今回の勉強会の曲はこちら
・六段の調べ
・小曲集から(福寿草・岩もる水・春の園)
・小曲集から(かざしの菊・藤の花・山の上)
・小曲集から(笛の音)
・八千代獅子
・難波獅子
・黒髪
・千鳥
・遠砧
・夕顔
・小鳥の歌
・日本のわらべ歌
宮城道雄の歌ものもいれました!
また、古典をまだレッスンしていない方むけには、小鳥の歌と、日本のわらべ歌をエントリー。
とはいっても、8名位の方が、
これをきっかけにちょっとづつ歌ものスタートしてみようかな・・・・
いうことで、小曲集に挑戦しはじめまして、
ほとんどの方が歌ものに参加・・・・という形に結果的になりました。
?六段の調べ
尺八との合奏なので、低調子で挑戦。
そういえば、初回の発表会も、2回目の発表会もプログラムの一番は六段の調べでした。
やはりこの曲・・・・こういった会ではなくてはならない曲だなあとかんじました。
多くの方がレッスンを受けた曲でもありますし、これから受ける曲でもあるのですが、
何度聞いても何度弾いても、毎回、ものすごく心に響くものがあります。
今回も、皆様、低い音の押し手も、わりと良い音程に押せていましたし、
節がしっかり体に染み付いているという感じで、心地よく聞くことができました。
想像より、テンポが早くなったなあ・・・というかんじではありましたが、果敢に攻めてるかんじも、よかった!!!
?さくら・福寿草・岩もる水・春の園
三絃との合奏バージョンと、箏のみバージョンとありました。
三絃との合奏では低調子になるのですが、そのことをメンバーにお伝えしたの数日前・・・ということで、
急に声の音域も変わってしまったし、押し手の大変さも変わってしまったし・・・・大変なご負担をおかけしたのですが、
皆様、ご自宅で試してくださって、本番もしっかり形となっていましてホッとしたのでした。
三絃、この2ヶ月でスタートなさった方もいらっしゃいましたが、落ち着いて弾いていました!
宮城道雄の小曲集の中の、とても短い曲なのですが、
三絃との合奏になるとグッと古典的な雰囲気になり、自分にとってもすご〜く新鮮でした!
箏のみバージョンでは、さくらさくらもエントリーすることになりまして、
急遽、伴奏バートを数名の方にお願いしたりと、無茶振りもありましたが、なんてことなく対応してくださいました〜!
本格的な古典曲の中に、こういった短い曲があるというのも、なんとも初々しくて、素敵で、とってもありがたいことです。
こうして、スタートなさる方が、また、1年後、2年後にどんな進化をとげているか・・・・想像するだけで嬉しくなります?
?かざしの菊・藤の花・山の上
かざしの菊・・・・という曲から、宮城小曲集の難易度がグッとあがります。
この曲を乗り越えれば・・・・・というターニングポイントでもある曲。
2ページしかないですし、歌は五行位しかないのですが、それまでの曲から急に様変わり!
一気に古典の節回しがやってきます。
ですので、お稽古でも、数回で完成する人もたまにはいらっしゃいますが、多くは何回もレッスンを受けて・・・
半年位かけて・・という方も少なくないのです。(当教室は現代曲も基本的には並行してレッスンしていますので、)
今回5名の方が挑戦。お一人づつでも十分に歌えるようになっていましたので、なんの不安もありませんでした☺️
とはいえ、初めての合奏ということで、他の方との息をあわせる難しさはあったと思うのですが、協力体制すばらしかった!
そして、「藤の花」や、「山の上」は、古典的な歌ではないのですが、非常に美しいメロディ。大好きな曲です!
「山の上」は二部合奏になっていますが・・・・その伴奏についても・・・数日前にメンバーに演奏を打診・・・汗。
「おまかせください〜〜」(ちょっと盛ってるかな、笑)というお返事に、なんという頼もしさ〜〜〜と。
一番と二番の歌詞がひじょう〜〜に紛らわしい曲なのですが、それもばっちり!
それぞれあまり長い曲ではないですが、三曲連続・・・というのは、
けっこうなボリュームだったろうなあと後から思いました(^◇^;) (遅い!笑)
?笛の音
いよいよ小曲集大詰めの曲です!
前歌・中歌・後歌とあります。
三絃との合奏です。
曲も測ってみたら7分くらいありました〜!
この曲ができると、いよいよ、本格的な古典曲にスムーズに入れる・・・・・そんな気がします。
歌から手事に入るかんじ、手事から歌にはいるかんじ・・・・・そのなんともいえない間のとりかたの塩梅・・・
決して簡単ではなくて、なんどもやっていくうちに、なんとなく身についてきます。
今回、テンポも早くなったりすることもなく、落ち着いて最後までつながっていたなあという印象でした。
この位むずかしい曲になってくると、他の方達の息遣いや音に反応する・・・・・という力もかなりしっかりと、
自然についてきているんだなあとかんじました。
笛の音を弾いた方達・・・・・次回は、尺八との合奏・・・・に挑戦できるといいなあ・・・☺️
つづく