12月?螺鈿隊20周年コンサートを迎えます。

2018年も残り1ヶ月となりました。

今年もあっという間に師走になりました。

良い一年だったと思います。

いや、もう少しありますので、良い一年だったと言えるようにラストスパートです。

今年は、長年のお付き合いの方と久々にご一緒させていただくことがあったり、
新たにここ数年でご縁ができた方達と、腰を据えて、じっくりとりくむことができたり・・・

ふと突然入る演奏のお仕事やライブ・・・というのではなくて、
しっかりと気持ちを整えて、準備をして、挑む・・・・
というものに恵まれていたように思いました。

それは、昨年、または一昨年にできたご縁から、第二弾、第三弾・・・・
と今年に繋がっていったからであります。

大平光美さんとの学校公演もそう・・・
石井彰さんたちとのライブもそう・・・・
お花や尺八とのパフォーマンスもそう・・・・

そして・・・いよいよ、今月20日には螺鈿隊20周年コンサートがあります。

自分にとっては、一番長い年月となるユニットであります。

20年続く・・・なんて、結成当時(結成といっても、一緒に練習しはじめたのがきっかけで、
数年後、じゃ、チーム名作ろうか・・・・となっただけ、笑)
は考えもしていなかった。

いや・・・・20年後に箏弾いているかどうかなんて、考えもしていなかったし。

皆、それぞれ、休むことなく演奏活動を続け、
それぞれのシーンで頑張っているメンバー。

昔、リーダーの梶が言っていました。

螺鈿隊は・・・・いつも一緒にいて、一緒に練習して・・・とかそういうのではなくて、
それぞれがそれぞれの活動の中で得たもの、力にしたものを
4人が集結したときに、皆に還元する・・・・
そうしないと、きっと進歩はない。進化しない・・・・
だらだらと続けているのはあまり意味はない・・・・

というようなことを話していて、
当時、自分は活動らしいこともしていないし、レッスンだって、ほとんどしていないし、
自分が皆に還元できることって、あるのだろうか・・・・

このままではいけないな。

自分のシーンをつくらないと!!

なんて、思ったものでした。
それは10年くらい前だったのでしょうか。

そんなこともあり、とことん教室のお稽古にも力を入れるようになり、
いただくお仕事はなんでも引き受けるようになり、
そうこうしているうちに、個人として演奏の依頼がくるようになり・・・
なんとなく、自分らしい活動がちょっとできるようになってきた、この数年。

やっと、梶が言っていたことがストンと落ちるようになってきた。

当時は・・・なんとなく・・・ちょっと厳しいこと言うな〜〜〜なんて思ったのでした、笑。

このところは、時々、螺鈿メンバーで演奏することがあると、
(4人全員ではなくても)
確実に、以前よりも、それぞれの音楽は深く、大きくなっていることを実感する。
どんな変化が起きているだろうと、リハのたびに感じることがとても嬉しい。

もちろん、自分もどう感じられているかな・・・というのは、ドキドキですが、
刺激的でもあります。

さて、どんなコンサートになるか・・
実はまだ想像ができていない。

今月は螺鈿月間!!になりそうです。

いよいよ明日!!

たくやくんとのリハ!!

なんという、素晴らしい尺八。

音色、音程、音量、リズム、表現・・・・・
どれもどれもすごい!!

間近で生音で合奏すると、そのあまりにも圧倒的な素晴らしさに
自分の演奏を忘れそうになります。

いや〜〜〜ほんとうに素晴らしい。

なんと表現してよいかわからないけど・・・

強いな〜〜〜。

ほんとに精神力が!!と思わずにいられない。

れまでどれほどを修羅場を乗り越えて(演奏で・・・ということ、笑)
苦しい経験をして、努力をして、
数えきれない本番を踏んできたのだろうかと・・・・。

どんなに細かいリズムや表現も妥協せず、
徹底的に理想を実現するように音を出す。つなげる。

その上で、こちらの出方を十分に感じてくれている。

生き様が音に出る・・・というけど、
本当にその通りだと、たくやを見ていると思う。

情熱的であり、優しさがあり、実はとっても繊細(笑)!!

