2017年、部活動もスタートしました。
部活動、もうすぐ指導スタートしてから3年になります。
指導に伺うたびに、思うのは
何のために指導しているのだろうか・・・・
部員達にとって、部活で箏を弾いている意味ってなんなんだろう・・・目標ってなんなんだろう・・・
自分にとってこの部活で指導している目標ってなんだろうか・・・
それは教室での指導でももちろん常に考えていますが。
長く箏をやっていると、
目標はずいぶん先の方に・・・・・長期のスパンで立ててしまいますが、
考えて見れば部活動は短い人では2年半程度。
中高続けたとしても5年半。
短くはないけど長くはない・・・・・
きっとほとんどの部員は卒業後も続けようとは思っていないだろうし、
将来、箏でどうなりたい・・・・ということも思ってないはず。
中学、高校時代をより充実したものにするため。
楽しく友達と活動するため。
そのためにも、楽しく箏を弾いていくこと・・・・
がすべてなのかもしれない・・・
そう考えると、ほんとに、毎回、どのように指導すべきなのか、
どういうテンションで部員たちと接したらいいのかは、悩みます・・・・
というか、試行錯誤・・・・というか・・・・・一生懸命・・・・というか・・・・なんというか・・・
それはそうと、
ひとつだけ心がけていることとすれば・・・・
曲を仕上げるということももちろん大事ですが・・・
やっぱりなるべく一人ひとりの弾き方をちゃんと見て
将来続けるにしても、いつか再開するにしても、
スムーズに弾けるようになる基礎力をつけてあげたい・・・・ということです。
部員たちにとっては、ちょっと面倒かもしれないけど、あるいは、億劫かもしれないけど、
なるべく、癖のない弾き方をとにかく身につけてもらうこと。
無理のない力で、でもしっかりした音を出せるよう・・・・・
それ以外のことは、きっと独学でもできちゃいます。
譜面だって、最初、読み方さえちょっと学べば、誰でも読めちゃいます。
音楽性だって、私よりずっとずっとある子ばかりです。
今は音源だってたくさんあります。
そんなわけで、今、この部活動のこの期間をそれぞれが楽しむ、その楽しみ方は様々ですが、
基礎だけは・・・・・・・・・そこだけは、揺ぎ無くとりくんでいきたいと思っています。
ところで、私もますます教室の方は忙しくなってきていまして、
自分の演奏活動もいろいろと増やしていくことを考えると
部活指導へ行ける日数にも限界がやってきています。
近々、もうお一人、講師をお願いしたいと思っています。
うまく新体制が整うといいなあと思います(^^)。