曲のつづき。

ちょこっと・・・・と言っておいて・・・長くなってるぞ・・・・笑。

ここからはあっさりと・・・・^^;

3 「空中都市」

木場さんのオリジナル作品。
これは、胡弓演奏家3人のユニット「弓連者」の為に木場さんが作った曲。
(もちろん、木場さんもそのメンバーのお一人)

昨年11月に神楽坂で行われた「神楽坂・お江戸まちめぐり」(あれ・・・・タイトル違ったかな・・・・笑)の時に、
「弓連者」の皆様も出演されていてい、その時に初演。

今回、それを
胡弓、20弦、17弦バージョンにアレンジしてくださいました。

聞いてみると・・・・「空中都市」という、イメージが浮かんでくる・・・・
木場さんによると、未来の都市・・・・
いろいろな環境問題などの影響で空気も、今以上に汚染されて・・・
そう聞いただけでいろんな情景がうかんできますが・・・

曲を通じて、20弦がひたすら八分音符を鳴らし続けるのですが、
曲のイメージとしては、
透明感のあるきれいな音を目指すのではなくて、
雑音をあえて混ぜ込み、リズムも均等な八分音符を刻むというよりは、
ちょっとムラがあるかんじがいい・・・・という木場さんリクエスト。

普段、なるべく音色は美しく奏でることに細心の注意を払うわけですが、
あえて・・・雑音を〜〜〜・・・・笑。

すごく新鮮!

でも、たんなる雑音ではやっぱり、汚いだけ・・・・。
基盤となるのは美しい音色であって、
そこに、なにか混じってくる・・・・みたいなのがいいのでしょう。

空気だって、そもそもは綺麗なわけで、そ
こに、いろんな物質が混じってくるわけで・・・。

そう考えるとひじょ〜〜に音色作りは大変だったと思われる、けいちゃん。
見事つくりあげていたな〜〜と思いました!!
けいちゃんは、ほんとにイメージ作りが的を得ていて、
さすがに、数々の合奏経験お有りの演奏家!

曲を通じてずっと八分を刻む・・・・・といのは、手もかなり疲れるようです。

私たちも、
けいちゃんの腕に、乳酸たまらないように、
この曲は長時間のリハにならないように勤めました。

ところで、私は17弦でしたが、
なんとなくおどろおどろしい雰囲気をもっと作り出せればよかったな・・・・。

むずかしい〜〜〜涙。

次回演奏するときは、もっと表現を高めたい!!

4 「夢」

久本玄智作曲!!尺八と箏の二重奏。
前回はけいちゃんと、木場さんで「夜の歌」という二重奏を演奏してくれました。

今回の曲も、そのイメージも重なりつつ、
非常にゆったりと、そして美しい、なんともきれいな響がひろがる、曲。

「夢」は、教室のレパートリーにも実は入っていて
楽譜もあるのですが、レッスンで、ほとんどやったことがありません。

でも、やっぱり、ちょくちょくやってみたいな・・・と思いました!!

これは、ゆったりしていて、リズム等や手もあまりこまかくない分、
とにかく表現力勝負の曲。
そして・・・どこまで美しい音色を出せるか。

こういうことを鍛える時間というのは、なかなか無いので、
自分にとっても、生徒さんんとっても、非常に良い勉強になるだろう・・・と思います。

山田流の箏の音色というのは、生田流に比べて(もちろん個人差ありますが)
非常にふくよかなイメージがあります。

それを生田の爪でだせるように・・・・

これができたら、すご〜〜〜いいい〜〜!!

ということで・・・・生徒さんも・・・・私も・・・・・・一緒にがんばりましょ〜〜〜。

(ということで、また巻き込んでみました、笑)

木場さんも、とっても心地好さそうに演奏なさっていて、まさに胡弓用の曲といっても過言ではなかんじでありました。

なにより、けいちゃんが、
と〜〜〜っても嬉しそうだった〜〜〜!!

つづく・・・。

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