あ〜〜〜〜一緒に演奏すると、
ほんとに、自分は何をやってるんだろう・・・・と
力の無さに情けなくなるのですが、
それでも楽しい!!嬉しい!

そこへどんな風にひろえさんの花生けがからんでくるのか・・・・

想像しただけでワクワクします。

とても小さな空間。

お寺の時以上に、お互いの息遣いを感じ、
気配を感じ、融合した何かが生まれると思います。

仙台での演奏

いろいろと学生三曲の記事が間に挟まりましたが・・・・
11月25日は仙台で演奏会がありました。

戦災復興記念館和室。

尺八の大橋庸晃先生のお弟子さんの
芳賀庸空先生、木村庸虚先生のお名取披露演奏会。

なんとなんと母と共に助演をいたしました。

演奏曲は古典中心!!
四季の眺め、萩の露、若菜。

そして、現代曲からは壱越、凜。

(午前はいろいろな会の箏の演奏家の方達との勉強会?

大橋先生は母の長年の演奏仲間でもあります。
私が高校生位の頃にお会いして以来の再会でした!

「ずいぶん大人っぽくなったね〜」と言われました、笑。
(それは・・・・ずいぶんと老けたね〜〜〜ということと解釈します、笑)

故郷にて、母と、
とびいり参加の長男と親子三代で演奏させていただき
途中こみあげるものがありました。


客席にはとても懐かしい方達もいらしていて思わず握手&ハグ!

高校生の頃、初めて「春の海」をステージで合奏した手島先生もいらしていて涙出そうでした?
(この時の写真はたしか私のHPのギャラリーにもあります。
大きなステージで、津軽三味線の皆様の前で、尺八の方と、写っている写真。
その時の尺八の先生です!)

80代とは思えぬ、相変わらずお元気で若々しい手島先生、
もうもう、驚きと、感激で・・・・言葉になりませんでした。

そして、当時大変お世話になっていた熊谷楽器の
若だんなにもお会いできまして!ひゃ〜〜?

東京に出るべく必死で練習していたあの頃が蘇ってきました。

そして、、仙台在住のNHK育成会同期の橘さんともご一緒できたのです〜!!
大橋先生とは時々演奏をご一緒なさっているとのこと!
あ〜〜〜こうしてご縁が繋がっているのですね〜〜!!
橘さんも、なんとお母様とやはり助演をなさっていました!!

20年以上ぶりの再会。あいあわらず可愛い〜?

 

古典曲の合奏は、本当に難しく、
なんども合奏することでお互いの呼吸がつかめてくるものでもありますが、
前日の限られたリハで庸空先生も庸虚先生も、
そして加藤さん(お若い加藤さんとは、午前の勉強会の部で壱越を演奏)
もこちらのノリを吸収してくださいました。

大橋先生はこちらがどんな出方をしても、即座に反応。
す、す素晴らしかった。
どれほどこれまで箏の方達との合奏をなさってきたのだろう〜と驚いたのでした。

世の中、本当に素晴らし演奏家というのは、実はたくさんいらっしゃる!!
東京にいると、どうしても、関東で活躍している方達のことばかり
目に入るし、それが邦楽の世界・・・・みたな錯覚に陥ることもありますが、
いやいや、全然違います!!

両親はこの20年、福島のいわき市、そして水戸へと移っているので、
仙台に行く機会はなかなか無く、
ご縁も薄くなる一方ですが、
大橋先生のお計らいで、このような機会をいただけたこと、
感謝の気持ちでいっぱいです。

やはり、自分にとっての故郷は19歳まで生まれ育った仙台であることは間違いなく、
つねに、心の拠り所にもなっているのです。

邦楽人口が減っていると言われるこのご時世ですが、
大橋先生は、盛上げるべく、年に数回の勉強会を地元の箏の先生方と開催なさったり、
演奏活動も盛んで、ボランティア活動もなさったり、
作曲も演奏もご自身!というCDを出したり、
エネルギッシュな活動をなさっていまして
そのパワーに圧倒されたのでした。

何よりすごいのは、なんと、大橋先生は手術(大きなものから、小さなものも含めると)を
これまでに28回もなさっているという!!

