Nardis ライブ その7 バンドへむけて。

わ〜〜〜なんだろう。
今回のライブ・・・・記事がすごく多い?

このトリオで5回目を迎えて、
今回のライブは、なにかターニングポイントのような位置付けになったような気がする。

昨年、初めてのライブの時は、いったいどうなるんだろう・・・。
それから、なんとなくイメージが持てるようになり、
どういった選曲がいいのか、
どういった展開で演奏するのがいいのか、一つの形が見えてきた。

さらに、回数を重ねていくうちに、
どんどん良い意味での欲がでてきて、
さらなる未知のものが生まれるかもしれない・・・と・・3人みなが感じている。

一方で、私個人のことでは、
jazz的アプローチはどうしたって経験未熟、
お二人からしたら超初心者。
そこを、なんとかして、少しでも知識や基礎を身につけ、
少しは話が通じるように、少しはお二人が私と演奏して手応えを感じてもらえるように・・・・と
勉強をしながらこの数年をすごしています。

とてもとてもまだまだ箏でjazzやってます!やれます!
なんてこと言えません。

へ〜〜〜箏でもJazzできるんだ〜〜〜。
和の音が入るとおもしろいね〜〜。

そういう特別の感じじゃなくて・・・・
自然に溶け込むように、
ないとさみしい、

くらいに思ってもらえるように。

さて、定村さんは、いつもおもしろいことを書いてくださいます。

「2019.5.21.柏 Nardis
美しい旋律や、cool なフレーズ、難しいパッセージをいかにうまく弾けたか、ではなく。このユニットは明らかに別な「道」を探り始めている、と感じる。もちろんそれらを否定するわけではないし、しないと言っているのでもない。けれど、そこから導き出される音楽的な体験だけを求めているわけではない、これは僕の直感。バイオリン石井智大が3曲で飛び入りしてくれました!バイオリンがもう1台加わる事で三人に新たに生まれる相乗効果も聞き物でした。次の機会は。。あっ次がまだ決まってないんじゃないかあ!絶対期待して良いですよー

 

野暮な追記ですが。。
特に即興演奏の際に気付くことで、演奏の結果、音楽体験をしたのとは違う別な感覚を生んでいる事があり、それが僕が音楽をする根源的なモチベーションにどこかでつながっている気がしています。傲慢な言い方ですが音楽を演奏していても、伝わるものが必ずしも音楽美である必要はないという。美術的な、科学的な、お笑い的な、シンプル極まりない哲学的な、なんでも良いのですが、演奏を通してそれらを歩んでいるのをあえて「別な道」と呼んだのです。この三人でやっている事が、既に音感だけではなく、五感の全てを使って初めて対峙できている事を幸せに感じます。pooさんと交わした会話がたくさん想起されるのですが、僕の周りにいる人達、ミュージシャンであるなしに関わらず、多くの人が大なり小なり同じように感じている気がしますー」

そして・・・・このトリオはバンドとして動きだします。

私にとって、箏衛門、螺鈿隊以来!

 

こんなに尊敬できる音楽家と、そして、こんなに気持ちが通じるお二人と。

螺鈿隊が最後であろう・・・
と思っていた私にとってバンド(ユニット)。

嬉しいと同時に身が引きしまる思いです。

秋〜冬にかけてのステージが決まりつつあります。

みなさま、どうぞ応援の程、よろしくお願いいたします?

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