オリジナル名刺!!

書道家の白石雪妃さんとデザイナーの駒場拓也さんに
名刺を手がけていただきました

 

大活躍で超お忙しく、日本全国、そして、世界各地で
書のパフォーマンスを繰り広げている雪妃さん。

そんな中、何パターンもの書を用意してくださり、
どれも素敵で選ぶのに相当迷いました。

繊細なもの、女性らしい雰囲気のもの、個性的なものいろいろ!

同じ名前でも雰囲気で印象が随分違うものだな〜〜!!
と感動しながら、ほんとにほんとに悩みに悩んで選びました!!

でも、やっぱり最初にびびっときたものに決まりました。

最終的に私は力強さ!
をイメージに選びました。

 

駒場さんは私が実際に雪妃さんとコラボさせていただいたときの箏の写真をもとに
デザインしてくださいました。

ダイレクトではなく、あ、これ、箏!?
じわじわと楽器をイメージさせるオリジナリティーに溢れるデザイン


想像していたものと全然違い、驚き、感激でした‼️

これまで、名刺は、自分と夫氏で適当に(笑)
作ったものを自宅プリンターで印刷していましたが、
初めて自分のオリジナル名刺ができて本当に嬉しい?

そして、これは想定外だったのですが、
愛用している名刺入れに入れてみると、
まるで計算したかのように、
ちょうど名前が見える状態に‼️

ミラクル!

大切にします?

 

雪妃さんとは昨年春の「九音」で初めてご一緒させていただきましたが、
その後も一緒にステージに立たせていただいたりとご縁が続き、
とってもありがたい。

駒場さんとは、実際にはお会いしたことはなかったのですが、
(雪妃さんからのご紹介でデザインをお願いしました。)
先日の石井彰さんのピアノリサイタルで偶然ばったりとお会いできたのです。
実は彼は、ピアノも演奏なさる方とのこと。
多彩さに驚きます。

お互いに名刺のことで関わっている最中ということ、わかっていたのですが、
実際に完成する前に、生身の駒場さんにお会いできて嬉しかった?

 

新しいご縁も生まれ本当に幸せです。

人生の中で関わる人の数は限られていると思いますが、
この数年は、きっとこれからご縁が続いて行くだろう・・・
続けていけるといいな!
と心から思える方達に出会えています。

一方で

あ・・・・これ以上は・・・・・
無理につきあうのはつらいかも・・・・

ということも、
そりゃ〜〜〜人間ですからあります。

 

どの方にも良い面がたくさんあって、魅力もたくさんあります。
というか、良くない面というのは・・・・実はないのかもしれない・・・
事情があったり、角度をかえてみれば、
やっぱり良い面だ!というのがほとんど。

 

でも・・・・なんとなく自分とは違うステージだなあ・・・・というか、
求めているものがちょっと違うなあ・・・・というか、

相性みたいなものなのでしょう。
きっと。

 

人生限られた時間ということも考えると、
どこまでも人とのつながりを広げて行くというのは難しいし、
ひろげすぎれば、それぞれの方との関わりは薄れてしまう。

 

身体が二つがあればなあ。
もっと時間があればなあ。

 

できれば、もっとママ友たちと一緒に何かする時間が持てたらいいなあと思うこともあるし、
(この点については、長男次男が小さい時、たっぷり公園デビューもしたし、
ママ友たちと一日中、公園や川にいったり・・・・
20代の頃はそういう日々だったので、
自分の中では十分かな〜〜。
下の子達のことを思えば・・・そういうことではないな、笑?)

 

もっと、息子たちのサッカー、めいっぱい応援にいったり、かかわれたらどんなに楽しいだろう。
(これも、三男が小学校卒業するまでは、けっこう関わったから、まあいいといえばいいけど、
でも中学、高校のサッカーの応援も、それとは、違うおもしろさがあるので、消化不良、笑)

息子たちの受験に、さすがに、もう少しはは自分の心配や労力をつかってあげられたら・・・
(そう思う反面、心配性の私は関わらない方が身のため・・・笑)

娘たちも、週末には年に一回でもいいから・・・
どこかに連れていってあげれたら・・・・。
(でも、これは、夫氏や兄達が対応してくれているので・・・・ま、いいか。
先日は、長男が妹3人連れて、どこかレジャースポットに行っていました。
昔からのママ友も、先日、長女をよみうりランドに連れていってくれて、しかも一日中!
まわりの人たちが、うちの子供達を満足させてくれている〜〜〜!!
ありがたい・・?)