腰にはなんとボルトが6本入っているとのこと!
そんなお話も、笑いながら、ネタにしてしまう大橋先生の魅力!
ほんと楽しい楽しい強い強い方でした!

ただ、やはり時折でる震災のお話の時には、
なんともいえない辛い思いがおありで、
(それは、他の方達もみなそうでした)
東京で聞く話とは・・・・また・・・・あまりにも、近いお話で・・・
なんとも言えない気持ちになりました。
あまりにつらい思いを本当に多くの方達がされた・・・・
というのが実感としてひしひし伝わってきました。

ところで、大橋先生の奥様に初めてお会いしたのですが・・・・・
え・・・・女優さん??
というくらいお美しい素敵な若若しい方でびっくり〜〜〜!!

ラブラブなわけでございますな?

(話が、全然違う方向へ・・・・笑)

とにもかくにも!!

演奏内容はもちろん、
信念を持って音楽をやりつづけるということ、
人との関わり。この旅で多くのことを勉強させていただきました。

今回は夫氏ではなく、
父が運転等手伝ってくれました。

正直、夫氏より動きがよかった!さすがの経験値、笑。

そして両親のお酒の強さにも改めて脅威を感じたり、(まるでついていけない・・・笑)
実家にいるとぬくぬくと・・・・
1日で2キロ近く体重が増えたり、笑、いろんな発見ありました!

たまにはもっと実家に帰ろう!!

(一人で帰ると・・楽チンなんですけど・・・笑)

早稲田大学・虚竹会100周年定期演奏会。

というわけで・・・
以下、学生三曲のお仲間、で虚竹会のOBのNさんの記事より?

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先日、出身サークル虚竹会100周年演奏会にOB大合奏15名の末席にて出席。
会場が大隈講堂の大。

健康診断でしか入った事ないけど音響が非常に良い。
ワイら抽選全外れでしたがな。

学生は今風のイケメンと女子も可愛いがスタンダードで、
下駄に長髪に一升瓶片手に大隈講堂前で尺八吹きならすK見さんみたいな不審者は皆無。

演奏もなかなかシッカリしていた(上から)
今後もお好きにして楽しんで頂きたい。
楽しむコツは本気になるという事である(上から)

打ち上げは隣がジョニーで目の前が池上さんと門脇くんがいて
昔と変わらぬ風景に不思議な気分であったが、
かつて助演に毎年のように出ていた橋本さん(小林真由子)
の長男・小林ハヤト君が助演に出ている事に20数年の時間と不思議な運命を感じる。

2代目も鬼みたいに上手かった。
これはモテる(確信)

ハシゴ酒でフラフラし肝心な宣伝とか勧誘の機を逸したり
写真忘れたけど楽しかったから良しとする(よくない)

集まり散じて人は変われど仰ぐは同じき理想の一音(決まった)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜^

ということでした、笑。

文才すごいな。
おもしろい!

ところで・・・・・長男はモテていません。

 

大隈講堂にて。演奏会。

この記事は・・・
夫氏のFBから借用いたしました、笑。

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早稲田大学の大隈講堂に初めて入った。
長男が琴で賛助出演。

沢井比河流作曲「朱へ…」。
格好いい曲。

尺八と息がぴってり合ってました。

寄付した先輩の名前プレートが座席一つ一つに貼ってありました。
また、各席にスピーカーとインターネット配線が設けられており
伝統の趣とアイティーの融合も見事でした。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜^

補足いたします、笑。

早稲田大学の尺八サークル「虚竹会」が創立100周年ということで、
毎年行なっている定期演奏会ではありますが、
OBも参加型の、規模の大きめな演奏会だったそうです。

長男は、何曲が助演させていただいたようで・・
ありがたい。

このサークルは私も学生の頃、何度となくお世話になったサークル。
その時、(今も時々)一緒に演奏していたOBの方も今回参加なさっていて、
今度は長男と一緒になったこと・・・感慨深そうでした。

その方の記事も、このあとコピペします、笑!!

