先日、尺八演奏家・黒田鈴尊(れいそん)さんの第一回独演会に行ってまいりました。
33歳!!
といきなり年齢をご紹介・・・・・
大丈夫ですよね・・・本番でもMCで話してらしたんで〜〜〜(*´∀`)
東京は都立高校の名門・西高校をご卒業後、早稲田大学へすすまれ・・・
そして、20歳の時に尺八に出会う。
それまではピアノ一筋だったそうです。
ある衝撃的な出会いで尺八とめぐり合い、人生をかけるものになったとのこと。
今では海外のオーケストラでソロを務めることもあるほど、
素晴らしい活躍、活動をなさっています。
古典、クラシック、現代音楽
あらゆるジャンルにのめりこみ、挑戦する姿は
これからの邦楽界を牽引していく素晴らしい演奏家であることは間違いなく、
今後の活動が見逃せない若手演奏家のお一人であります。
はじめて鈴尊さんにお会いしたのは、
2年前?
コントラバス奏者の斎藤徹さんのコンサート。
共演なさった一恵先生とロビーでお話させていただいていたのですが、
鈴尊さん、演奏会のお手伝いで会場にいらしていて、
一恵先生からご紹介いただきました。
すごい若手の尺八奏者なのよ〜〜〜!!と。
今年はじめに開催された利根英法コンクールでは
大人の部で、箏の中島裕康さん(先日、こちらのリサイタルのことも記事にさせていただきましたが)
とのデュオで堂々の優勝!
その方のファーストリサイタルでした。
場所はなんと西早稲田のTokyo Concerts Labo!!
超超気になっていた、早稲田奉仕園内に新しくできた会場。
夫氏ととっても楽しみにしていました。
昼の部・夜の部と二回公演。
昼は本曲・古典中心。
夜は現代曲中心。
たった一人で10曲以上!!
そごいエネルギーです。
先日の中島さんのリサイタルもそうですが、
たったお一人で、マイク無し!!生音!!
まったくごまかしのきかない環境での真っ向勝負!
会場は超熱気!満席!
ドリンクサービスもあって、アットホームな雰囲気も素敵♡
現代音楽から、そして、クラシックも演奏!!
さすがに小さな頃からピアノを弾いてらしたこともあるのでしょうか・・・
クラシックにもどんどん尺八で挑戦していきたいという熱意もビシビシ!!
楽器は違えど、ジャンルは違えど音楽・・・・よいものは良い!
好きなモノは好き!!
クラッシクといえば、
近々、忠夫先生、一恵先生の演奏による
クラッシクやビートルズ、日本の唱歌・・・・・・のアルバムが発売されるようです!!!
古典曲や現代曲、現代音楽を探求し続けた演奏家も
こういったジャンルの曲への箏での挑戦を何十年も前から行っていた・・・
今でこそ、いろいろな演奏家が、ポピュラー曲、当たり前のように弾きますが、
それは、広く一般に邦楽器のことをわかりやすい曲で知ってもらいたいという
目的もないわけではないと思いますが、
自分自身が演奏していて楽しい、難しい、でもなんとか弾いてみたい、邦楽器の可能性がもっと広がる・・・
と思う気持ちもあるからでしょう・・・
私自身もそう。
ポピュラー曲、クラッシク、ジャズ、演歌、唱歌、
だい好きな曲は山ほどあって、
せっかくなら、箏で弾いてみたい・・・・
箏だったらそうなるだろう・・・・
と考えます。
でも、出来上がった楽譜を頼りにすることがほとんどで、
お仕事上、どうしても自分でアレンジしないといけないとか、
じゃないと、重い腰が動かない・・・・
よって、なかなか自分流の自分にしかできないアレンジとかにのめりこむことはできないでいます。
鈴尊さんはクラッシク、
きっと自分にしかできない表現すべく、
尺八で挑戦しつづけていくのでしょう・・・
そんな覚悟が見られました!
あえて、難しい曲を選ぶ・・・・そのあたり・・・・
さて、鈴尊さんも、第二回をすでに計画中!
来年5月のようです。
間近になったら、また、こちらのHPでもお知らせさせていただきたいと思います!
さて、演奏終了後は、ちゃっかり写真を一緒に撮っていただいちゃいました(*´∀`*)
衣装、後半は赤いシャツ!!
鈴尊さんといえば、赤いパンツのイメージなのですが、前半は全身黒でして、
あれ??今日は赤はないのかな?と思っていましたら、
後半は期待通りの赤!!
妙に嬉しかった〜〜(*^_^*)
さて、鈴尊さんや中島さんがメンバーであられる邦楽四重奏団という素晴らしいユニットがあるのですが、
そちらのCDをゲットいたしました。
これから、じっくり聞きます♡
さて、帰り道、ついついビールをのみに寄り道。
くぅ〜〜〜〜〜〜〜〜最高でございました。
そして、そして、明日はまたまた楽しみな楽しみなライブがあるのです。
連日、ちょっと贅沢しすぎています。
でも、こちらも、ずっと前から楽しみにしていたので・・・・
こんなこと、自分にとって初めてくらいなものです。
あ〜〜〜〜〜楽しみすぎます〜〜〜。