大合奏。

まさに大人数の大合奏になることになりました。

合計33名。

箏曲部のステージも近づいてきまして、
指導をスタートして初めての大きなステージ。

指導方法も、ペースも、これまでの演奏の様子も、まったくわからない状況で
4月からスタートした部活動での指導。

世代、人数、技術、モチベーション

全てにおいて手探り。

こちらが当然と思っていることが、通用しなかったり、
子供たちにとって、当たり前・・・と思っていることが、こちらにとっては???だったり。

そんな連続ではありますが、
着実に愛着が湧いてきていまして、
40名の部員の名前や顔、演奏の個性もほぼ見極められるようになってきました。

合奏曲の他に、学年の曲もあり、
全部で7曲。

全てに、じっくり取り組み、指導ができたかというと、
全く不完全燃焼です。

教室のおさらい会のことを思い浮かべると、
きっとそれぞれの生徒にかける時間は
100分の一にも満たないかもしれません。

各曲の合奏練習にしても、
とてもとても一人ひとりの技術を改善するところまでは行かず、
せいぜい一言二言伝えられるかどうか。

それがなんとも、悔しいし、はがゆい。

ただ、大人数でのレッスンでも確実に何かかわってきているという実感もあり、
例えば、今年新しく入部した1年生については、
それぞれが音をしっかり出していて、けっこう頼りがいがある。
高学年は、合図をちゃんと意識したり、周りをちょっとづつ聞けるになっている。

焦らず、2年後、3年後、5年後に向けて、
じっくり関わっていけたらと。

(でも・・・・ちょっとは焦るのも大事ですが・・・笑)。

きっと6月のお茶席での演奏のように、

あ〜〜〜〜〜こんな風に進むのね〜〜〜と当日はじめて知ることになることが多いと思いますが、
生徒たちと楽しい時間を共有できるようにはりきってまいりたいと思います(^^)

今日は、15時半〜19時まで、時間を延長して指導してきました。いつもは18時まで。
というのも、高校3年生と2年生、「ちょっとでもいいので、合奏みてください〜〜!!」
となんともけなげな訴えを。

他の学年が帰ったあと、ちょっとですが、確認。

受験を控え、最後の演奏になる高校3年生はなんとも
感慨深い様子で弾いています。

良き思い出になるように、
本番までもう少し、ラストスパートだ〜!!

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