成澤和則リサイタルVOL2 終了!!

2月6日、成澤くんのリサイタルが開催されました!

20年来の演奏仲間として、とっても感慨深いものがあります。

普段は会社員。
尺八は早稲田大学の部活でスタート。(琴古流です)

虚竹会という部活。そちらの先生はなんと川瀬庸輔先生。卒業後も師事。
古典曲、本曲を専門としていることもあり、
古典曲へ対する愛と理解がとにかく深い!

4年前に第一回目となる「オサライタル」笑、を開催。

(おさらい会と、リサイタルの見事なコラボ・・・・(*´∀`))

その時も助演させていただきまして、
今回もご一緒させていただくことになりまして・・・・ありがたいです。ほんとうにありがたいです。

「七小町」を演奏してまいりました。

いろいろな思いのある曲でございます。

なにせ、最初に演奏したのはまだ長男生まれる前・・・・23歳位の時、三味線でした。

さして得意でもない三絃でこんな大曲を演奏することになり、
青ざめながら練習した記憶。
急に、一日何時間も三絃を練習したので、
爪は割れるは、それはそれは痛みを伴う経験となりました。

そして、本番。
転調の時、ネジがくるくると外れ・・・・・
後歌だったか、手事に入るところだったか、しばし音を出さないでしまうというハプニング。
その夜は、家に(当時は内弟子中。叔母の家に居候中でした)もどり、大泣きした記憶。
助演という立場、役割を果たせなかったことへの情け無さ・・・・・。

さて、箏では6,7年前に、
やはり成澤くんと池上先生と演奏しました。

次女出産後間もなくで、産後の初舞台だった記憶。

池上先生にすべてお任せ。
頼りに頼りながら、リラックスして演奏できた気がします。

そして、今回。
ギリギリまで暗譜を目指していたのですが・・・・間に合わなかった・・・・

情けない・・・

気合、勇気、そして練習が足りなかったのでしょう・・・。

お話をいただいてから、何ヶ月もあったわけです。
ちゃんと計画的にすすめていれば、間に合ったはずです。

ですが、残り2ヶ月で!
などど、油断しておりました。
そういう時に限って・・・・
他のお仕事の依頼が舞い込む・・・・。
かかえる曲がどんどん増える・・・・。
うわ〜〜〜〜〜暗譜どころか、
リハに向けての練習もままならなくなってくる・・・・

それでも、あと一ヶ月でなんとか・・・・

でもだめですね、
それくらい直前になると、焦る焦る。
古典曲の場合、なんとなく覚えても、まったく楽譜を外すという勇気がでない。
とはいえ、当日は楽譜を置こうと2週間前位に決断してからも、
ひきつづき暗譜の練習はすすめました。
というのは、その練習は確実に曲の理解をふかめるのに役に立っているから。

楽譜をみていたときには気付かなかったニュアンス、
三絃とのからみ、
尺八とのハーモニー、

今回、悔いが残ったことは、
次回以降に必ず繋げたいと思っています。

さて、楽譜を置くことにしたので、さぞかし、リラックスできるかとおもいきや、
全然そうではないのが、悲しいところ・・・笑。

前回演奏したときより、不安や緊張が大きいのはなぜなのさ〜〜〜??

いろいろ原因をさぐってみました。

きっと、真剣にとりくんできたからかな〜〜〜。
一曲をこんなに長い時間じっくり練習し、リハを5回もしてきたこと、
過去になんども受けている曲とはいえ、改めて一恵先生に今回もなんどもみていただきました。

それに見合う結果をださねばという欲もでてしまったのかも。
細かい部分に気を配るようになってきたため(今まで気にしなさすぎだった・・・・笑)、
すごく難しいと一層思うようになったこともある。
神経使って弾くので、一曲弾き終わるころにはヘトヘトということもあるかな〜〜〜。