私自身は、現状、なんとか学校に送り出し、なんとか迎えて、
夜寝るまでに食事をさせる。
一応、笑、ちゃんと洗濯したものを着せる。
歯を磨かせて寝かせる。
という日常をおくることに精一杯になってる。

今は、やはり箏、優先。
箏が大好きだから・・・・・・・
ということではなくて・・・
(もちろん好きではありますが、いや、嫌いではない・・・という方が早いか・・・・
う〜〜〜む、よくわからない。
だって他にも好きな楽器はあるし、好きな音楽もたくさんある。
寝ても覚めても箏!
箏が好き!
箏やっててすごく幸せ〜〜〜ということではありません、笑。
そんなきれいなことではありません〜〜。
いや・・・もちろん幸せな時もありますが・・・・
う〜む、自分で自分の営業妨害している、笑)

それが自分の仕事だから。
それしかできないから・・・・という方が近い気もする!

週末に時間がとれたとしたら、
1日でも多く、1時間でも多くレッスンをするし、
学校の行事があっても、子供のイベントがあってもリハや本番を優先する。
(あ・・・運動会と卒業式だけは・・・行事優先の時もある・・・笑)
受験日当日だとしても、リハ優先。

今月もレッスンや、
リハ、本番が入ってない日は1日もありません。

それでも、まだ何回かどこかに無理やりリハを入れないといけない状況。
一体どうしたらいいだろう・・・・。

というか、そもそも、
どこで練習するのだろう、自分・・・・
やっぱり夜中なのか・・・。

レッスンや本番だけなら、
なんとか普通の生活に近いことができるけど、
自分にとって一番必要なのは、自主練時間。
音楽家って・・・・皆そうなんだと思う。

練習こそが、仕事のようなもの。
かける時間は一番長い。
本番は2時間しかなくても、
それに向けては何百時間も練習しないといけない。

そこなんだよな〜〜〜。

でもきっとなんとかなる。
するしかない。

来月は年末ギリギリに、もしかしたら時間取れるかもしれないから、
お正月お仕事のリハをそこに入れることができるかもしれない。

最悪、リハなしでもいいです!
とまで言ってくださる方もいます。
音源でそれぞれが練習しておいて・・・
あとは当日現地で!みたいな・・・・
それは、きっとリハなしでも演奏は大丈夫だろう・・・と
信じてくれているからというのがあり、本当にありがたい。

そう言われると、逆に、良い仕事にしたいから、
なんとしても1時間でも2時間でもリハ時間を作ろう!
という気持ちになるもので心理って・・・不思議?

いつも綱渡りのスケジュール。
なんか変な話になっていったけど・・・・・。

来年になったら、とたんに暇になるかもしれない。
それが自由業の怖いところでもあります。

さて、ということで、
やはりどこまでも広いお付き合い・・・
というのは難しいという結論。

「九音」で出会ったアーティストの皆様は
本当にファミリーのようなかんじ。

みなあたたかい。

そして、お互いへの理解、興味も深い!

よって・・・・
何か大きなことしたいとか、そいうことでは全然なくて、
純粋に一緒になにかしたい。

そういうかんじ。

利害関係なく、そう思える人たちと出会えたというのは、
本当に奇跡のようなことだと思っています。

それにしても・・・・・今月も行きたいライブが目白押しなのに・・・
2回は限界。

ライブに行けない・・・・
これが今一番のストレス!!笑。

お寄せいただいた感想?

