ロンドン⇔日本

ロンドンで音学を勉強している
方が、箏について、演奏方法や、調弦、記譜法等を
少し教えて欲しい・・・・

ということで、いらっしゃいました。

聞くと東京芸大の作曲科ご出身とのこと。
その後、ロンドンへご留学ということで、
かれこれ、あちらでの生活も、7,8年になるそうです。

芸大時代に教職課程の中で箏を少し学んだということもあり、
基本的な弾き方は覚えてらっしゃるご様子。
さすがです。

今の大学での研究発表の場で、
日本の箏をとりいれた内容をご検討中とのこと。

いろいろと質問事項をご準備なさっていたのですが、
打てば響く・・・といいますか、
こちらが答えることを即座に理解し、
既に持っている知識とすぐに適合させて、即座に消化するといいますが、
お話ししていて、私も沢山の刺激を受け、学ぶことが多く、
大変きもちのよい時間をすごしました。

もしかしたら、近い将来、箏の曲を作曲なさることもあるかもしれない・・・

せっかくのご縁、
またご一緒できることを楽しみにして
一時間半のお稽古を終了しました。

芸大ご出身の作曲家の方達と、ご一緒する機会に恵まれ、
これまで螺鈿隊としても曲を数名の方たちに曲を作っていただいています。

洋楽器(主にピアノ)をご専門となさる方達の
つくる箏の曲。
それぞれの作曲家、まったく違う感じの曲ができあがるので、
とても新鮮です。

調弦も、手の運びも、箏演奏家が作る曲に比べ、
やりにくい場合も多々ありますが、
それも大事な魅力ではないでしょうか。

そういう「弾きやすさ」「扱いやすさ」ということよりも
作曲家のつくりたい「音」「音楽」を優先させていただきたいと思いますし、
それを実現できるように箏弾きとしては
挑戦したいと思うわけです。

そこから生まれる世界観は
新たな箏の魅力や可能性をうみ出してくれます。

まだ夢のような話ですが
これから、個人としても、曲を書いていただいたりという
機会ができたら・・・と
妄想しています(*^_^*)

ロンドンのお土産、紅茶をいただきました!!

いろんな種類ヽ(^o^)丿

どれにしようかな〜〜〜♡

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