ミニ勉強会では主に現代曲だったのですが、
三弦の曲だけは古典中心に!
数曲だけではありましたが、
今回は、箏と一緒に・・・・・ではなく、
三弦のみで!というが私の中での勝手な課題でした?
なんと三弦初心者の方が5名も出てくださり!!
宮城道雄小曲集の「福寿草」と「吉野山」を演奏?
まだレッスン、2、3回の方もいらっしゃる中、
丁寧にそれぞれの方、音をだして
声もだして、初々しくも、今後にむけて、期待大!!の
演奏でした!
(写真がないけど・・・・(^_^;)
そして、「笛の音」。
こちらも宮城道雄小曲集から。
最後の方の曲なので、これが終わると、
もう本格的に古典曲に入れるかんじです〜〜!!
こちらは、段合わせができる曲なので、
手事部分は合奏形式になりました。
三弦の合奏というのは、
なかなか大変なものです。
ただでさえ、正しい音程をだすのは大変なのですが、
自分も、そして合奏の相手も三弦となると、
場合によってはもう、
音程ぐちゃぐちゃ・・・・
になってしまうことだってあります。
箏や尺八との合奏であれば、
相手はだいたい正しい音をだしますので、
三弦の方が調弦を直したり、
つぼを調整して、相手に合わせれば済むのですが、(済むといっても、それもむずかしいことですが)
お互い(しかも、長年の経験がない場合はなおさら)が三弦となると、
いったい、どちらのつぼが不安定なのか・・・
はたまた、どちらの調弦が狂ってきているのか・・・
即座に判断して、
即座に直す・・・
というのは、かなりの技でございます。
直そうと思っても、三弦がいうこと聞いてくれなくて、笑
ネジがまわらなかったり〜〜。
そいういう意味で、
ちょっとドキドキの曲ではあったのですが、
本番、わりと音程が整っていて、
調弦もあまり狂うわず
最後までたどり着けて、
内心、かなり感動しておりました!
そして最後に、「鶴の声」という曲を4人で。
こちらは、完全なユニゾン。
(ユニゾンという表現、古典曲だとちょっと違和感ありますが、笑)
「鶴の声」は、三弦譜面ですと(宮城道雄編著の)
「黒髪」の楽譜の中に一緒に入っています。
ですが、お稽古ではやらないことも多く、
私もあまり数弾いていません。
ましてや、本番で演奏しているのも、
ほとんど聞いたことないくらいです。
どうしても「黒髪」率が高いですからね。
ですが、ちょうどこちらの曲に取り組んでらっしゃる、
または終わった方が多かったので、
これは、チャンス!!と。
今回4人での合奏が成立しまして、
これもほんとに嬉しかった〜〜。
そして、すごく楽しみでした。
4人の演奏がはじまったとたん、教室の空気に、良い意味での緊張感が漂い、
歌も堂々たるもので、
演奏の息もあっていて、
なにより、曲をすすめる間のとりかた、自然さがここちよく、
古典曲のおもしろさ、魅力というのが、他のみなさまに伝わっているような
そんな印象を受けました。
私自身、あらためて、みなさんとのレッスンを経て、
この本番を聞いて、
あ〜〜〜「鶴の声」いい曲だなあ〜〜〜〜って?
他がほぼ全て現代曲だったこともあり、
ちがう雰囲気、かつ三弦の音色・・・・というのも
新鮮であったように思います。
箏との合奏ではなくて、
三弦オンリーでの演奏なので、
純粋にその音色を味わうことができて、
とても良いプログラムだった!
とたまには自画自賛、笑。
こういう機会も増やしていきたいな〜〜〜。
さて、演奏以外としても、
初心者の方の曲では
楽器の準備も調弦ももちろん、基本、私や経験者の方がお手伝い。
手取り足取り・・・に近いわけですが、
曲が難しくなるにつれて、
調弦はもちろん、ご自分の楽器を他の方に貸してくださったり、
糸が切れそうなものは、
ぱぱっとつけかえてくださったりと・・・・
三弦歴が長くなってきた方達の頼り甲斐・・・・というのも
強く感じたのでした。
また、最近、私自身の三弦のお稽古や自主練習に
力を入れていることもあって、
そのおもしろさ、深さ、難しさをひしひしと、ますます実感していまして、
そういう部分を分かち合える生徒さんが多くいらっしゃるというのも、
とても嬉しい!
う〜〜〜む、私も三弦がんばるぞい〜〜〜!!