっともっとゆっくりみれたらな〜と思いました。

さて、とあるお店(木製品の職人さんのお店)に入ってみたところ、
前日、あじゅちゃん(一足先に内子入していました)と食事会でご一緒していたというおじさまが!!
そのお店の方だったということで、あじゅもびっくり!していました、笑。

ものすご〜く楽しい方!

じゃからサイダーという珍しいサイダーを2階の休憩場所でごちそうしてくださいました!!

甘さ控えめ、さっぱりとしたサイダー♡

可愛い木製のコースターもいただいちゃいました♡

人との出会いに嬉しくなる旅です!!

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