猫と箏

箏の側が落ち着くのかな😻


未だに「調弦とれないから誰かとって〜!」と、
誰かがとってくれないと練習を嫌がる三女。

本当は取れないわけではないけど、
慣れてないので、耳でとるのも、
チューナーでとるのも時間かかつて面倒くさいだけ。

ので、調弦ノートを用意して、
めちゃくちゃわかりやすく書いてあげました。



かくして昨日は割と楽しんで調弦とってました。で

も続く保証はありません。


調弦というのは、本当に箏や三味線にとって大事な要素。

チューナーを使ってとるということが
悪いわけでも間違いなわけでもありません。

私ももちろん曲によってはチューナーを使います。
(平調子系はなるべく耳でとるように心がけています。
それは、そのほうが速いとか、耳でもとれるから・・・ということではなく
そうしないとどんどん耳の緊張感がなくなってしまうから)

チューナーがどんな役割を果たしているのか。
その役割の土の部分に補助してもらうのが良いのか。

これはメトロノームも同様。

メトロノームを使って練習することは曲によっては必須だと思っています。

でも、メトロノーム、本当に有効に使えているか?
カチカチと言う音に、自分の音をパズルのように当てはめたり
あわせることを目的にしていないでしょうか。

大事なのは、メトロノームを外した時に、
一定のテンポを自分の力で刻めるようになること。

そして、

例えば1拍の中に、いくつか音が入る場合、
均等に並べることができているか。

メトロノームの一小節分のストロークに帳尻だけ合わせようとすると
かえって1拍の中の音の粒はよれます。

補助となる機会は使い方、目的、をしっかり見定めないと
機械に操られてしまいます。


そういったこともレッスンではこれから
もっと生徒さんたちと深めながらすすめていきたいと思っています😊