古典曲合奏。

夢にまで見た!!?!!

古典曲の複数名での合奏が実現しました!!!

あ〜〜〜〜〜教室開催して10年目にして・・・・。

なんというか・・・・・やっと生田流箏曲というものの、
スタートに立てたような・・・・そんな気持ちでおります。

いつか、こんな日がくればいいなあとぼんやりと描いいていたのですが・・・

というか、いつか、こんな日がこなければいけない・・・・・と多少プレッシャーにも感じていました。

多くの方にHPをご覧いただき、
体験レッスンにもいらしていただき、
多くの生徒さんに通っていただいておりますが、
なんとなく、
キャッチーなかんじだけではなくて・・・・
きっちりと、箏の伝統というものを、伝えていくという使命も未熟ながら感じておりまして、
ただ、楽しい曲を弾く、かっこいい曲を弾く、だれでも知っている曲を弾く・・・・

ということだけではなくて、

箏のやはり、基本となる古典曲についての
勉強というものを、この教室でも普通のようにできる雰囲気にしたいと
常々思っておりました。

決して強制してやっていただくということはしないようにしていますし、
したくないので、古典曲の良さや大切さということを時々はお伝えし、
興味を持ってくださる方、理解してくださる方がいたら、そのタイミングがきたら、
そのお稽古も自然にはじめられるといいなあと思っています。

そんなこんなで、少しづつ、地唄の勉強や古典曲のお稽古をする方が
少しづつ増えてきまして、気づいたら、今回、
「八千代獅子」と「黒髪」を複数名で合奏できる状況になってきました!!

皆さん全員、宮城道雄小曲集を制覇してくださいました!!

もちろん、ひとりで歌ってひとりで弾いて・・・・がんばっていました。

プログラム一番に八千代獅子。そして、午後の部の一番に黒髪。

それぞれ座奏になるので、毛氈が必要となります。
それもあって、その順番にしたということもありますが、
プログラムの最初は、ちょっと元気に明るい曲!!ということもあります。

そして、途中は、少し疲れてきたみなさんに、しっとりと粋な曲・・・・ということで、「黒髪」。

こう見えても、一応、曲順、吟味していますよ、笑。

曲順を考えるのに、かなり悩みました。今回。

数日・・・・

一日数時間・・・・・あ〜でもない、こ〜でもない・・・・

並べ替えて・・・・・

でもこの2曲だけは、最初から決まっていました♡

さて、本番、八千代獅子は私も入りましたが、歌は生徒さんのみで!!

黒髪については、私は入りませんでした!!

いずれの曲も、一度も皆で合奏練習せずに、ほんとのほんとのぶっつけ本番。一回のみの演奏!
尺八ももちろん当日初めて入りました。

でも・・・・・けっこういいかんじでした。ほんとに。

古典曲の取り組み方というのは
教室によって、実に様々です。

ただ、わりとよくあるのは、
先生だけ歌って、生徒さんは演奏のみ。

とか、一応生徒さんも歌うけど、
なんとなく先生についていくだけ・・・・
とか。

ひとりではとても歌えない・・・・

という場合もほんとによくあるのです。

それはそれで、演奏を楽しむ・・・・ということにはかわりないので、
それでもいいと思うのですが、
私はできれば・・・・自分でしっかり楽譜を読み込んで
たとえ小さな声でもいいので、ひとりで弾いて歌って・・・・

ということができるように、古典曲のお稽古をしたいとおもって
進めています。

地道なレッスンではありますが、
生徒さんたち思いの外、早いペースで
ここまで進んできたように感じています。

ここまで、きたら、あとは、千鳥の曲〜夕顔〜〜いろいろな古典曲に挑戦できます!!

楽しみで仕方ありません!!

そして、今回入ってくださった小湊先生の尺八。

小湊先生はもともと古典曲中心に勉強なさっていた方なので、
それはそれは、美しい節回し、音色で、箏や三絃の音をさらにふくよかにしてくださいます。

日本人でよかったな〜〜〜〜〜と思う瞬間でもあります。

30曲中、たった2曲ではありましたが、
教室にとっては、とってもとっても画期的なことでありました。

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