勉強会前最後のレッスン日。
10名のお稽古です。
今月は勉強会に出る生徒さんたちでも2コマまでしかお稽古できない制限となっております。
そして、勉強会に出られない皆様は本当に申し訳ないのですが、1回・・・・涙。
毎年、どうしても7月にいろいろと集中する傾向にあるのですが、
今年も。
それはもちろんとってもありがたいことで、
演奏家としての活動はこれからどんどん増やしていきたいし、
チャンスや機会があれば、どんどん挑戦していきたい。
今回もツアーの参加させていただくことになり、
でもその前に勉強会の日程は決まっていたので、
(重ならなかったのが本当に奇跡でした!)
この2つをどうやって、実行していくか・・・・
というとやはりレッスン時間で調整させていただくしかない・・・。
このところ、毎月160コマ位のレッスンだったのが
今月は130コマで限界・・・となっております。
体験レッスンのお申し込みも引き続きいただいておりますが、
9月以降にお願いしております。
もう少しだけ、レッスン枠を入れることができないこともないのですが、
本番にむけて、自分の練習時間や準備時間をある程度確保することもものすごく大事。
指導者である以前に演奏家であることをきっちり意識していかなければ
良い演奏はできないし、向上していくことはできません。
練習内容もより充実させていかなければいけません。
そして、なにより忙しいときは体調管理が一番大切。
勉強会にしてもツアーにしても体調を崩していたら
まるで仕事になりません。
実は先日リハの前夜、
珍しく喉がいたくなり、
ちょっとだるくなりかなり焦りました。
もしかして・・・・子供の風邪がうつった??
長女、次女が軽い夏風邪にかかっていました。
明日、丸一日かけてのリハ、休むなんて絶対ありえないし、
かといって具合悪そうに参加していたら、周りに迷惑。
自分自身も辛い。
移しちゃうことも絶対できない。
こうなりゃ、とにかく、これ以上ひどくしないか
朝までに回復するしかない。
こういうときは、とにかく気合いです、笑。
うがいを何十回。
水分たっぷり。
練習は今日は無理せず、朝おきてから!!
さて・・・・朝、ほぼ回復!!
これまでもずっとこうしてのりきってきました。
子どもが多くいるからこそ、
家庭があるからこそ、
そういったことで、迷惑をかけることだけは絶対できないし、したくない。
子どもが体調くずしたって、そこはなんとか夫婦で協力し、自分は仕事に穴はあけたくない。
もし私が普段、指導者として、
演奏家として気をつけていることをあげるとすればそこでしょう。
それができなくなったら
自分は指導者とも演奏家ともいえないでしょう。
それは、一恵先生や仙台の師匠の背中から教えていただきました。
そして父や母の仕事へたいするプライドからも。
そして仲間たちからも。
どんなお仕事をしている方も、きっと同じだと思います。
責任を背負うということは、そういうことでしょう。
自分にとっての責任はまだまだ大きなものではありません。
その分、まだ気楽といえば気楽です。
でもこれからもっと責任は重くなっていくと思うし、
歳を重ねれば、自然とそうなってくるし、
その時に、ちゃんと対応できる体力や健康を維持していくことというのは
演奏とはまた別に大事なことでしょう。
気持ちと身体を万全にして挑む・・・・
なかなかできないことではありますが、
心がけていきたいことです。
さて、今回の勉強会にむけて、曲やパート選びはもちろん、難しいことではありますが、
楽しいことでもあります。
ただ、どうしても、人によっては、ちょっと難しい課題になりすぎてしまった場合もあったり、
もしかしたら、ちょっと物足りなかったかな・・・・という場合もあったり、
すべての生徒さんが100%納得、満足という曲選び、パート選びになってはいないと思います。
自分の考えとしては、ちょこっと無理する位の曲がいいかなというのが常々。
ただ、それは、現在、体調的に、ご家庭のこと、プライベートな部分で
生徒さんが本当に大変な状況にない場合のことです。
様子を伺ったりして、ああ、この方はこの2ヶ月は、練習時間つくれなそうだし、
急なことで参加が難しくなりそうなのだな・・・・・という場合は
無理のない曲を選んでいます。
もちろん、すべての生徒さんのご家庭や社会での様子を知っているわけではないので、
場合によっては私のしらない部分で、
ものすごく大変な思いをして練習に取り組んでらっしゃる方もいるはず!
どんな勉強会でもおさらい会でもそうですが、
生徒さんによっては、お仕事等、大変な時期なので参加はまたの機会にという方ももちろんいますし、
逆に、大変な時期なのですが、皆さんと簡単な曲でもいいので、やったことのある曲でもできるものがあれば、
ぜひ参加したいという方もいます。
もちろん、私としては、そういうご参加の仕方もものすごく大歓迎!超歓迎です!
むしろ、そういう場合でも、この教室では気楽に参加できるんだ・・・と
思ってもらえたら、本当に嬉しい。
もちろん、ちょっとでも難しい曲に挑戦して、勉強したいという方もいますし、
それはそれで、ほんと、指導者冥利につきる程、嬉しい!!
本当に生徒さんによって、様々。
またレッスン数も人によって様々。
勉強会のご案内をさせていただくのは、だいたいいつも2ヶ月前。
月3回レッスンにいらっしゃる方は、勉強会まで5,6回のレッスンがあります。
月1回の方は、2回。場合よっては1回のこともあります。
練習がどれくらい出来るかというのも人によって違うし、
経験豊富な方でも、上手な方でも、なかなか直前まで本気で練習に入らない場合もあったり
(これはすぐわかります、笑。そしてだいたい毎回同じケースが多い、笑)
逆に経験が浅くても、練習をものすごくする方もいたりで、(これもすぐわかります、笑)
それぞれの方の残り2ヶ月の取り組みを、指導者としてイメージしながら曲選びをします。
そしてこれまでの経験をもとに、
次回以降の勉強会や発表会の曲選びの参考にするわけです。
本番前になるとそのイメージがちょっと違っていたかな・・・・・と思うこともあり、
そんな時ちょっとあせります、笑。
でもそこは大人数の合奏なので、なんとかなるもの。
お互い助けあって演奏していければ良いなあと思うわけです。
さて、今回、まだ経験が短い方たち数名に、かなり無理をさせてしまいまいました。
もちろん、それは私の期待がすご〜〜くつまっています(^^)
ほんとであれば、あと一年後位に弾ければという曲に挑戦していただいたり、
一曲の完成が思ったより早かったので、間近になって、もう一曲挑戦していただいたり。
ということで、ちょっと無理させすぎてしまっている・・・・
という生徒さんたち数名にご連絡をして
3コマ目のレッスンのお誘いをしました。
やはり彼女たちもぜひ!ということで、今日も臨時レッスンも数コマいれつつ。
一緒に合奏をして、ちょこっとですが、安心してくださったようで、
ちょっと救われました。
勉強会といっても、人によっては、すごく気軽に気楽にかんじてらっしゃる方もいますし、
また、ひとつの本番として、意識を高くもってらっしゃる方もいます。
どちらも正しいと思います(^^)。
勉強会を自分にとってどういう位置づけにするかは、その方が決めるのが一番です。
いよいよ明後日となりました。
なんの為にこの勉強会を開催するのか。
今一度自分でそれを確認したい勉強会でもあります。