和の祭典

みたけきみこさん、三嶽豊さんにお招きいただき、
文学サロン主催「和の祭典」にて
久保禎先生作曲「女楽~源氏物語 若菜・下の巻より」を再演いたしました!

素晴らしい琵琶演奏家の坂田美子さん、
そして、梶ヶ野亜生、山野安珠美、小林真由子の4名での演奏。

約15分の曲。

物語の中で4人の女性が琵琶・箏を演奏する場面があります。

その様子をイメージしながら作曲をしてくださった久保先生。

3年前初めて演奏させいただいたとき、
琵琶、そして17弦(かじちゃん)の独奏、
二人の体中から湧き出る魂そのもののような
音楽・・・・

圧倒されました。

今回、再演できることになって、また同じメンバーで演奏できるということは、
本当に嬉しいことでありました。

新しい曲というのは、一度きり・・・・になってしまうこともとても多い世界です。

せっかく素晴らしい曲を作ってくださり・・・
できれば、それを何度でも弾いていきたい。

前回に比べ、他のメンバーの音を深く感じ、
自分の音を乗せていく・・・
ということがスムーズにできるようになっている感じがしました。

きっとこの曲はまた再演するのだろう・・・・と思っています。

久保先生ともお会いできまして、もちろん、聞いてくださり、
今回の演奏もとても喜んでくださいました。

さて、和の祭典、私たちもお席をご用意していただき、
とっても美味しいお食事をしながら、
他の方の舞や演奏を拝見したり、
和歌奉納((最愛の人に贈ることば・・・というテーマ)という場面では
三嶽さまと交流のある素晴らしい先生方のおはなしを聞かせていただき・・・・

感動的な内容ばかりで、
演奏前から潤潤してしまっていました。

お客様を笑顔いっぱいにしてしまう、会場中をあたたかい空気にしてしまう
三嶽ご夫妻のお人柄の素晴らしさを改めて実感いたしました。

人生の中で関わった方たちをどこまでも
大切になさる三嶽ご夫妻のあたたかさ!!

この時代に薄れてきていることかもしれない。

いろいろなこと教えていただきました。

梶ヶ野亜生ちゃんを通じ鹿児島の皆様と交流できる機会に恵まれ、ほんとに幸せです♡

そして、久々、螺鈿隊・・・一人いませんでしたが・・・笑・・・・

(なんで俺は前回に続き、またお呼びじゃないの〜〜〜とブツブツ言っていた市川さん・・・笑)

3人で演奏できたのも、ものすごく嬉しかった〜。

この感覚・・・

ほんとに信頼できる箏仲間と・・・・
言葉なしで、なんだか、お互いのやりたいこと、
言いたいことが(音楽上で)わかってしまって・・・

すぐにそう対応できてしまう・・・・

自分たちがやってきたこと、
続けてきたことって
ものすごい宝物だということ・・・・実感しました。

素晴らしい経験をさせていただき、本当にありがとうございました!

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