続々・お弾き初め会♬

各企画、参加人数は、申し込み次第なので、
会場にしても、時間にしても、予算にしても、
ある程度人数が確定してからではないと決定となりません。

このところは、大体40名前後の参加者ということが多いので、
なんとなくイメージはできつつあるものの、
企画の内容が今までと異なると、やはり一から考えないといけない
ことも多く、まさに試行錯誤。

そしてなにより、やってみなければわからない・・・・ということも多く、
いちかばちか!!ということも実はあったりしまして・・・・

私が教室を運営する上でのモットーはいくつかありますが、
こういった催しを開催する上でのモットーに
それはそのままつながることが多いなあと思います。

その1:気軽に参加していただけるように
(演奏の人数、曲、パート選び、服装のこと、楽器のこと・・・・)

その2:費用の負担がなるべく低いように
(勉強会では5,000円以内に。これまでは3,000円〜4,000円で維持しています。
発表会ではもう少しかかりますが(*´∀`))

その3:演奏以外のことも身につけていただけるように
(他の方の演奏を聞いて学ぶこともありますし、調弦、セッティング、姿勢、合図・・・・
懇親会での皆様とのお話から気づくこともたくさんありますね。)

その4:その後のモチベーションにつながるように

その5:一流の演奏家の方とご一緒できる機会にしたい

私は町の一教室の一講師でしかありません。
名が知れている演奏家でもありませんし、
経歴のある指導者でもありませんし、作曲家でもありません。
代々、箏を弾いている家柄でもありませんので、母の教室を継いでいるわけでもありません。
教室はゼロからのスタート。
これまで、プロを輩出しているわけでもなく、
音大を目指す方を専門に指導しているわけでもありません。
つまり、私個人には演奏者としての地位も、
指導者としての実力もないのです。
つまり個人としての魅力は無いのです。

私が一恵先生にずっと師事しているのは、
一恵先生だから。
演奏、指導、人として、女性としての魅力すべてひっくるめて一恵先生。

他に理由はないのです。

教室の場所がどう、レッスン料がどう、レッスンの予約がどう、
こういうことは単に付随していることであって、
師匠を選ぶ上での条件では全くないのです。
一恵先生に師事しているかたは皆さんそうだと思います。

ですが、私の教室は違います。

もし、教室の場所が不便なところに移ったら、生徒数はぐっと減るでしょう。
レッスンスケジュール、ご希望の曜日や時間帯がとりにくくなったら、やはり通う方は減るでしょう。
レッスン料も上がればやはりそうでしょう。

教室にいらしてくださる方が、
また、初めて問い合わせてくださる方が
当教室に何を求めているのか・・・
どうして箏を習いたいのか・・・・
私にどういった指導を求めているのか・・・

これは、常々考えていることです。

あまりにもいろいろなケースがあるので、
どの方にも満足のいくように・・・・
というのは到底無理だと思っています。

ただ、もし、自分が習う立場だったら・・・・
もし自分が催しに出る立場だったら・・・・

ということは必ず考えるようにしています。

そう考えるとき、各催しのあとは、やはり反省点もたくさん見つかり、
さて、次はどうしたものか・・・・と考えるわけですが、
それでも、やってみないことには、進んでみないことには、
道は開けないのです。
私にとっても、教室にとっても、生徒さんたちにとっても。

せっかく教室に通ってくださってるからには、
何か皆さんにとって形となるものを残したいと思います。

ただ、レッスンにだけ通っていただき、
曲をすこしづつ進めていく・・・

最初の3年間はまさにそれだけでした。それで精一杯でした。
ですが、生徒さんも増え、レベルも上がってくる上で、
何か形にしていくことは指導者の責任でもあり、
教室にとっても大きな課題であると・・・

普段のレッスンよりも、確実に指導の上でもプレッシャーがあります。
目標となる日程までにある程度形にしなければいけないわけです。
タイムリミットがあるというのは、実に大きな課題であります。

ですが、ほんとに不思議!!

そういう指導というのは・・・あまり疲れないというか・・・・
いくらでも指導したくなるというか・・・・
神経が研ぎ澄まされるというか・・・・

同じ1時間が、すごく短く感じるといいますか・・・

きっと生徒さんもそうだと思います。

何を言いたいかわからなくなってきましたが・・・・

そういうことの繰り返しで、
教室全体の底力が上がっていくのだろうな・・・・と。

脱線しました・・・・・つづく・・・・

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