ミュージックシェアリング。
福島県須賀川の病院へ。
一恵先生と沢井のお仲間と6名で演奏してまいりました。
重度心身障害を持つ患者さん60名、
一緒に音楽をともにし、想像をはるかに超える一体感、感動の連続でした。
一恵先生の音・音楽への彼らのは反応は、ただ「箏すごいな〜!」というものではない。
心というのでもなく、もっともっと深いところをとらえ、それまでになかった感覚を呼び覚ますような。
「焔」をご一緒させていただくのは、もう何十回めだろう。
30年近く前に初めてご一緒させていただいたことがいつも蘇る。
先生の17弦のパワーは昨日もすさまじかった。
年齢のことを言うのは野暮というものだけれど・・・・
いくら若いにしたって・・・・
あの力強い音・・・・・
あの迫力・・・・
あの研ぎ澄まされた感覚・・・・
自分の中で一恵先生にまつわる不思議は増えていくばかりであります。
さて、体験コーナーではほぼ全員が箏に触れました!
看護師さんや、保育士さん、補助の方もみなさんが、
ひとりでも多くの患者さんに楽器に触れていただこうという熱意がものすごくて、
楽器を横にしたり、縦にしたり、斜めにしたり、
車椅子のところに抱えながら音を出してもらうこと数十名!!
指が糸にふれるだけで、
それはとっても大きな刺激となり、
彼らは何かをかんじとっている。
音となり、耳に入ると、いろいろな感覚につたわたって
表情が変化して・・・・
いつもは手を出さない患者さんが自ら手をだすことに病院の皆様すごく驚き感激していました。
ちょっと面白いエピソードも!
ほとんどの方はお話できないのですが、看護師さんを通じて
「一緒に写真撮りたい」
と申し出てくれた方がいて、体験中にパシャリ(^^)!
明日からベットの横に飾ってくれる・・・・そうでした!!
うれしいな〜〜〜〜(^^)
さて、体験も終盤に差し掛かる頃、
「さくら・・・さくら・・・」と体験中ひとりの女性が声に出しました。
さくらさくら・・・・しっているのかな・・・
ひいてみたいのかな・・・・
きいてみたいのか・・・・・と思って・・・
いそいで調弦をとり指でメロディーを弾いてみたら、
大きな声で、そして、正確な歌詞で歌うではありませんか!
それを聞いた一恵先生が、
では最後、6人で合奏しよう!!と
いっそいて調弦をざ〜〜〜〜っととって、
「さくらさくら」をアドリブ合奏。
多くの方が声で、心で歌ってくれました。
思いがけない展開に・・・・驚きと嬉しさと興奮と・・・・
「こういう事のために私は音楽をやっているんだな〜」と嬉しそうに話されていた一恵先生。
そういう先生のお側で一緒に演奏できる幸せ・・・・。
本当に素晴らしい経験をさせていただきました。
昨日は長男も初めて参加させていただきました。
何を思ったでしょうか・・・。
さて・・・・福島県須賀川市・・・はじめて降り立ちました。
こちらはウルトラマンの生みの親「円谷英二」の故郷ということで・・・
とってもユニークな看板や旗が駅を彩っていましたよ。
そして、駅をでると、ウルトラマンのモニュメントが!!
息子たちが幼稚園位だったら・・・・どんなに興奮しただろうな〜〜〜なんて思い出しました。
池袋のサンシャイン・・・・夏になると「ウルトラマンフェスタ」がありますが、
それにも行きましたね〜〜。
ウルトラマンショーにけっこう感激した自分でした(*´∀`)。
男の子を育てていると、ウルトラマン派になるか・・・・プラレール派になるか・・・・・
けっこう別れると言われますが・・・・
うちは間違いなくウルトラマン派でした・・・・笑。
(プラレールももちろんやっていましたが(*´∀`))
あ・・・・関係ない話で終わってしまいました。