楽器。

さて、いよいよ沢井演奏会、最後の合奏練習。

4曲の練習、
すべて、比河流先生がご指導、共演してくださいます。

教室の生徒さんたちも
比河流先生や一恵先生と一緒に演奏ということで、
今回、全3回の合同練習では、いろいろなことを感じ、学び、楽しみ、本番までの時間を
すごしてらっしゃると思います。

さて、楽器について・・・

教室の中では、時々、勉強会やおさらい会を開催していますが、
規模も小さいですし、
これまでは、楽器はほぼ教室のものを使用していただいています。

一般的な発表会や本番とはわりと異なる感じであります。

(中には、自分の楽器が慣れているので・・・・ということで、過去、おさらい会では
数名、持ってきてくださったこともあり、非常に助かりました)

特に大きな演奏会、または、少人数の演奏では
自分の楽器を使用する・・・ということが多くなります。

今回、ご自身の楽器を出して演奏なさる方が教室でも半分以上いらっしゃいます。
実は当教室にとって、これは初めてのこと。

直門の皆様はほぼご自分の楽器使用します。

さて、今回ご自身で楽器を出せる方は
日頃使っている自分の楽器の糸の様子を、じっくり見て、
本番で使用して心配ないかどうか・・・・
ということを確認することになりました。

実は、こういったことも、これまで、当教室ではあまり生徒さんたちと
吟味してはいなかった部分。

いざ、ステージに出すとなると、
気をつけなければいけないことがいろいろ
あることに気づくご様子。

そして、それは、すごく大事な経験、勉強であることも
気づいてくださっているごようす。

自分の楽器で本番を体験する・・・・
という一つの課題をクリアすることになるわけです。

ステージでの演奏というのは、
日頃の練習ももちろん大事ですが
楽器の調整、メンテナンス、運搬等ということに、
実はエネルギーの多くを使います。

私も本番近くなると、
お爪の状況、
楽器をどうするか・・・・

ということの方が、
演奏そのものよりも、考えていることもあります。

今回、楽器を出す生徒さんたちは、
ほとんどの方が糸を締め直すことになりました。

糸が毛羽立っているということもありますし、
または、かなり糸が緩んでいるということもあります。

3〜5年、糸しめをしたことが無いという方もいらっしゃいます。

教室の楽器だと、月に数面、糸が切れるし、
自分の楽器も月によく切れたり、毛羽立つので
年に何度も何度も糸締めしますが、
普通はなかなかそういうこともないので、
では、本番前、どのくらいのタイミングで糸締めをお願いするのが良いのか・・・

そういったことも、
今回生徒さんたちといろいろお話することができました。

楽器屋さんが混み合っている時期だと、
一週間位かかってしまうこともあるので、(預ける場合)
比較的お時間のある日を、事前に伺っておいてから、持ち込めば
数日で仕上がるということ等・・・・。

本番間近になって、一週間練習できないと、心配ですしね・・・。

多くの方は楽器を1面持っているので、予備はない状況。
となると、糸しめをお願いしているあいだは練習できない・・・・ということになるわけで、
楽器屋さんに持ち込むタイミングというのも、大事になってきます。

あとは、どのくらいの強さでしめていただくとか、
糸の太さ、
一の糸について、どのように調整するか・・・・

はたまた、外に運び出すときはどんなケースに入れたらいいのだろう・・・

楽器に名前はつけるのだろうか??

小物(柱・じ)には名前をつけるのだろうか・・・

さて、どうやって、会場まで運ぶのが良いか・・・・

けっこう、こういったことは考えるだけでも大変ですが・・・
やはり、これも慣れですね(^^)

締め立ての楽器の音色が以前と全然違って、きれいなことにも
きっとお気づきになると思います。

ちなみに、当日は、沢井のスタジオに、一旦楽器を集めて、
楽器屋さんが運ぶ・・・というケース、

または、個人で当日持ち込むというケース

いずれかになります。

個人で持ち込む場合は、
わりと電車で自分で持ち運ぶかたも多く、
きっと当日はそういう姿を多くめにすることになると思います。

当教室では一旦、
教室で皆様からお預かりしたものを当日、
会場まで運ぶ形をとることになりました。

ところで、うちの子達の楽器、まだ決めてない・・・^^;。
自分も17弦どうしよう・・・・

ということで、これから、調整にはいります・・・・(*´∀`)

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