本番の後は、いろいろとご感想をいただきます。

 

どんな感想でも何かいただけるというのは、
本当にありがたいし、はげみになるし、
また反省点として次にいかせます。

いろいろな方がSNSでも記事にしてくださったり、コメントくださったり、
個人的にメールくださったり・・・・。

本当にありがたい。
あ〜〜〜〜少しは楽しんでいただけたのかもしれない・・・・
もっと続けていけそう・・・・

確実に次に向けてのモチベーションになります。
いろいろとFB等の記事で、いただいたものご紹介いたしますね。

・石彰さんの記事

「小林真由子。生田流沢井忠夫さんの流派の筝奏者。流麗、妖艶、そしてとてつもなく強い自己の内面を表現する。定村史朗。30年のニューヨークでの演奏活動で得た、揺るぎないテクニック、唯一無二の音色を持つ。
この二人との演奏も3回目だ。ほとんどあり得ない組み合わせを始動させた意義が深まった1日だった?新しい現代の箏曲「土声」(沢井比河流作曲)と「六段」のリメイクは今日のハイライトでした。箏曲の舞台にヴァイオリン、ピアノが挑み、筝が自分の舞台から我々の舞台にいつの間にか景色を変え、三つ巴の狂乱の宴へと。」

「真由子さんの箏曲以外のアプローチは確実に「真由子ヴォイス」です。和楽器奏者がジャズに挑戦!!的なものとは一線を画するものだと思いますよ?‼️対等な立場でやり続けましょう。次回が益々楽しみです」

こんなありがたいことって?。

・定村史朗さんの記事

「楽しかった、そしてまたまた素晴らしい経験をさせて頂きました。満員御礼。石井 彰さんのピアノ、そして特に邦楽というジャンルを越えて JAZZ というフィールドに敬意を持ってすっかり入り込んでいる小林真由子さんの箏の音は、やはりジャンルではくくれない確たる信念を感じさせる演奏で、こんな展開があるのならこのユニットの今後の展望は僕が考えていたものとは更にがらりと変わっていくのかも、とニンマリしつつ、我が身を引締める気持ちであります。またの機会が楽しみであります!!」

・お客様の記事

「昨日は小林真由子さんのライブを聴きに大塚GRECOへ。
ピアノとバイオリンとお箏でJazzという初めての組み合わせでしたが、本当に素敵だった?
お箏の曲もJazzバージョンにアレンジされてて、アメージンググレースから六段の調に流れていったり。
そしてラストの沢井比河流さんの「土声」は圧巻!!
十七絃の迫力がものすごくて、ステージから全く目が離せませんでした。
いやー、楽しかった(*´∀`)♪
久しぶりに聴いた真由子さんのお箏はやっぱり素晴らしかったです。」

「昨日は常々行きたいと思っていたライブへ。
本当に素晴らしい時間でした!
新しい世界観を見た感覚です。」

「先日、大塚にある大塚グレコというライブハウスで開催された、石井彰さん(ピアノ)、定村史朗さん(バイオリン)、小林真由子さん(筝)のライブに行ってきました。Jazzと箏のコラボは初めてで、どんな演奏になるか想像もつかなかったのですが、ひとことで言うと、「圧倒」されました。小林さんの箏が打楽器のように響き、時には南米のアルパのような郷愁を感じさせる繊細な音色、ヨーヨーマのシルクロードを彷彿とさせる大陸的迫力のある響き、Jazzとは一線を画しているようなあるいは渡り合っているかのような演奏でありながらしっかりJazzの掛け合いが成立していました。特に印象に残ったのは、「土声」、「ずっと…」そしてアンコール曲の「小さな空」。「小さな空」は曲名を忘れてしまったので後で小林さんに教えていただきました。武満徹の「混声合唱のためのうた」という合唱曲集に入っています。武満徹というと前衛的な音楽というイメージでしたが、こんな曲も作るんだと驚きました。武満徹のことを調べてみると、叔母が生田流箏曲の師匠であったということがわかり、また驚きました。小さな空にもその影響があるのかもしれませんね。・・・・・続く」

 