この日は、仙台の演奏に向けて、私は移動していたので・・・
夫氏による記事でした。

前日の夜中・・・着付けの練習手伝わされたけど〜〜〜笑。

最近、やっとなんとかきれるようになってきたみたいです。

珍しく箏と電車移動。水戸へ^ – ^

 

最近は楽器が一緒の時は車移動がほとんどですが、

抱えて階段登ったり、降りたり、

ホームで待ってたりすると、

なんだか一心同体なのだなあと感じる。

 

いつだったか、一恵先生が、

「ホームで箏かかえて自分1人でポツンと立って電車が来るのを待ってると、

箏は本当に愛しいものだと感じたものよ〜〜」

と話されていたが、毎度そのお話を思い出します。

 

車を持っていない時代は(20代の頃)、
いつも演奏会の時は、電車で楽器を運んでいた。

それが普通だったから、そんなもんだ〜〜と思っていたし、
今でも、そんなにお若くなくても(40代とか50代とか)
電車で楽器を運ぶ方は、意外にいらっしゃる。

沢井の演奏会で、楽器持って歩いて登場される方をみると、
わ〜〜〜〜嬉しくなってしまう!!
(意外に、この方・・・たくましいのね〜〜!!みたいなかんじで?)

車移動に慣れすぎると・・・
ほんと、一面持って移動するだけで、ものすごい負担感があるけど・・・

でも、そういうことも・・・
長く箏をしていれば、どこかで経験する・・・
ということは決して悪いことではない。

車で運べることのありがたみや、
楽器屋さんに運んでいただくことのありがたみもわかる・・・・
ましてや楽器を準備していただいている場合は・・・どれほどめぐまれているか・・・

今回の旅では、そんな初心も思い出しました。

最近、長男はよく楽器を電車で運んでいる。

この前は17弦も運んでいた。

なかなかやりおる!笑。

螺鈿隊リハデー?

螺鈿リハデー?

夜までたっぷり頑張ったあとは恒例の焼肉❣️
近々、慎くんの誕生日ということでケーキ?



お店の人たち皆の大合唱となり図らずもビックイベントと化した、笑!
めっちゃ恥ずかしそうにしていた慎くんであった・・・笑。

それにしても、高田馬場にすご〜〜く美味しい焼肉屋さん発見!!
その名も「はやみ」。

たまたま、今夜どこいこう〜〜〜。

(焼肉・・・・ということは暗黙の了解でいつも決まっている螺鈿隊メンバー、笑)

検索していて一番に見つかったこちらのお店。
試しに電話してみたら、けっこう混んでいるっぽい。

なんとか入ることができたのですが、
お店は満席。

それが・・おいしいのなんの〜〜。
お店のこだわりが随所にみえる品々。

これは人気なのもうなずけます。

バースデーケーキも急なお願いにもかかわらず、
キャンドルたてて、運んできてくれて、
おまけに、「ハッピーバースデー」の音楽も流してくれて!!

ぶっちゃけのお値段ですが、
今回、かなりそれぞれがお腹いっぱい食べて、
ひとり約5,000円でした。
(ビールは一人中ジョッキ2杯くらいづつだったかな)
ご参考になさってください!!

 

おすすめです!!

これは常連になりたい!!

リハも焼肉も、笑いが絶えず、お腹がいたい1日でした。

そして、あ〜〜〜螺鈿隊の音だなあ。
こういう音求めて箏弾いているんだったな〜〜!!
と嬉しくなるのであります。

が練習はこれからが追い込み!!
お尻に火がつく螺鈿隊であります!