調弦。

木下綾香さんのライブは
歌も演奏も聴き応えたっぷりなのですが・・・・・

なんといっても、MCのすばらしさ!!これがまた、すごいんです。

お客様をぐっと惹きつけるトークの内容とテンション、盛り上げ方、
夏の本番で、度肝を抜かれましたが・・・・・・

今回も、ほ〜〜〜〜っんとに、楽しくて、お客様一度いらしたら
やめられないだろうな〜〜〜と。

美しさと、おもしろさと、そして歌唱力、音楽性・・・・・すべて兼ね揃えているって・・・・・

すごいお方です。

で、私よりずっとずっとお若い。(というか、私がいい歳というだけだったりしますが・・・・・笑)

オープニングは戦場のメリークリスマス。
箏は大事なパートを担いますので、かなりドキドキでしたが・・・・
他の演奏者の皆様の美しく、絶妙な支えのおかげで、かなり気持よく演奏できました。

途中、ほんといろいろな曲があり、
アンコールではマライア・キャリーの言わずとしれたあの名曲。

イントロ、箏の音でスタートです。
イメージわきますよね(*´∀`*)。

箏はなんだかイントロで重要な役割を果たすことが多いかも
・・・・ということにも気づきました。

イントロを担う曲については、特に調弦が命がけです。

14曲、ひとつとして同じ調弦は無いので、
毎回転調しますが、
薄暗くて印がみえないこともあるし、
チューナーが反応しないこともあるし、
ま〜〜〜曲間が戦いのようなかんじでもありますが、
前回の経験があるので、なんとか、
一面で14曲、調弦のミスなくいけたことがまずは大きな収穫だった気もいたします。

これくらい曲数が多くて、ずっとステージ上にいる場合は2面位、並べておくことが多いのですが、
ステージの大きさは限られていることもあり、1面対応。

鍛えられます。

とはいえ、綾香さんもバンマスのタック山田さんも、箏の調弦のことを理解してくださり、
曲順についても、いろいろ考慮してくださり、
また時間がかかりそうな部分ではMCを入れてくださったり・・・

大変感激いたしました。

それに答えるためにも、なるべく速やかに、正確に調弦替えをしたい!
と思って挑みました。

さて、今回は久々に、栗林秀明さん(箏曲家であり作曲家である、素晴らしい方!)が以前つくってくださった反響板付きの
立奏台を使用いたしました。

やはり反響板が無い物に比べて、しっかりしているし、音もいいし、
見た目にも足もとが見えないので、細々としたものを下に隠せる(*´∀`)というおまけのメリットもあり、
よかったな〜と思いました。

大好きな方につくっていただいたものを使用するということで、気持ちも上がりますしね!!

つづく・・・・・

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