・生徒さんから・・・・

「趣味でjazzをしていた頃、もっとここ合わせていきたい!と時々思ったことがあります。
が、、お三方をきいたとき「あぁlevelがあがればリハはpointをおさえれば、あとは自由に音が流れて自然にまとまるんだなぁ」と、当時の自分のlevelの低さを感じました?
今回は特に?音が深いなぁ♥️と。情熱ってこんなん?と皆さんの演奏をきいていてフツフツと自分が沸騰しておりました。これが箏に生かせれば?」

 

「箏曲から二曲、とのことで何かなぁ?と楽しみにしていたのですが度肝をぬかれました。
「アメイジンググレース」からいつのまにか「え?えぇ?!えっ!」という感じで入り込んだ「六段」は最後までグイグイ刺さりました。
「土声」はヴィオリンとの合奏を聴いたことがあったはずなのに…曲名を聴くまで「知らない曲だ!」と思ってました(苦笑)でも曲中Universeという言葉と壮大なそして果てのない宇宙空間が目の前に広がりました?自分でも不思議な感覚の体験でした。
開始に間に合わなく最初から聴けなかったのは本当に残念でした」

また、一年前にジャズライブにいらしてくださって以来
久々にジャズライブにいらしてくだった生徒さんからは
「先生・・・・進化していました〜〜!!」と!笑。

ちょっとは進歩していたんだ・・・・
自分ではよくわからないけど、
そう感じていただけたんだ・・・
素直にすごくうれしい?

等々・・・・

小さなライブでしたが、
こんなに熱いご感想いただいて感激です。

不思議なものであります。
邦楽関係者の間でははほとんど関心を持ってもらえない自分ですし
表舞台でやってもいない自分ですが、笑、
こうして、他ジャンルの方達や、ごく身近な方たちから、
共感していただけてるというか・・・
自分の音、音楽を理解していただけているというのは、
何にも増して嬉しいことであり、
これまでやってきたことは・・・・
もしかしたら、間違っていなかったのかもしれない・・・

なんて、ちょっと思ったり・・・・?

これからも、音・・・・箏本来の音・・・・
そこをとにかく一番大事にしながら・・・・

可能性をさぐっていきたいと思っています。

音といえば・・・・

たとえマイクを使うから・・・・といっても
新しい糸、締めたての状態で
自分にとっては一番の本番用の楽器を使用しました。

本番の2日前、絶妙なタイミングで締めてくださり届けてくださった
琴光堂さんの卓さん・・?

もうほんとにほんとに、神様です〜〜!!!

卓さんに締めていただくと間違いない!
この楽器を一番良い音色になるように締めてくださる!!

いつも本当にありがとうございます!!

聞いていただくありがたさ・・・?

今回のライブ、
お越しくださいましたみなさま、
お忙しい中、本当に本当にありがとうございました。

 

お客様の数というのは、関係ないのかもしれない・・・・
良い演奏であれば・・・
自分たちのやりたい演奏であれば・・・・
たとえお客様が一人でも・・・・

 

それももちろんあります。

 

実際私がうかがったライブでは
お客様数名ということも何度もあります。
ただ、その場合は、その方達は毎日のようにライブしていて、
いくらファンが多くても、そうそう、毎日は聞きにいけない・・・
ので、そういう状況はあって当然のこと。
そして・・・・
何より、私より、彼らは
もっともっともっともっと深いところで音楽している・・・

自分が浅い・・・というわけではないけど、
残念ながら、まだまだ私はステージが全然違うのです。
そいうところまでいくのは、はるかずっと先。
いや・・・・いけないまま終わる可能性の方が大きい。

現在、私は年に数回程度のライブ。
お客様にお声をかけたり、なるべくご案内をしたり、
という努力もしたいというか、
するべきと思っています。

演奏と同じくらい、もしくはそれ以上に、エネルギー注いでいます。

そうじゃないと、
私なんて箏弾きの演奏、お金払ってまで
聞きにいらっしゃる方いるわけないじゃないですか〜〜〜笑。

ライブします、よろしければ、きてください、と
SNSで宣伝するだけで、
人が集まるほど生易しいものではないのです。

いくら何百枚チラシを配ったとしても、効果はあまりない・・・・。

昔は、あまり宣伝もしなかったなあ。
(螺鈿隊や箏衛門の時は宣伝しましたけど・・・?)

