箏と三絃。

教室をスタートした頃、箏同士の合奏のみというのが、しばらく続き、
それから、数年・・・・・三絃(生徒さん)と箏(私)という合奏も出始めました。

そして、最近は箏(生徒さん)、三絃(私)という合奏も出始めました。

つまり、箏曲の古典曲を勉強しはじめた生徒さんたちがこの数年、増えてきまして、
(教室に習いにいらして、数年は現代曲のみレッスンしていましたが)
宮城道雄小曲集が終わり、いよいよ、本格的な地唄に入りはじめた方達が
でてきたということです。

教室をスタートしたとき、
現代曲のみでなく、いつか、生徒さんたちも古典曲を学び、楽しむことができる
ようになったらな〜〜〜と思っていましたが、
そんな時期がついにやってきまして、本当に嬉しいです。

まずは、曲がどんな曲であれ、
楽しむことが第一で
できれば続くとなお良いな〜〜〜ということでやってきたわけですが、
生徒さんたちが真剣に取り組んでいる様子を見ると、
ならば、ちゃんと古典曲にも触れてみていただくこと、
試みてもいいのではないかしら・・・・

と。

これまでも、試験のために、課題の曲にとりくんでいる方達はいましたが、
課題曲は箏同士の合奏という場合が多く、
なかなか、箏と三絃というかんじではありませんでした。

古典曲を学ぶことのメリットはあげるときりがありませんが、
箏についての知識や技術がさらにしっかりすることは、もちろんですが、
まずは、箏の世界がさらに広がり、楽しみの範囲も広がるということを
実感していただけている感覚もあり、
非常にやりがいのあるお稽古です。

さて、今日は、黒髪の合奏をしました。

生徒さんが一人で弾いて、
全曲ひとりで歌う。

当たり前のように聞こえるかもしれませんが、
そんなことは、実はないのです。

古典、一曲をひとりで、正確に歌い切るということは、
簡単なことではありません。
もちろん箏を弾きながらとなります。

まだ、うたをはじめて、そんなに長い年数がたっているわけではありません。
(1年位でしょうか)

でも、しっかりした声を出して、
三絃にも合わせて、合奏ができる。

大きな課題をクリアーしているのです。

古典勉強会(講習会)をできる日も近いなとワクワク!!
講師にどなたをお招きしたらいいかしら〜〜〜。
もちろん、私も受講者として、生徒さんたちと一緒に参加するつもり!!

さて、紺色の艶布巾も使用スタートしまして、
以前生徒さんからいただいていた、手ぬぐいに衣替え!

椿の花ではありますが、
一見、南国の花のようにも見えて、
夏っぽいかんじもするので、
今の時期にいいかな〜〜〜なんて。

ちょうど指すりや、膝ゴムのベージュ色ともしっくり。

リフレッシュ〜〜〜!

しっとりと、ゆったりと。

古典曲というものも、ほんとうに粋で素敵です。

風情のなんと豊かなこと。

う〜〜〜〜む、
やっぱり和室ほしいな〜〜〜〜教室に。

笑。

カテゴリー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください