箏曲部の秋の本番にむけての曲選びが終わり、
楽譜を配布し、譜読みスタート。
夏休みを挟むので、実質2ヶ月あるかないか。
けっこう時間ないです。
その間に2曲仕上げないといけないので・・・・・
実は、内心相当焦っています・・・・・講師は・・・・・・笑。
さて、メインとなるのが、やはり大人数で演奏する大合奏曲。
今年は、とあるポピュラーな曲にしました。
昨年は「OKOTO」。
かなり評判がよかったようです!
ので、今年も、かっこいいかんじの、迫力ある曲にしたいなとは思っていたのですが・・・・
今年は最高学年が比河流先生の曲に挑戦するので、
(高校3年生だけは大合奏に参加せず、最後のステージを同級生と演奏します)
大合奏は、違う雰囲気の曲で、かつ、新入部員もなんとかまじれるように・・・・・・
また、昨年入ったメンバーがとても多いので、経験浅い部員の割合がとても多くなる今年、
選曲、相当悩みました。
さて、選曲したものの、
それは、箏2パート、そして、17弦パートという編成。
ごく一般的な編成ではありますが、
部には17弦が2面しかありません。
その2面は高校3年生が使うため、
大合奏では17弦を使用するのは、むずかしい状況。
17弦パートを3箏用に書き換えることにしました。
つまり、箏のみで3パートになるということです。
調弦を低くして、低音を確保します。
さて、どんなかんじになるのか、まるで想像つきません!!
(無責任・・・・(*´∀`))
でも、どうなるか、とても楽しみでもあります。
3箏に書き換える作業は一見シンプルそうで、なかなか難しい。
足りない4本分の糸の音をどうするのがベストか。
単純にオクターブ下げてしまうと、不自然になる場合も多い。
ということで、いろいろと試しつつ書きなおしました。
かなり時間かかりました〜〜〜。
きっと、弾いていく中で、おかしな音がいろいろ見つかると思います。
都度、直しながらやっていくかんじになるでしょう。
で・・・・思う。
完成された楽譜を弾くって・・・・・・・
ほんとにありがたいし、実はとっても楽なこと。
(演奏することはもちろん大変ですが)
多くの人の苦労が詰まりに詰まった楽譜。
もっともっと大切にしないと!!
楽譜は宝物です。
真っ白な人はいませんか??
ちゃんとメモしてますか??
先生にいわれたことだけでなく、
自分で大事だとおもったら、いろいろ書きこんでますか??
と・・・・・自分にも言い聞かせています・・・・。
たくさん書きこんでいる楽譜は、10年後、20年後に見ても、
その時の練習風景、レッスン風景がよみがえってきます。
そして、確実に大事なポイント、
自分が苦手だったポイントがわかります。
こんなに役立つんだと、後からわかります。
私はむらがあるので、曲により、かなり書きこんでいるものと、そうでもないものがあります^^;
中には、何年の何月に、誰先生にレッスンを何回受けた。(代稽古の先生にもたくさんみていただいてましたので)
とある先生に言われたこと、別の先生に言われたこと、すべて書きこんでいました。
強弱とか、そういうことだけではなくて、
例えば、雰囲気の作り方、
手の動かし方、
練習方法、
ものすご〜〜〜く参考になります。
今、指導する立場としても。
とういうことで・・・・
今の演奏のためにも、
将来のためにも・・・・
ぜひぜひ!!