弦書

勉強会の記事、続けてアップしておりましたが・・・・

その間、お仲間のライブ等にも行っておりました。

神田の楽道庵で開催されたライブ。

書の白石雪妃さん、ギターの松田弦さん、
そしてゲストにお花の加藤ひろえさん。

和にも洋にもしっくりとくる、味わいぶかい空間で
美しいギターの音色に寄せて、
書と花がときに静かに、ときに躍動感に満ちて・・・
一つの世界をつくりあげていました。

前半のステージ終了後に、なんとなく自分がイメージしていたものと
まるで違う形が最後にできあがり、
なんという可能性にあふれるライブなのだろう・・・・と。

私はこれまで音楽家の方との演奏がほとんどで
音楽以外のジャンルの方たちとのステージというのは
あまり経験がありません。

音と音がぶつかりあい、とけあい、
リズムがからみあい、
間をかんじ、

楽器同士の演奏の醍醐味は
味わっているのですが

・・・・書や・・・・花・・・・・

どうお互いの空気を感じるのか・・・

どう刺激し合うのか・・・・

この数年、いろいろな方のコラボの様子を拝見したり
お話をうかがったりしつつ、自分なりに模索しておりますが、
まだまだ実にあいまいなかんじで、その醍醐味は味わいきれずにおります。

ですが、今回、弦書のライブを目の当たりにして、
ああ・・・・この方達は、紛れもなくお互いをかんじ、
一体となり一つの世界をつくっている・・・・

そう感じました。

経験値によるかもしれないし、感受性によるかもしれないし、
いろんな要素が重なっているのだと思いますが、
私もそんな感覚になれたら・・・・と。

4月21日には、加藤ひろえさんの花生けとのライブがあります!
自分が彼女の動きを息遣いをどう感じることができるだろうか・・・・。

他人事のようなかんじですが、
それが非常に楽しみでもあります。

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