お正月演奏最後!

  • お正月最後の施設演奏が終わりました(^^)。

    施設によってお客様の雰囲気も反応も異なるので、
    大変勉強にもなっております。

    この施設は昨年春から時々頼まれていて3回目の演奏。

    顔なじみの方も増えてきまして、楽しみに待っていてくださる感じも嬉しい。
    その分、皆様、耳も肥えてきまして、
    都度、曲選びも、音作りも気合入れないと〜〜と毎度ドキドキです。

    また、最近演奏させていただいている施設の多くは、
    他の日には洋楽器のプロの方のコンサートが頻繁に開催されているので、
    演奏内容も少しでも充実できるようにと考えると、
    自分たちを鍛えるという点でもありがたい機会。

    行かせていただいている施設のほとんどは
    ボランティアでの演奏ではなくて、
    お仕事として依頼を受けての演奏でありますので、
    コーディネーターの方のご希望に沿った内容であることも必要です。

    箏の音を聞いていただき、わ〜〜〜日本的でいいわ〜〜と思っていただけるのは、たぶん、最初の1,2回。
    今後、何度も演奏させていただくとしたら、自分たちは何ができるのか・・・身が引締しまります。

    施設の皆様というのは、
    実に反応が自然。素であります。

    体が不自由な方もいらっしゃれば、
    しゃべることができない方も多い、
    反応がまったくできない方もいますし、
    こちらの話していることを理解出来ない方もいらっしゃいますし、
    演奏中、ほぼ寝続けているかたもいらっしゃいます。
    気に食わなければ、飽きてしまえば、席をたつ方もいるでしょう。

    でもだからこそ、
    ちょっとしたときに見える、笑顔とか、
    一生懸命リズムを体でとってらっしゃる様子とか、
    一緒に歌ってくださる時に声の様子とか、
    反応はなくても目がじ〜〜〜っとこちらを見ているとか、

    少しの変化をこちらも敏感に感じることができます。

    あ〜〜〜この曲はすごく伝わってるなあ〜〜〜〜
    やっぱり、迫力ある演奏は響きやすいのかな〜〜〜〜
    あ〜〜〜今、みなさん集中してくださってるな〜〜〜〜

    私たちの心に響いてきます。

    演奏中もMCのあいだも、
    まさに、皆さんと交流をしながらすすめているというかんじであります。

    演奏中は、いつものライブやコンサートの時とは違うことを思いめぐらしているなあと・・・・
    やはり、自分はなんのために音楽をやっているのだろう・・・・・と一番に思います。

    ここでみなさんに訴える演奏ができなかったら、
    いくら、他で、すごいと言われても、上手と言われたとしても、なんの意味があるんだろう・・・・
    (あ・・・・・べつに言われたりはしてるわけではありませんが、笑・・・・・・言われてみたい気もしますが、笑)

    どんな音をだすと、心地良く感じてもらえるだろう・・・・・

    訴えるものというのは、曲なんだろうか、いや、音なんだろうか・・・・・

    長い人生を歩んでらした皆様を前に、敬意を持って演奏させていただく・・・・
    シンプルには、とにかく、そこであります。

    さて、今回は、六段、春の海、螺鈿、レットイットゴー、唱歌数曲、歌謡曲数曲を選曲。

    中でも、一緒に歌うコーナー用に用意した舟木一夫の「高校三年生」はかなり盛り上がりまして、
    嬉しそうに3番歌詞までしっかり歌ってくださいました(^^)。

    曲をしばらく悩みまして、
    直前にメロ譜をダウンロードし、伴奏をつけたのですが、
    ついつい伴奏を派手につけてしまい、
    自分で自分の首をしめていることに練習しながら気づくけど時すでに遅し・・・必死で演奏しました、笑。

    ところで、この日、次男はサッカーの練習のあと駆けつけたので、
    サッカーウェアのままの演奏^^;。

    そんな雰囲気も楽しんでくださった皆様でありがたかったです♡

    演奏終わって帰宅すると、ちょうど娘たちが水戸から帰ってきたところでして・・・
    途端に家の中はカオス!笑。
    昨日までの静けさはいったい・・・・。
    そして、夫氏の尺八はしばらく冬眠に入ります。

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