Jazz への挑戦

夏にThree Wisdoms のライブを終え、私が書いたインスタグラムの記事に寄せていただいたありがたい感想。
ピアノとボーカルをなさるジャズミュージシャン。
すごく感激して、感激しすぎて、逆にすぐにお返事ができなかった。
自分の中で、いただいた言葉をじっくり噛み締めていたかった。

自信が必要以上になくなった時、(もともと自信は無いですが(;´∀`))、
もう無理だ〜〜と思った時、読んでは何度も元気を頂いてます。


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箏を追求し続けている真由子さんだからこそ、ジャズも面白くできるんだろうなと思います。本文中にあった「風」かどうかって、一体誰が何を根拠に決めるんでしょうね?私は、真由子さんのジャズへのお気持ちや、取り組み姿勢、実際の演奏から、「ジャズ風」ではなく、「ジャズ」だと感じていました。同時に、知識ほぼゼロの箏曲の世界に興味が湧く場面もあり(特に「海へ」を聴いた時)、これは他の楽器ではああは表現できないですし、やはり箏ジャズの強みでもあると思いました。私がジャズを齧っていたとき、難しい理論は分からずとも、よく「感じたままに心で歌う」よう言われました(これが難しく、私はなかなか思うようにいきませんでしたが笑)。たしかに、ジャズを聴いていて感動する場面って、メンバー同士の会話が聴こえてくるような演奏、その人の語りが聴こえてきそうな演奏だったりするように思います。思い思いのフレーズで語り合える自由度の高いジャズならではの醍醐味ですよね^ ^真由子さんたちのトリオ、私はまた聴きに行きたいなぁと思いました。箏のプロとして、箏の世界でもジャズの世界でも、真由子さんが真由子さんの音と表現力を強みに、熱い想いを携えますますご活躍なさることを、1ファンとして陰ながら応援しております!


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写真は2017年秋。初めてのJazz Live。
大塚GRECOwith 石井彰、金澤英明、石若駿

Jazzにとりくみはじめて・・・・
といいますか、Jazz ミュージシャンの方たちとご一緒するようになって
自分の音楽への向き合い方が大きく変わったことは
折に触れて書いてきました。

一番違ったことはなにか。

それは、

何もかも自分で生み出す。

ということ。

そこには、音楽の経験、能力、センスから少し離れたところで、
自分自身の想像力、創造力と向き合う時間が流れています。

正直なところ
テクニックについては
今までの積み重ねを活かすということなので
その都度、できることは大体決まっていて
バラードであろうと、速弾きであろうと、その時の自分の経験、能力をだすというだけ。


でも、それをどうやって出すか。
どう表現したいのか。
どんな組み合わせで出していくのか。
どんなリズムを刻みたいのか。
どんな音を混ぜたいのか。

つまらない音を10個ならべるより、
キラリと光る音程一個、音質一個を出したい。

聴いたことのあるフレーズを繰り返すのではなくて、
え??なんか不思議!新しい!
というフレーズがどこからか降りてこないかな。


そんな葛藤、取り組みが今は続いています。

もう少し前は
コードからはずれないように、
ということで精一杯でした。
今もコードの勉強はまだまだ入り口。
でも、たとえコードをマスターしたとしても
自分で生み出す感覚を養わなければ
やくに立たない。

更にそれが箏で弾くに値するものにしていかなければつまらない。

終わりもなければ
完成形もないものを
手探りで見つけようとしています。

だんだん途方にくれてきますが、
そんな時、
この5,6年でこれまでなんとか経験してきた
25回のJazzステージを思い出します。

都度、寝る間も惜しんで取り組んできたこと、
見栄もなにも捨てて人前にでてきたこと。

あっさりあきらめるわけにはいかない。

大げさに聞こえるかもしれないけれど本当にそう。

年齢もだいぶ重ねてきました。
このジャンルでなんとか一回り大きくなるには
とりあえずはあと5年が勝負だと思っています。

この5年で何ができるか。
これまでの5年で出来なかったこと。
挑戦するしかないです。

あくまでこれはJazzシーンでのこと。
箏曲シーンではまた別の挑戦をしていかなければいけません。

いよいよ自分との戦いのステージがスタートするような気がしています。
応援してくださる方を一人でも増やしたい・・・・
という気持ちもあります。


今の所・・・・・5人位かな、笑。
十分かもしれないですね😊