晦日のライブ?

12月30日。晦日。
瀬口寛美さんと高橋佑成さんのライブ。
「戦後流行歌の夜」。池袋フラットファイブ。晦日恒例、今年で4年目とのこと。

昨年に続き、今年も感動をいただきました!

張りがあり、優しさがあり、す〜っと入ってくる寛美さんの歌声。力強いけど圧迫感がなく、いつまでも聞いていたい。

この時代の歌は特別な力を持っていますね。
半分位はなぜか、どこかで聞いた、知っている、懐かしい。残りも、初めてなのに一回聞くだけですごく残る。

佑成さんがこういった曲を弾いているのは、昨年はすごく不思議というか、お〜〜〜‼️という感じでしたが、昨夜はそれがごくごく自然のことのよう。
間奏部分のピアノソロ、どの曲も前のめりになる。

まだ25歳という若さで今年春から日野皓正カルテットのピアノとして
大抜擢されて、泣く子も黙る程、忙しくなってきた彼。
これまで、5、6回演奏を聞いていますが、どんどんグレードアップしていて、
もう、素晴らしいの一言!!
石井彰さんのジャズピアノの生徒さんだった彼。
彰さんが日野皓正バンドをやめたこの春、そのポジションを受け継いだのです。


何かの曲で、石井彰さんぽい部分がちらりと見えて、
そんな話をしたら、
すごく嬉しそうに「もう何回も何回も聞いてますんで〜!」✨と。

とある曲のエンディングにビルエバンス の名曲が出てきたり、
ナンシー梅木さんの曲では有名なクラシック曲(ノクターン)に歌詞がついていて、
それがこの世のものとは思えない美しさだったり?

お店の雰囲気、年末という時期的なこともあわさり、
タイムトリップしたような、夢の中にいるような、しみじみとした夜。

今年の聞き納めでした。

今年も数は少ないけど、(月に2、3回でしょうか)
生で良い音楽、素敵な演奏に出会いました。


一応音楽に携わる身としては
「素晴らしいな〜かっこいいな〜」と素直に感じる一方、
どうしたら自分もこんなに自由にできるんだろう、
長くやっていても、まだまだ何もわかってないな〜とか、
反省だったり欲だったり、いろんな感情が湧く。
時にそれは辛い。

でも、それが次への糧となり、エネルギーとなる。

来年もいろんな音楽に触れたい。


ところで、ここのお料理は絶品です。ほんとに絶品!
こんなに具沢山で美味しいアヒージョはじめて!!

今年一年の自分へのご褒美のような時間だったな〜?

来年も時間が許せば行きたいと思っています。

まだ随分先の話ですが、
もし、ご興味あるかたは、来年の「晦日」ご一緒しましょう〜〜〜✨



ほんとに素敵ですから〜〜〜!!

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