むしろ・・・・
なるべくきて欲しくないな・・・・と思うことすらありました。

自分の演奏にも自信がないときもあったし、
また、きっと、こういう演奏会じゃ、
いらしていただいても楽しんでもらえないだろう、
眠くなって終わるだろう・・・とか・・・
そもそも自主企画ではないので・・・まあ・・・いいか・・・・・とか・・・・
配布されたチケットは無料で配ったりもしていました。

義理で聞きにいらしていただく・・・・
というは・・・・ちょっと悲しい・・・。

その結果・・・・

あ〜〜〜やっぱり、箏って・・・なんだかつまらないな・・・
眠くなるな・・・・

なんて印象を持っていただいてしまったら・・・

いったいなんの為に人前で弾いているの・・・・・。

いや・・・
それこそ
眠くなるのが箏の特徴でもある・・・
としたら・・・・・・それでも・・・いいのかな・・・・

と思うこともなくはないけど・・・・。

最近取り組んでいるものは、
きっと楽しんでいただけるだろう、
という少しの自信もあったり、
心から聞いてもらいたいと思えるから。
自分が好きな曲、好きな人たちとの演奏・・・・
もっともっと成長していきたい内容・・・・だから・・・・

私の演奏だけではなくて、
共演者の素晴らしい演奏を感じていただきたいから・・・・

秋の芸術シーズン
箏界では、リサイタルや演奏会が目白押し!
私もいろいろな演奏仲間からご案内をいただいています。
そして、ライブもたくさん。

でも行けるのは私自身、3、4回。
それでもがんばってなるべく時間つくっています。
義理じゃなくて、ほんとに行きたいもの、選んでいます。

その中で私のライブを選んでいただく・・・・
いや〜〜〜ハードル高い!!

実際、箏関係のお客様は
今回、生徒さん以外は一人もいません。
これまでもそう。
箏演奏者の方や和楽器演奏者には個人的にはお声かけておりません?

それが・・・なんと、
今回、ジャズ関係の方が複数いらしてくださったのです。
ギターリスト、ピアニスト、ボーカリスト。
FBのイベントページを見て、自ら予約してくださって?

昨年から、何度か石井さんたちとライブやらせていただいて、
ほ〜〜〜んの少しづつですが、
「ちょっとおもしろそうかも・・・・一体なにやってるんだろう・・・」
って関心をもっていただけるようになってきたのかもしれない。

他ジャンルのアーティストの方(芸術関係)もいらしくださったり。

ジャズ専門の方に聞いていただくというのは相当なプレッシャーですが
どう感じていただけるのか・・・という好奇心も大きく。

 

また、迷いつつも個人的にお声かけしてみたところ、
なんと大学時代の夫氏の尺八部の先輩や後輩が速攻でお返事くださり?。

「行きますよ〜〜〜〜!!」と。
20年以上ぶりの再会に、なかば客席は同窓会的な雰囲気のテーブルも。

そして、サッカー関係のママ友のお一人、以前から一度、小林さんの箏聞きたい!!
と言ってくださっていた方に勇気を持ってお声かけたら・・・・
(私とて、まったく関心なさそうな方にお声かけるほど心臓強くありません?)
速攻複数のお友達を誘って予約してくださったり?

大大大感激でした。

ライブにしても・・・・
教室の生徒さん募集にしても・・・・

共通していることは、
まずは自分からしっかり責任持って情報を発信すること。

 

 

それなしで・・・
待ってるだけで
集まるほど甘くはないのです。

 

今回はチラシもちょっと印刷してみたり・・・・
はじめてハガキサイズの物を作って見たり・・・・

しましたが・・・
その効果はあまりなかったかな・・・・。

教室においておいていたものは、
ほとんど残りました。

教室で興味を持っていただけない。

ということは、
他の方達に興味をもっていただけるはずない。

指導者としてだけでなく、
演奏者として、
先生の演奏をなんとしても聞きたい!
と思ってもらえるには、
もっともっと時間がかかるのでしょうし、
それが自分の今の実力。

まだまだまだまだ先は長い。

 

石井彰・定村史朗・小林真由子ライブ第三弾終了いたしました!

