29日、30周年コンサート翌日は
沢井忠夫先生を偲ぶ会でした。
先生の秘蔵映像、演奏、ご家族とのお写真、お言葉、
第一線でご活躍中の名演奏家の皆様からの暖かいメッセージが
スクリーンに映し出され・・・・・。
言葉にはなりません。
会場の方々それぞれが先生の思い出を胸に、
ただただじっとスクリーンに目を向けます。
ものすごい存在を失ったとき、若干23歳だった私も
途方に暮れ、数日間は未来が見えないようなそんな気持ちに陥りました。
実際に弟子として忠夫先生のレッスンを受けていたわけではありませんが、
時々、
沢井箏曲院の演奏会の前や、
ありがたくもご一緒させていただいたコンサートツアーに向けてのリハ等で
演奏を見ていただく機会に恵まれました。
一瞬で演奏者の特徴をおつかみになり、適格に言葉を下さる姿に
こちらのことをしっかり見ていてくださっている!!
どこまでも信じてついていっていい存在なんだ!!!
と思いました。
今日は忠夫先生の命日。
4月1日。
あれから、自分はどれだけのことをしただろうか。
比河流先生、一恵先生、素晴らしい師そして仲間、家族に恵まれ
箏を続けていられるこの環境に感謝し、
信じた道を進んでいきたい。
偲ぶ会では、夫氏が30周年特設webサイト作成者ということで、
思いがけなくも表彰されるというサプライズが
全国の大先生方に混じってステージに呼ばれ・・・比河流先生から花束をいただきました。
私・・・・・穴があったら・・・・・的心境・・・・笑。
夫氏をよく知っている仲間達はやたら盛り上がってしまい、
「ひゅーひゅー」とか言ってるし・・・・笑。
螺鈿隊メンバーや箏衛門メンバーは子供の表彰を心配そうに眺めている・・・そんな光景でした、笑。
あ?、前日の演奏より緊張してしまった。
本当に暖かくアットホームな沢井箏曲院。
これからもどうぞ宜しくお願いいたします