沢井箏曲院の菅野税子先生の演奏会。
市川市の会場。
尺八の岸本先生と一緒に助演させていただくという光栄(*´∀`)。
普段沢井にいらっしゃる時とは異なる、
菅野先生の師匠としてのお顔、母親としてのお顔を目の当たりにして、すごく感動しました。
お弟子様たちやお客様の菅野先生への心からの協力と応援、愛情をひしひし感じました。
菅野先生の着付けもお弟子さんが担当なさったそう!!
また、私たちのお世話もお弟子さんたちが献身的に担当してくださって・・・・(*´∀`)。
地唄「越後獅子」の三絃替手や
沢井忠夫作曲「戯れ」という三絃の曲も演奏させていただき、
自分にとっても大きな課題と向きあえた数ヶ月。
下合わせ計5回。
一つのコンサートにむける菅野先生の真摯な姿にも心動かされました。
菅野先生、毎回、MCを入れながら、たくさんの難曲を演奏なさってらして、
ほんとにすごいなあと・・・・私にはとてもできない・・・・・
この演奏会は8回目を迎えるそうです。
プログラムも菅野先生のお手製!
とっても素敵なプログラムでした。
なんと、チラシやプログラム作成に向けてパソコン教室にも通われるようになったそうで、
ほんとに、なんという努力家でらっしゃるのでしょう・・・・涙。
そういったこと、
すべて夫氏任せにしてしまう自分を反省いたしました。
調弦係に、有薗さんがいらしてまして!!
有薗さんといえば、
当教室でもかつて、代稽古をしてくださったり、演奏会でお手伝いにいらしてくださった先生!
調弦のみならず、いろいろなことを丁寧に、きっちりと、さりげなく・・・そして、ものすご〜〜〜く謙虚な姿勢でこなしている姿もいつもながらに感動しました。
いろいろな方からお手伝いを頼まれる所以だと思います。
一緒にいて、とても気持ちの良い女性であり、演奏家!
ということで、ありちゃんや、キッシー先生との楽屋でのおしゃべりもとっても楽しくて、
緊張の中にも、和やかな空気の本番でした。
さて、演奏はというと・・・
リハーサルの時や下合わせのかんじとほぼ同じように本番、演奏できたかんじがありまして、
私個人としてもですが、合奏としても、とてもホッといたしました。
やはり、助演させていただく立場としては
自分の演奏会等よりも、さらに責任感じますし、
緊張します。
もっともっとやれたらなあという思いはありますが、(それはどの本番でもいつもそうなのですが・・・)
なんとか、役割を果たせたかと・・・・・
というかんじであります。
特に三絃での現代曲というのは、
あまりステージでの経験はなく、
どんなかんじになるか、未知・・・・のような感覚もあったのですが、
古典に比べて、おもいっきり(という表現もおかしいですが)、演奏する・・・・
感覚・・・・
まさに箏に通じるかも・・・・
なんて思いながら、不思議と現代曲になったとき、
勝手に自分の音色がかわっていることに気づき・・・・
それも新鮮でおもしろかったです。
はたして・・・
今回は・・・・古典の方が緊張いたしました・・・・・(*´∀`)。
(18分という演奏時間にもよるかもしれないですが・・・・)
それにしても、大きな勉強となり、大きな経験となった演奏会でした。
菅野先生、岸本先生、そして、演奏・・・・間に合うように導いてくださった一恵先生、本当にありがとうございました。