柏・Nardisライブ終了いたしました。

ついに柏・Nardisでのライブが終了しました。

大塚グレコでのライブに続き、自分にとって、
いろいろな面で深い意味を持ったライブでした。

今後、どれくらい、こういった経験ができるのだろうか・・・・

数年前は、こういった音楽をできる日が来るなんて・・

いや、こういう音楽があるなんて・・・・
ましてや、石井さんや定村さんというかなり次元の違う方達とご一緒する日がくるなんて・・

想像すらしていませんでした。

実際に何度か演奏してみると、確かにこういう展開って可能だな・・・・
どうして今までやってこなかったんだろう・・・

と思ったりもするわけですが。
やってみたから言えるだけのことで、やる前はやっぱり想像はできなかった・・・

今回のライブで感想をFBに載せてくださった定村さんやリスナーの方の記事をご紹介?

「火曜日、
昨日は21時には帰宅して早めに寝たのだけどやはり昼過ぎのコマまで全力疾走するとヨレヨレであります。ヨレヨレと12時間職場で過ごし、それでも今夜は楽しみがあるから頑張れたのだ。

というわけで予想できない展開のヴァイオリン、箏、ピアノのトリオ。
いやー、凄いことになってました。正直先月の大塚のこのトリオの演奏を聴いていても、こりゃー、という感じ。初めて聴かれた方はびっくりされたのではないか、とおもいます。
まずは現代箏曲「風の歌」。そこにM・ルグランの風のささやきが織り込まれてる。

前回もやった Elevation of loveもBe my loveももちろん濃くなっていたし、Recado Bossa Nova も、ガツンとぶつかりあってる。表面的にお洒落にBGM的に、ってのとは違うのよ。
今日のMC(司会)は定村さん。真由子さんが調弦したり、石井さんがキーボードの設定をしている間楽しいお話をして下さいました、でも途中終わっちゃった、
NY在住だった時「あえて日本的な演奏をしなかった」、その理由が気になります。いつかまた。

そしてなんといっても、ラストの武満徹の「小さな空」、アンコールのLast Waltzのなんともいえない17弦箏の響き。ハープの低音のようなこの世の向こうから聴こえるような響きが、歌うヴァイオリンとピアノに重なっていく感は凄みがありました。(マニア的にはこの音はマーラーのシンフォニーのハープの低音みたいだと思うのです)

さて、実はこのライブの時間、日本戦とドンかぶりだったのですよね、しかしお店はお客さんいっぱいで、予約無しで行っちゃった自分は真由子さんサポーターファミリー席に。
ご主人も長男さんもお嬢さんも素敵!日本戦の結果を気にしつつ(定村さんはわー、途中経過言わないでーっとおっしゃってけど笑)楽しいひと時でございました。」

「昨晩@大塚Greco 石井彰、小林真由子、とのトリオユニット。
まだ名称はないが、ヤバイ。何か名前つけようかな。。。
譜面のしっかりある現代邦楽曲から、即興演奏をコラボレーションしていく、このインタラクティブな緊張感!そしてお客様の半数以上が邦楽を学んでいる、あるいは邦楽に関わりのある方々。ニューヨークでジャズをやるような懐の深い厳しいリスペクト感みたいなものも感じたのでした。そして何と言っても箏奏者、小林真由子さんの個性的でジャズ寄りで邦楽寄りでもある折衷的なタイムフィールの良さがこの「ジャズ」アンサンブルに大きな可能性を与えている気がした。この三人で更なる音の辺境へ、次回は柏 Nardis にて 6/19 です。」(定村さん。大塚グレコの記事)

「昨晩@柏 Nardis この三人ユニットでまだ2回目なのに、見えないはずの更に遠くにある音の景色が確かに予感させられる。どんなスタイルの音楽でも、ひとつできてしまうと後に残っていくのは、できない言い訳にしかならない、という厳しい見方があって、西洋楽器か東洋楽器か、エレキかアコースティックか、なんて問題は単なる情報的でテクニカルなチョイスでしかなくなっている気もします。そんな自覚的でかつ無意識なプロデュースができてしまっているのは日本人的って事なのかなあって思ったりもしています。またやらねばね。」(定村さん。今回)

「小林真由子(箏)定村史朗(vn)石井彰(p)この組み合わせが今日実現しました!!

邦楽の世界にバイオリンとピアノが切り込み、箏の音色でジャズを奏で、その音の渦がぐんぐん昇華されて行くように感じました
「朱へ。。。」「春の海」「みだれ」挑戦し甲斐がありました」(石井さん。大塚グレコの記事)

 

「先月に引き続き2度目のライブこのバンド〜小林真由子(箏)、定村史朗(vn)、石井彰(key)。柏Nardisにたくさんのお越しをありがとうございました(゚∀゚)日本がコロンビアと死闘を繰り広げてる間、我々も前半後半汗みどろで演奏??今日も新たな展開。また早く演奏したいもんです!」(石井さん。今回)

私はもちろんのこと、定村さんも石井さんもまたやりたい!
という気持ちになってくださったことは、ほんとに嬉しい。
石井さんのいう、「汗みどろ」・・・まさにそうでした!
柏での演奏は、完全インプロも多かったこともあり、エネルギーが今まで以上に発散されていた
感じがします。
何かの曲が終わった時、定村さんが額からすごい汗を流しているのを見て、
そういえば、自分もすごい汗だ!と。
「みだれ」の演奏直後には両足つるというハプニング!
そのまま次の曲をクールに弾くというのは、とても無理そうなので、
正直に「足つりました〜〜!」と話して、笑、少し足をマッサージ、笑。

グレコからNardisのライブまでは20日間という短い期間。
かといってツアーのように数日以内の超接近のライブでもない。

非常に中途半端な期間といえば期間。

新しい曲に挑戦できなくもない期間。

でも新しい曲もやるとなるとけっこうスリリング。

一度やった曲も20日あれば、もちろんよくなるはすだけど、
リハは柏のライブにむけてはやる時間はないので、当日の直前の2時間勝負。
新しい数曲のリハで終わるだろう。

どうしたら、いいんだろう。
グレコの時とは違った心持ちがありました。

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