女の子のお爪。

小学校1年生の生徒さんが数名増えました。

ということで、
お爪の輪を選んで接着をしますが、
赤い皮製の輪っかは、こうしてみると、
可愛いな〜〜〜。

男の子用には黒色があります。

小学校3,4年生になると、
大人と同じ、エナメル製につけかえることが多いですが、
しばらく革のものを使うこともありますし、
大人の方でも革のものを使うこともあります。

ところで、一時期、この爪輪を作る職人さんが減って
品薄だったり、値段が上がったり、という心配があったのですが、
このところ、安定しているという話も聞いています。

大変嬉しいことです。
爪の輪は演奏家にとって、非常〜〜〜〜に大切なもの。

ところで、
楽譜出版社にしても、
小物(柱やお爪ケース)制作のお店にしても、
お店が減っているとか、職人さんが減っているとか、
たいていはマイナスのことばかり耳にする今日この頃。

この先、大丈夫なのだろうか・・・・・・
すごく不安になることがあります。

それもこれも、箏を弾く人が減っているから・・・・・

という理由が一番大きいようなのですが・・・・・

はたして、箏人口は実際のところ、
どれくらいがどれくらいに推移しているのでしょうか・・・・・

もし、箏人口そのものは減っていなくても
高い(というか、昔であれば、標準の)楽器を買う人が減っているから・・・・
楽器屋さんにとっては、大きな痛手ということもあるだろうな・・・・・

と思うことはあります。

最近はとてもお安い楽器が手に入るようになっています。

30年前より確実に安いですもの!
数万円の楽器、当時は無かった。

インターネットで買うことももちろん無いし
中古の箏も一般には売っていなかった。
外国製のものもなかったはず。

これって、すごいこと!!

箏人口がもしも変化していないとしても、
10分の一位の金額の楽器を多くの人が買えるようになっているとすれば、
人口は10倍にならないと楽器屋さんは大変なことになるでしょう・・・

さて、私が一番困っていること・・・・
実際、10年近く前まで使っていた柱は今は制作停止となっていて、
演奏家は大変困っていまして、
代わりのものを使っています。

代わりのものは私が思うには巾の柱が滑りやすい。
溝の作りが違うのです。

もっと早くわかっていたら、
何十組も買いだめしておいたのに・・・・と後悔しました。

教室を開き柱が多数必要になったので、
それでも、それまでのものに近い柱のセットを買っていますが、
その数、20セットは優に超えています。

これが全部、以前のメーカーのものだったら・・・・と
よく思います。

でも、ないのですから仕方ありません。

復活してもらいたい。

切に願っています!!!

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