初・島根!!!

この度、島根の勝部光子先生のお誘いで
雲南市で開催される「和楽器コンサート・地域とともに」にゲスト出演させていただくことになりました。

勝部先生は沢井箏曲院の大先輩であられまして、大先生であられます。

そのような方の地元の演奏会にゲストで・・・だなんて・・・
恐れ多すぎて、ほんとにほんとに身分不相応なのですが、
ありがたく、演奏させていただくことになりました。

勝部先生のお弟子様たちや、島根の尺八の大先生お二人との合奏。
そして、ソロの曲。全5曲。

いずれもなんと、今回初挑戦の曲ばかりだったのです。
ソロの曲については、一恵先生に選曲を相談しました。

とある曲を私は提案したのですが、
一恵先生曰く、その曲は、島根でも演奏している方はいらっしゃるし、
せっかくなら、これらがいい・・・・と2曲候補を上げてくださいました。

そして、決まったのは「箏に寄せる変奏曲」。

これは、仙台の師匠、梅岡友紀子先生が、忠夫先生につくっていただいたという曲!!

ずいぶん前に、梅岡先生から、いつか弾いてね!
と楽譜をプレゼントしていただいていたのですが、
ずっと弾かないでおりました。

梅岡先生が東京での沢井の演奏会で、
この曲を初めて演奏なさったときに、
あまりに美しい旋律、そして、先生の美しい音色に惹きこまれ、
なんて、素敵な曲なんだろう・・・・・
いつか弾いてみたい・・・・・と思いつつ
なかなか機会がありませんでした。

そして、昨年あたり、やっぱり弾いてみたいなと、ふと思いまして、
なんとな〜〜く譜読みをして、
一恵先生のレッスンを一度だけ受けたのですが・・・・
表現難しく、予想よりも手もむずかしく・・・・
これは、何か本番で弾くという機会をつくって、本気で取り組まないと、絶対、手に負えない曲だ〜〜〜〜

と思い・・・再び封印・・・・
そして、今回いよいよ・・・・意を決したわけでございました。

とはいっても、いろいろな本番が続き、なかなかこの曲だけに専念するということもできないまま、
時間だけはたってしまう・・・・
三絃の曲も、初めてだし・・・・
そして、なんといっても、今回はゲストとしての演奏・・・

だんだんプレッシャーが強くなってきまして・・・
ほんとに最後の一週間は、魂がどこかに行ってしまうくらい、追い込まれていました。

でもそれと同時に、この数週間は、この曲にとことんのめりこんでいたので、
あ〜〜曲をつくりあげていくということの喜びも実感することができ、
今後、きっと曲との向き合い方がかわってくるだろうな・・・・ということを実感できました。

さて、暗譜にするかどうか迷っていたとき、
長男に相談してみました。

「楽譜おいてたら・・・・演奏に集中できないでしょ・・・・」

とあっさり言われました・・・・・。

「たしかに・・・・それはどうだけど・・・・でもなあ・・・・・」

でも・・・・その長男の言葉で、踏ん切りがつきまして・・・
出発の前日に、よし!暗譜でいくぞ・・・・と決めました。

ほんとは、そんなこと悩まなくていいくらい、自信もてるくらい準備できていればよかったのだけど・・・・
すごく反省しています。

それはさておき島根へ出発。
三絃は、ちゃんと梱包材で丁寧にくるんでくださり、
預けることができまして一安心。

出雲空港でしっかり腹ごしらえをして、(写真の天ぷら&おうどん)
会場へ!
そこで、初めて皆様との合奏リハがありました。

やっぱり合奏は楽しい〜〜!!
ゲストということで、どの曲も、前の真ん中に席を作っていただいてしまって・・・
もう、ほんとに穴があったらい入りたいくらいの気持ちでありました(*´∀`)。

短い曲は、とっても初々しいお弟子さんたちも一緒!
水野利彦さんの「こと絵巻」シリーズから2曲。

箏、17弦、三絃での合奏は、とっても素敵なバランスで、
まだ経験の短い人から、17弦、三絃もできる人・・・・
といろいろな段階の人達が一緒に楽しめる合奏曲。

すごくいいなあと思いました。
よし!教室でやってみよう〜!!

そして、比河流先生作曲の「紫月」。

今曲は沢井35周年演奏会の時にできた(確か)曲で、
うちの教室の生徒さんがお一人、その時、三絃で参加させていただいたので、
レッスンでは私も一緒に弾いて、みてあげたりもしていたのですが、
自分が合奏に入って、本番で演奏するのは初めてでした。

あらためて、この曲のかっこよさ、美しさに惚れ込んでしまいました♡
練習はもっぱら、35周年記念演奏会のDVDを流しながら・・・それに合わせて。
非常に助かりました!!
そのつど、曲の美しさに感動しておりました。

よし!!これも教室で絶対演奏するぞ!!

そして・・・夢絃’98という曲。
2章からなるこの曲。
2章目はジャズのテイストが盛りだくさん!!
1998年に学生三曲(どこかの地域の)のために作られた曲だそうです。
ほえ〜〜こんな曲があったのね〜〜とこれまた、すごく良い勉強になりました。

これも、いつか教室でやるぞ!!

もう、教室でやりたい曲が増えすぎて困ってしまいます(*´∀`)。

さて、リハが終わったあと、楽屋は遅くまで使用できるということで、
みなさんが帰られたあと、しばらく、ひとりで練習させていただきました。

三絃は、ホテルに持ち込みまして、ホテルで練習。

出雲の夜を楽しむ余裕はとてもありませんでした(*´∀`)。

でも、ホテルのベッドの上で三絃の練習をするという経験も、
なかなか、悪くないな。

おみやげにいただいた、ご当地の美味しいお寿司もホテルでいただきました!

そして・・・・今晩だけは・・・アルコールは控えましたよ・・・・(*´∀`)。

明日は元気に迎えましょう!!

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