10月25日。大塚グレコ。

石井彰、定村史朗、小林真由子 ライブ終了いたしました!!

3回目となる今回は、
これまでとちょっと違った心持ちでありました。

ジャズプレイヤーの方達にとって普通のことは、
私のような箏弾きには、え、え、え??え〜〜〜〜‼️
ということは多々あり、この数年、本当にいろいろな衝撃を受けています。
ジャズという音楽のいろは・・・だけではなく、
音楽への向き合い方、ライブ前のとりくみ方、ライブ本番そのものの楽しみ方・・・・・

自分の音楽に対する向き合い方、
ともすれば生き方に大きな影響を受けています。

こともあろうか、泣く子も黙る(なんか表現違うかもしれないけど?
超スーパーなお二人にまぜていただき、今年に入り3回目のライブ。

回を重ねるごとに少し慣れてきたかな・・・という部分もある一方、
ますます、えらいことになった・・・・と焦る部分もあって、
ライブを迎える前は、いつもなんともいえない、とっても怖い心境。
期待と楽しみもいっぱい!・・ですが、格段に「怖い」がまさっている。

今回は会場に多くのミュージシャンの方や、
初めて箏を聞くという方も多くいらっしゃいました。
これまでにない現象。

箏がjazzに入るということに、
ちょっとでも興味を持っていただけたのかもしれないと、
ものすごく嬉しかった!

箏曲からは「六段」「土声」。
古典と現代曲の両極端。

もちろんオリジナルとは随分違った展開。
曲の7割は即興。

それは、もとの曲を崩すということではないのだと。
あらためて、その曲のもつ凝縮された魅力を再発見している自分がいます。

それは、ピアノやバイオリンと一緒に演奏することで、
箏というのはいったいどんな楽器なんだと、
今更ですが改めて確認し、発見しているのと近い感覚。

「ずっと・・・」というサックスの井上淑彦さんの曲。
あまりにも美しく、せつなく、はじめて聞いた時心打たれました。
石井さんたちと一緒に演奏できる日がくるなんて?
お客様の中に、「涙しました」という方も!!
そのかんじは、私が最初に聞いた時と同じ感覚!!すごく嬉しかった〜〜!!

実は井上さんは、数年前に天国へ行かれたサックスプレイヤー。
石井さんの音源やジャズの音源をyoutubeで聞いているときに
たまたまみつけた彼の演奏。
そして、「ずっと・・・・」という曲。

いっぱつでやられました、私は。
なんという、シンプルでありながら、胸打つメロディ。
井上さんの他の映像もいろいろありましたが、
お若い頃のかなり激しい演奏のものもあれば、とてもムーディなものもあれば、
非常に素朴な雰囲気のものもあれば・・・。

井上さんと石井さんは演奏をなんどもご一緒なさっていたのでした。
お二人が一緒の映像は私はみつけかねておりますが・・・。
井上さんのHP(今もしっかり続いているのです!)の表紙の写真は石井さんが撮影なさったもの
だそうです。

今回の曲を選んでいる中で、
随分前から、やってみたいな・・・と思っていた曲ではあるものの、
前回はいいそびれました。(というか、とても言えない・・・・)
で・・・・今回もかなりかなり迷ったのですが・・・・・
リクエストしてみたところ・・・

「いいですよ〜〜〜楽譜あるので、ぜひやりましょ〜〜〜」と
すぐに楽譜を送ってくださったのです。

あ〜〜〜なんと感激したことでしょう。
でも・・・・楽譜を見て、びっくり・・・・

想像以上に転調だらけ!!

