BGMとしての演奏。

ステージ演奏から一夜明けると
今度は学校に場所を移し、
お茶のお点前のBGMとしての演奏をするといった内容になります。

ステージ演奏とBGM。

何が違う??

ほんとのところは、何もかわらないのかもしれないなと思います。

どちらも真剣勝負には変わらないし、
どちらも良い音を求めることには変わらない。

ですが、場面によって、ボリュームだったり
曲づくりだったりは工夫しなければいけません。

お茶席で弾くのに、力強く弾くのもふさわしくないですし、
かといって、弱々しくては、箏の良さも伝わりにくいし、
ノリノリで弾くのもどうかだし・・・・
テンポのこともあります。

これも慣れということになりますが、
まったく違った環境で演奏する機会がある子供たちも幸せなことです。

今日は学年ごとの演奏。

どの学年も息はぴったり合っているようで、
合奏がずれたりする心配は全く無く安心できました。

ただ、気になるのは押し手の音程、そして調弦でした。

演奏も2ステージ目になると少し音程が狂い始めているのですが、
それに気付かず弾き続けてしまいます。

また朝調弦をとれば、午後までそのままで大丈夫と思い込んでいる生徒も多く、
こちらが気づかないと直さない状況。

今後の課題ですね(^^)。

課題が多いほうが伸び代が多いということで(*^_^*)。

また、浴衣をきて演奏する時の姿勢や足の置き方も今後
気をつけていきたいと思いました。

ところで、中学二年生がなんと私が知らないうちに全員暗譜していたようで、
本番で楽譜を誰一人置かないで演奏していたのです。

涙涙。感動・・・・・。

まだ習い始めて1年数ヶ月。「OKOTO」の演奏もあるのに
学年曲を暗譜していたなんて・・・・。

彼女たちは私にとって「同期」ともいえる学年。

一から指導をさせていただいている学年です。

この子たちが高校3年生になる頃には部はどうなっているだろう(^^)。

夢は広がります!!

さて、そんなこんなで、無事今年の大イベントが終了しました。

昨年度の卒業生も差し入れもって応援に来てくれました。

大学での箏曲部の話をききましたよ!!

今彼女たちは「古典」や「うたもの」を練習しているそうです。
それはそれは大変そうです、笑。

「先生〜〜〜押手がきついんです〜〜〜」

「うたが超むずかしいんです〜〜〜〜〜」

(^^)。

でしょう・・・・でしょう・・・・・☆

たくさん苦労しましょうね〜〜〜〜〜(^^)。

「こんな曲がいい〜〜〜〜」

「うたものはいやです〜〜〜〜」

「かっこいい曲がいいです〜〜〜〜」

「はなやかな曲が弾きたいです〜〜〜〜」

なんて希望を言えたのは高校までですね(^^)。

彼女たちの通っている大学(学習院、日本女子大等)
の箏曲部では秋〜冬に定期演奏会もあるそうなのですが、
そこでは新入生は「六段」やうたもの・・・を演奏するそうです。

なんて素晴らしい〜〜〜〜!!

高校では歌をうたっこともない彼女たち、古典も「六段」を少し弾いた位。
すごく大変そうですが、
いよいよ箏の世界に足を踏み入れることができているんだな〜〜〜と嬉しくなりました。

そういった曲を中心にやっている大学の箏曲部、
ほんとにすごいなって思います。

ビシビシ鍛えてもらえるといいね・・・・・(って・・・・・無責任・・・・^^;)。

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