さて、また長くなってきたぞ・・・・笑。

とにかく、おもったこと、それは、古典曲って本当に素晴らしい。
地唄って・・・
日本の文化って・・・・
おそろしく、すごい。

自分が演奏していもちろん感じますが、
今回ご一緒させていただいた、池上先生と日原暢子さんの演奏、歌のすばらしさ!!
古典曲の良さは絶対後世に伝えていかなければいけないって・・・
ずっと思っていたことではあるけれど、
本当にすばらしい演奏を目の当たりにすると、
涙がでるくらい感動し。あ〜〜〜〜〜日本人でよかった〜〜
こんなに美しく、謙虚で、技術、経験、センスが問われる音楽・・・・そんな分野にちょっとでも自分が
まぜてもらえていることが、すごく嬉しくて、
あ〜〜〜〜〜〜やっぱり箏やってきてよかった〜〜〜!!って。

現代曲のかっこよさ、おもしろさ、きれいさ・・・というのは、わりとストレートに伝わりやすいことも多いですが、
古典曲というのは、なかなかそうもいかないというのはわかっています。
はじめてきくと、どのきょくもおなじに聞こえてきたり・・・

でも、その良さを知ることができたら・・・・・・・・
顔がニヤケてしまうくらいはまります。

さて、リハも本番も成澤くんは、普段のように、じつに安定した演奏、
舞台で演奏することを楽しみとし、満喫しているように見えました。
古典を愛し、理解し、練習に励んできた技術。
演奏していてとても安心感があります。

すごい人です。

ほんとにすごいです。

そして、松浦くん・・・・見事暗譜しましたよ〜!!(うっ・・・・かなりジェラシー・・・・・(*´∀`))

ほんと〜〜〜〜〜にすばらしいです。

そして、とにかく、かれの歌声の美しさたるや。
彼も大学で始めたお一人。

当初から、すごくお上手でした、歌も!

自分の演奏は恥ずかしいですが、成澤くんがリハの演奏をYOUTUBEにアップしたので、
今度、こちらにも貼り付けますので、ぜひ聞いてみてください。

おふたりとも普段は会社員だなんて・・・

もう、私の立場ないです・・・・(*´∀`)

そうそう、長男もききにきてくれたのですが、
時間を間違えて、私の曲は聞けなかったと・・・・・

このバカモン〜〜〜〜!!!笑。

ま、別にいいです、本場の古典曲を勉強してもらいたかったので、
池上先生や日原さん達の演奏を聞いて
さぞかし、思うことがあったと思います。

打ち上げにも学生三曲の仲間もたくさんきてくれて、
ぬあんと、川瀬先生も〜〜〜!!
乾杯のビールが美味しすぎました。
この為に、がんばっているんだもんね〜〜〜〜〜というくらい、嬉しい一杯、笑。

さて、常に前をみている成澤くん、
次は〇〇の曲しましょう!
とはやくも、次回のリサイタルのイメージをふくらませているようです。

タフすぎます!!

とりとめなく書いてしまいましたが・・・・

素晴らしい経験をさせていただいたということにつきます!!

成澤くん、松浦くん、助演の皆様、スタッフの皆様、一恵先生、ききにいらしてくだった皆様、応援してくだった皆様、
(一応、夫氏も、もれなく、運搬係・・・・たすかりましたぞよ〜〜〜)
本当にありがとうございました。

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2 Replies to “成澤和則リサイタルVOL2 終了!!”

  1. 先週はお疲れ様でありましたm(_ _)m 
    私なんぞは凄くもなんともありません。M浦のいう「成沢さんは独身で寂しくて暇で小遣い自由なんすねー」が9割正解です(`・ω・´)ムキー あと、止める人もいない。笑

    小林さん含め、助演の方々の演奏、何より気持ちに感謝でございます。楽しかったです。
    次回に向けて動きますので、またよろしうお願いいたしますm(_ _)m

  2. 成澤くん、おつかれ少しはとれましたでしょうか(^^)
    楽しかったですね〜!本当にありがとうございました!

    リサイタルのように、表に出て何かを実現させるって、できる人はすごく少ないと思います。
    それって、すごい才能!
    毎回、いろいろなことを勉強させていただいています。すごく刺激を受けています。

    松浦くんはあいかわらず痛烈・・・・笑。9割正解って・・・・止める人いないって・・・・笑。

    今後もまた三曲合奏、どうぞよろしくお願いいたします(^^)。
    楽しみにしています!

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