本番というのは、何度立たせていただいても
やはりやはりの独特の緊張感が漂っています。
そして、いつも思うのは、はじまってしまうと、実にあっという間!!
だいたい演奏の30分前から、演奏終了までの、なんとつかの間の時間。
メンバーそれぞれが、それぞれの挑み方で
椅子に座るのですが、
30分くらい前になると、それぞれの集中の仕方というのは、様々であり、
なんとも言えない空気が流れます。
そして、いざスタート直前!!数分前
となると、また、皆が一緒になるというのでしょうか、
また急に盛り上がってきて、笑顔で幕が上がるのを待つ。
そんななんともいえないかんじ。
大合奏ならではの、醍醐味なのかもしれません。
一恵先生、福永先生、やはりやはり・・・・本番ですべて出し切ってくださいます。
本番で出し切れるという凄さは、私には実はまだまだ経験がありません。
その様子をなかばうらやましく思いながらも、
自分の努力の足りなさを、実感するのも、いつものこと。
先生方との演奏では、いつもそう感じます。
でも、だからこそ、また、明日から頑張ろうと思えるし、
私、なにやってんだ〜〜〜〜と目を覚ますことができる。
本番でのノリというのは、やはり、一恵先生ならでは、
なんて、前向きな演奏なのだろうと。
ついていく!!ということしかできないのですが、緊張しつつも、
本当に幸せな時間でありました。
最初に先生のバックで演奏させていただいたのは、16歳位。
このころは、まだ、先生に習っていなくて、
梅岡先生に習い始めたばかりの頃。
演奏会があるというので、練習していたら、
リハーサルで忠夫先生と一恵先生がいらして、
なんだかすごそうな先生方だな〜〜〜〜って
おもいつつも、いまいち、よくわかっていなかった・・・
とんでもなく何も知らない私でした・・・・・。
もちろん、両親はよくわかっていたのですが、
あまり教えてくれないもので・・・・・
それ以来、時々、先生のバックで演奏させていただき、
かれこれ、ゆうに20年以上。いや30年近いぞ!!
当時から、一恵先生の演奏スタイルは変わらず、
パワーも変わらず、オーラも変わらず、印象も変わらず・・・・
奇跡の方です、本当に。
満員のお客様。
教室の生徒さんたちも複数いらしてくださいました。
また演奏仲間もいらしてくださったり、
なんと!!2年前に仙台で演奏させていただく機会をくださった、
作曲家の近藤先生もいらしてくださったのです!!
近藤先生も当時の作曲事情については、お詳しい先生ですし、
きっといろいろな思いを抱きながら、聞いてくださったと思います。
また、なんとなんと、鹿児島でお世話になったやはり作曲家の久保先生もいらしていて、
偶然、ロビーの外のベンチで夫氏を待っていたら、
声をかけてくださる紳士が!!
え??鹿児島の??
もうサプライズだらけでした!
嬉しかった〜〜〜〜〜(*´∀`*)!!
かくして、本番はあっという間に終わってしまったわけですが、
非常に沢山のことを勉強させていただき、
大きな財産となりました。
福永先生、粋すぎます〜〜〜!!
楽屋での乾杯ようにワインをご準備くださってまして!!
皆で乾杯〜〜〜!!
空きっ腹にけっこう効きましたが、
絶品の白ワインでして、
皆で銘柄チェックに余念がなかった・・・・・という写真、笑。
こういった余裕、気遣いが大物先生皆様に共通なさるのです。
感激すぎます。
思い出しても泣けてくらい感激したのでした。