今月末のとある公演に向けてのリハ。
9時〜17時まで8時間、(途中お昼タイムありましたが☆)
新曲11曲、17弦弾きつづけました〜。
久しぶりに、自宅に帰ると、親指の圧迫痛を感じましたが、
これこれ〜〜!!この痛みだわ〜〜と、なんだか嬉しくなりました。
翌日には治ってしまうのですが、
この痛みを感じると、
お〜〜〜、ちゃんと気合入れて弾けたぞ〜と達成感を味わえる。
(あんど、日頃、ちょっとナマッてるな〜〜という反省も含めて・・・・)
今回、ポップスのアレンジ楽譜でも大変お世話になっている、
大平光美さん率いる「和楽器アンサンブルJapan」
というチームに初参加させていただくことになりました。
新しいアレンジの楽譜を11曲分、いただていいまして、
(私は全曲17弦担当)
練習したり確認したりしながら・・・・
いよいよ皆での音合わせ・・・・
この時の、緊張感とワクワク感というのは、
なんど経験しても本当にたまりません。
そして・・・・
いつも、あ〜〜〜もっともっと鍛えないと・・・・と思うのですが、
反省しつつ、撃沈しつつ、
もっともっと良くなる要素が満載すぎることへの喜びというのでしょうか・・・
早く、帰って、またきっちり、しっかり、頭を整理して、
自分の音を録音して、バランス的に、客観的に聞いて、違和感ないか・・・・
等・・・・
間のとりかたはぎこちなくないか・・・・
17弦としての役割を果たせているか・・・・
ちゃんと歌えてるか・・・・・(声ではなくて・・・音色で・・・・ということですが)
そして、シンプルなことですが、ミスタッチを極力なくす・・・・・
練習をしなおすという作業・・・・
ほんとは、そんなことしなくても、センスで乗り越えちゃえるといいのですが、
そんなセンスは私にはありませんし、経験も鍛え方も甘っちょろいので、
繰り返すしかないわけです。
そういうことの連続・・・・
そいうのが、やっぱり、自分を鍛えてくれるし、
そして、もっと音楽について、考えさせてくれるし、
そして、やっぱり、もっと楽しくなる。
箏・・・・というよりも
音楽全体について・・・ほんと、目を覚まさせられるというか。
楽譜は全て大平光美さんのアレンジ。
ほぼ、公刊されていないものばかりですし、パートも多いので
この公演のために、アレンジしてくださっていたりと、
かなり膨体な作業をもこなしてくださっています。
そして、何がすごいかというと・・・
こういう場合、楽譜が届くのが、けっこうギリギリだったりすることがほとんどなのですが・・・
1ヶ月近く前に、きっちり、スコアもパート譜もご準備くださり、
すべての音源と一緒に送ってくださるという・・・・
こういう演奏以外での作業のいかに大変なことかを知っているので、
(知っているだけで、やった経験はごくわずかしかないです。)
かなり感動いたしました。
なんて丁寧・・・・
そして、一つの公演にかける熱意とか・・・
良いものにしたいという情熱とか・・・・
今回は箏・笙・胡弓・太鼓・尺八・17弦
という編成。
これまでご一緒したこともある人もいますが、
お初の方もいます。
リハではみなさんの演奏の様子を目の当たりにしたり、
(さすがさすが、みなさん、ほんと素晴らしいです!)
FBではつながっていたものの、
はじめて、ゆっくりお話できたりと、
さらに交流も深まり、
ほんとうにありがたく、充実したリハでした。
夏というのは、毎年、自分にとって、大きな課題がやってくる・・・
ほんとに毎年そういうかんじなのですが、
今年の夏も・・・・・
夏バテしてる暇はないようです(*´∀`*)。