 

弾く場所を限定するか、調弦をたくさんかえるかしかないな・・・
でも、そんなことしてて、ちゃんと曲弾けるのかな・・・

弾きたいと言った手前、やっぱり無理とはいえないし・・・
かといって、むりやり弾いてオリジナルの良さを壊すことになってしまうのは、
申し訳ないし・・・
ちょっと葛藤がありました・・・
リハーサルの時も、なんだか箏の入り方がビシッとしなくて。

でも、これを逃したらいつできるか〜〜〜〜と
翌日(つまり本番前日)は、とにかくこの曲にメロディー以外の部分で
どう箏の音をいれて行くか、いろいろと試したのでした。

ジャズライブの前というのは、演奏の練習よりも、
楽譜とにらめっこしながら、
どう音を入れるかを考える、試す、その作業に8割時間を使います。
コードに合わせたアドリブのパターンなんかは、
楽器を前にするよりも、お風呂に入っている間等に考えます。
いくつもいくつも考えるようにしています。
それを書き出すこともあるし、書き出さないこともあります。

ほんとは書き出すなんてことする必要ないし、
本番中に思いついたアドリブをするのがジャズプレイヤー。
でも、今のところ自分には引き出しが少なすぎる。
考えて考えて、箏でも弾けるパターンを試し、
練習も何度もしないといけないわけです。

そのために同じ曲のいろんな方の演奏を聞いて、
その方のアドリブをなんども聞いて、とある一小節を真似して試したり!
それと自分の考えたアドリブパターンをつなげてみたり。
(そいうのは、やはり不自然になるので、結局やめたり・・・)
途方にくれますが・・・・
それでも、この数年、続けてきたことによって、
なんとなく、
とっさのアドリブも出てくるようになってきました。

楽譜がないというのは、こんなに大変なことか。
練習したくても、練習材料を自分で生み出さないと弾けないのですから。

でも、なんとなく自分なりに試して見たアドリブが
石井さんたちの演奏にしっくりハマった時の喜びというのは
なんともいえないです。

あ〜〜〜脱線しました。

 

続く

石井彰さん作のご案内?

いよいよいよいよ明日でございます!!
大塚グレコ、ライブ!!!

いろいろと本番はあるけれど、
今私が取り組んでいる中でも
特に皆さんに聞いていただきたいライブ!

演奏家として、ほぼ初めてといっていいでしょう・・・・
私個人と一緒にやりたい!
と別ジャンルの方からお誘いいただいたのが
石井さんなのです。

これまで一緒に演奏してきた別ジャンルの方達は、
紹介で・・・・とか、
グループとして・・・・とか、
お仕事で・・・・・とか、
誰かの代わりに・・・・とか、

そういうきっかけ。
つまり、私じゃなくても、
箏演奏のレベルがある一定を超えている方であればOKだったわけです。
もちろん、それらも全て大事なご縁ですし、
その後につながっている場合も多くあります。

でも、自分の音を聞いて、演奏を聞いて・・・・
というきっかけではなかったわけです。

有名でもないし、華麗な演奏経歴もない私は、
誰かの目に止まるということは、そういう部分では
そうそうありません。(いや、全然ありません!!)

一体私が何者なのか・・・・
そもそも箏ってどんなことやるの・・・・

まったく事前情報ゼロの私の演奏を聞いて、
やってみたいと言っていただけたことは、
本当に嬉しいことでしたし、大変感激したのでした。

そもそも、私も石井さんのことを実はご一緒するまで存じ上げなかったという。
相手は日本を代表するジャズピアニストなのに・・・・
これは自分がなさけない話であります。
知るにつれて恐ろしくなったのですが・・・
もう遅かったという話?

