齊藤徹さんの演奏を聞きにうかがいました。
安珠美さんと
ピアニストの永武幹子さんとのDuo。
最初ピアノからスタートし、
ほぼ間髪入れずに、勢いよく、
音というか・・・・
気迫がありすぎて、
音というか、もうなんというか、魂が溢れでてきたような、
衝撃の最初の一音でした。
徹さんの音の迫力、気迫、果敢な演奏に圧倒される2時間。
大きな手術からちょうど一年。
第二の誕生日ということで、
ケーキのお祝いもありました。
こうして徹さんの生の演奏を聞くことができる。
とてもありがたく幸せな時間でした。
モンクやエリントンの曲中心という
意外なセットリストにも驚きました。
これまで私が聞いていた徹さんの演奏とはまた違った一面。
完全即興やオリジナル・・・・の演奏を今までは聞いていたので、
今回のようにジャズ色の濃い内容というのは、本当にびっくりでした!!
かっこいい〜。かっこよすぎます
過去に、光栄にも螺鈿隊で何度か素晴らしいステージでご一緒させていただきました。
でも、自分はあまりに未熟で幼く、
その意義や意味の半分も理解しないまま演奏していたような気がします。
夢中ではあったのだけど・・・
改めて、とんでもない場にいさせていただいだのだなあと振り返ります。
若く実力派の永武さんと思い切りぶつかり合い、融合する演奏・・・・。
あ〜〜〜本当に楽しそうでした。
ピアノの永武さんも、若干20代にして、超実力派。
海外にもじゃんじゃん飛び出して行くだろう大絶賛されている注目のジャズピアニスト。
彼女にとって徹さんは憧れのベーシストということで、
ものすごく緊張なさっていたそうです。
もちろん、私たちには、自由に、のびのびと演奏しているようにしか見えず、
(彼女の演奏をなんども聞いている方は、その緊張を見抜いていたそうです!!)
緊張というより、ゾクゾクするかんじだったのでは・・・・とさえ感じます。
徹さんはまだ年齢的には若い彼女を守っている雰囲気もあれば、
頼っている雰囲気もあれば
永武さんは、徹さんの体調をおそらく少しは気遣ってらっしゃる風もあったと思いますが、
ペースを落とすこともなく、むしろ曲がすすむに連れて激しくグルーブし、
思い切り音を生み出している・・・・
そんな印象を受けました。
徹さんは現在、副作用の影響で手の痺れとも戦いながら演奏なさっているのですが、
それも私には全くわからなかった。
今月もいくつもライブを控えている徹さん。
なんという強さなのでしょう。
あ〜〜〜また聞きに行きたいです!!