習い始めて、数年たってきた子供たちが増えてきました。
小学校低学年位からはじめて、今、4年生、5年生くらいの。
数年続けてこれたことと、レッスンが本格的になってきたことを実感している今日この頃。
正直なところ、最初の1,2年というのは、とにかく、その子の様子をみて、
くれぐれも無理はさせない・・・・
楽器を嫌いにならないようにしてもらう・・・・
練習してとはなるべく言わない・・・・
楽器もすぐ買ってくださいとは言わない・・・
というように、大人の方にくらべると、さらにゆるくレッスンをしています。
もちろん、子供によっては、おうちで、コンスタントに練習する子もいまして、
その場合は、かなり小さいうちから、ちょっと本格的なレッスンにはなりますが、
それは、わりと珍しこと。
ほとんどの場合は、2,3年たつと、ちょっとペースができて・・・・
というかんじです。
ですので、ほんとに最初の数年というは、根競べ・・・・のようなこともあり、
自分も、もっと強く言ったほうが、ほんとはその子のためになるんだろうな・・・・と思うこともあったり、
日々葛藤であります。
大人の方に指導するよりも、ずっと難しいなということも実感しています。
ですが、この頃、体も大きくなってきて、指も強くなってきて・・・・ということもあいまってか、
この数年、それぞれのペースで地道に続けてきたことが(根をはっている時期というか)
眼が出始めているかも・・・・そんなかんじがしています。
このところ、数名の子供たちのレッスンで、
あ〜〜〜すごくレッスンしやすくなったな〜〜〜と思っています。
こちらの言うこともしっかり聞けるようになって、
音もしっかり出るようになってきて、
おうちでも、練習してきているかんじも伝わってくるようにもなって・・・・(一日5分でも週に一回30分でも全然いいと思います!!)
箏は大人になってからでも、他の楽器に比べれば弾きやすいと思うし、
努力次第でどんどん上達します。
なので、何歳になって始めるのも可能だし、素晴らしいことだと思います。
一方で子供のうちから習う・・・・・ということのメリットも確実にあるわけで、
教室にせっかく小さいうちから習いにきている子供たちが、習っていてよかった〜〜って
思ってもらえるように、試行錯誤、楽しみながら指導させていただきたいと改めて思っています!!