竹澤悦子先生に同行させていただいて、
曲も演奏させていただいた長男。
9月23日に開催された Dance Venus の皆様のダンスステージでの音楽担当です。
もともと出演の予定はなかったのですが、
えっちゃん先生が、こういった曲はどうでしょうか・・・・・と長男が演奏している映像を
ダンスの先生に紹介してくださり、
「これでいきましょう!!」となったそうです。
それは比河流先生の「斜影」という曲。
数年前のコンクールで入賞したときに演奏した曲ですが、
この夏には次男が子供コンサートで演奏した曲でもあります。
本来であれば、えっちゃん先生お一人で、いろいろな曲を演奏なさるステージだったのですが、
ではではせっかくなので、ハヤト君本人に演奏してもらうのもいいかも!
ということで、ありがたくも、演奏させていただくということになりました。
急なことだったのですが、
きっちりとリハもしてくださり、
安心してステージにたつことができたと思われます。
ダンス・・・・とのコラボはおそらく本人は初めて。
私はというと、過去に、田中民さんや、ユーコ・スミダ・ジャクソンさん・・・・・
そして、久遠というお寺でのステージでは、ジャッキーさんと!!
ものすごい方達とご一緒させていただいたことがあります。
田中泯さんのときは、曲ではあるのですが、即興性のものすごく高い演奏でした。それは螺鈿隊として。
ユーコ・スミダ・ジャクソンさんとの時は、楽譜のある曲ではありましたが、数曲、雰囲気をそろえてつなげたり・・・・
途中から和太鼓グループが入って・・・・とうい内容。市川慎くんとの演奏でした。
ジャッキーさんとは、完全即興。
自然と歌いたくなる演奏・・・・
踊りたくなる演奏・・・・・
相手の方の心に訴えるものでなければ、
気持ちも盛り上がらないだろうし、インスパイヤされないので、
良い踊りにもつながらないと思うと・・・・音楽担当の人の役割はものすごく大きい。
どんな音を出すかで、最初の動きも決まってくるだろうし・・・・
予想外の展開になっていったら、それはそれでものすごくおもしろい。
今回のステージ、どういった雰囲気で、どういった踊りであったのかは、
私はみにいっていないので、わからないのですが、
おそらく、お相手の方におんぶにだっこのステージだったのであろう・・・
と思われますが・・・・・
とにかく、ものすごくありがたい経験をさせていただきました。
竹澤先生に私がお世話になりはじめたのは、18歳の頃。
その年令になった長男。
もちろん、長男はもっともっと小さいときからお世話になっているので、
おつきあいは長いのですが、大学生になって、いよいよ、これから、自分で箏とどう向きあっていくかを
考える上で、はじめていただいたお仕事、思うことも多々あったと思います。
そして、演奏ももちろんですが、
先生に同行させていただくことで、
練習段階、準備段階、リハにおいて・・・・の心構え、
本番に向かう意識の高さ・・・
本番当日のありかた・・・・
目の当たりにさせていただいて、大きな刺激となったと思います。
私もかつて、竹澤先生のライブに同行させていただたり、
お仕事に連れていっていただいたりと・・・・貴重な経験をたくさんさせていただきました。
沢井のレッスンでみるときの先生とはまた全然違う一面を見ることができて、
また、箏にもこういった世界があるのか〜〜〜!!と刺激をうけて・・・
そういったことの興味や刺激がつみかさなることで、
今、自分がこうして演奏をしているモチベーションとなっている・・・・
いつも思うのは、結局、ステージでは一人ぼっちになります。
たとえ、合奏する相手がいても、自分の音を出すのは自分一人。
結局はひとりで乗り越えていかないといけないなあ・・・・
そしてひとりで乗り越えられる力があると、
結局は他の人達と一緒に乗り越えられる・・・・
と思うと、やっぱりまずは個の力をどこまで上げていくようにしないと・・・・
というところに落ち着く・・・・
息子のことを書くつもりが、結局自分に言い聞かせたいことを書いて終わりました、笑。
インプット、アウトプットどちらも大事だけど、
結局はその間の地道な努力・練習・・・・・それがないとどうにもならない・・・・。
さて、今日は練習ちょっと頑張るデーにします!!笑。