そして、なんというか・・・・・
石井さんの音楽に対する愛というか、
音に対する愛というか、

なんかこれまで出会った演奏家とは全然違うんです。

常に周りの音を大事に大事に感じ取ってくださる。
ご自分の演奏はもちろん全身全霊なのですが、
同じくらいの気持ちを持って、相手の音に機敏に反応し、感じ、
応える。

もちろん余裕があるからこそなのですが・・・・

う〜〜〜む、
こんな人他にいないと思う。

本当にすごい人に出会ってしまった。

そんな石井さんとの出会いから、
定村さんとのご縁につながりました。

石井さんと定村さんのデュオを初めて聞いた時、
いや・・・・これは・・・・なんか・・・やばすぎる人たちだ。

ジャズ・・・・私にとっては、オーソドックスなジャズですら、
ついていくのに必死・・・・という段階だったのに、
お二人の演奏を目の当たりにして・・・・
これは、まったく私の手に負えるはずもなく
(その時は、まさかご一緒するとは思っていなかった)

いや〜〜別世界って・・・・こんなかんじだ・・・とただただ唖然としたのでした。

それが、その後、Boysの皆様とご一緒させていただくこととなり、
そして、翌年には、定村さんとまでご一緒させていただくことになり・・・・

やっぱり、なにかおかしい!笑。

そんな方達と今年3回目となるライブ!!

何か少しでも自分に成長がなければ、
前回よりおもしろくはならない。

とにかく、この3人の演奏が良いものとして、成立するには、
私がすこしでも良くならなければ・・・・なのです。

石井さんと定村さんはすでにスーパーなのですから!!

ということで、いつになくプレシャーを感じております。

あ〜〜〜愛想尽かされないかな・・・・と毎回心配なのですが、
そうなったら、そうなったときのこと!!それが自分の実力なのだ。

とにかく、やるしかないのであります!!

さて、ピアノの石井彰さんは、いろいろまめでございましてですね〜〜〜

こんなの作ってくださいました!!

グレコライブリハ!!

超ご多忙の石井彰さんと定村史朗さんですが、
今回のライブに向けて、しっかり練習日をつくってくださいました?

ジャズの方達は、ベテランであればあるほど、
本番当日の前にちょっと確認・・・・程度で
がっつり演奏してしまう・・・・。

という中、春のライブにつづき、こうして、時間を作ってもらってしまって・・・

ありがたいやら恐縮やら・・・。

基本今回も私がやってみましょう!!と提案したものばかりの新しい曲だったのですが、
4、5曲トライ!!

いや〜〜〜それが、最初の一曲で、リハ時間の半分をつかってしまい、笑、
残りの数曲は、だだだ〜〜〜〜っと!!

あとは本番のお楽しみ!!

さて、リハを終えて、私のやらないといけないことが決まってきました!!

あ〜〜〜〜〜あの曲とあの曲の・・・・・あれとこれを研究しておかないと〜〜〜。

てことで、

間に合うのか〜〜〜〜。

間に合わせるしかないけど・・・・。

楽しみだけど・・・・

怖いが確実にまさっている今日。

それにしても。
石井さんのピアノも、定村さんのバイオリンも
こうして、何時間も聞ける幸せって・・・・どうなんでしょう・・・?。

しかもうちの電子ピアノ使って弾いてくださっってるし・・・・?。
ご自身のシンセサイザーも持ってきてくださいました!

なんか・・・・やっぱり何か間違ってる、笑!!

緊張して、写真もかなりピンボケだし・・・・笑。

さて、お越しくださる皆さま、
どうぞどうぞお気をつけていらしてくださいませ〜〜!!

グレコライブにむけて!!

25日のJazzライブ、箏曲からも新たに2曲トライ。

これまで石井さん、定村さんとは、
箏曲からは春の海、風の歌、みだれ、朱へ、をセッション。
(曲の半分は即興)。

今回は、意外にまだやってなかった!
という曲をセレクト。

どうなるどうなる?

リハももうすぐです!!

全部で10曲近く演奏予定ですが、
そのうち半分くらいが新しい曲になりそうです。

でも、以前演奏した曲も、アドリブ部分はかわるし、
そうじゃない部分も、今回は誰がメロを弾くか、
伴奏をするか、休んでいるか・・・・・というのは、
当日の雰囲気で決まるので、
一度として同じつくりにはならない。

それがジャズの本当におもしろく、そしてドキドキなところであります。

あ〜〜〜今度はどうなってしまうのだろうか・・・。