演奏は5曲。
1)栗林秀明作曲「十七絃二面の為の一章」
若い頃、練習大変で腕折れそうになったな〜。
この曲を人前でというのは20年ぶり位。
時々、17弦の曲を練習するときに、
筋トレ代わりに、この曲を何度か練習してから、というのはやります。
昔、一恵先生のレッスン。
仲間同士、この曲を同じ時期にレッスンさせられ(笑)
仲間同士で合奏をみていただき(本番向けとかではなく)
バトルのように音を出しあっていました。
今回のライブ、
大好きな栗林秀明さんの曲を入れたいと思っていました。
素敵な曲いろいろとありますが、
17弦の曲がライブは少ないので、この曲いってみようかな。
ただ、他の曲の濃さを考えると、体力的に持つだろうか。
そもそもこの曲、久々に人前でというのはけっこうドキドキだ。
しばらく悩みましたが、何事挑戦です。
20年ぶりに解禁?
長男も「17弦弾いてこれだけ指痛くなったのは初めてだ・・・・」と
最初の一週間くらいは辛そうでした。
栗さんワールド、やっぱり大好きです〜〜。
2)エリザベス・ファルコナー作曲「ミッドナイトレイン」
ちょうど雨模様だった当日☂️
栗林秀明さんお手製のレインスティックを効果音に使いました。
この曲もはるか昔にちょこっと弾いた程度。
当時は、なんだかよくわからなかったのでした。
とってもきれいですが、つかみどころなく・・・
また、弾きごたえをかんじられず、
・・・・・その後封印・・・・
でも、どこかにひっかかっていて・・・・
ことあるごとに、
やってみようかな、
今ならやってみたい・・・
と思いつつ時はすぎ⏰
今回、他の曲が重めであること、
お客様にとっても、
自分にとっても、ふわ〜〜〜っとした心持ちで聞ける曲?
と考えたときに、最初に浮かんだのがこの曲。
改めてじっくり練習してみて、
一恵先生にみていただき・・・・
長男と合奏し・・・
わ〜〜〜〜〜〜なんて、
おもしろい曲なんだろう、
素敵な曲なんだろう〜〜〜〜!
工夫次第でいかようにも雰囲気が変わる。
自由に自分らしさを出すこともできる。
長男はレッスンのとき「とにかく、うたいなさい‼️」
と一言、一恵先生に言われていました。
その通りですね。歌心。
そして、なんといっても、音色。
この曲だけは、普段使っている本番用の楽器ではないものをあえて選びました。
会場が狭い教室ということもあります。
高価な楽器だけが本番にふさわしいか。
新糸をキツキツに張った楽器だけが良いか。
そんなことはありません。
それにしても・・・・求める音には結局程遠く・・・・
は〜〜〜〜〜と自分にうんざりでございます。
長男については、この曲を譜読みした1ヶ月前にくらべると、すこし雰囲気を理解して、
硬い音から、すこし柔らかい音へと工夫している感じがしました。
私はあまり成長なかったな?
とはいえ、この曲の魅力をしっかりと確認できたこと、
これから、弾き続けていこうと
思えたことは大きな大きな収穫でございます。
ところで、レインスティック・・・・・
どこからともなく聞こえてきて・・・・
と、サプライズ的に使いたかったのに、
担当の夫氏が演奏前にしっかりその説明をして、
しかも実際に音まで披露していまったという?。
まいいけど〜〜〜、笑。
3)沢井忠夫作曲「三つのパラフレーズ」
弾くたびに難しさが増している。
私に学習能力がないのか。
転調がとにかく多い・・・・・。
40回位だろうか・・・・。
半ば脳トレです。
最初に本番で弾いたのは福田優子さんと、沢井の演奏会で。
あれは大学生の頃だろうか・・・・大学2か3年生?
卒業後かとおもっていたけど、
いや・・・・長男生まれる前だった気がするので、
大学生の時だろうか。
いや、内弟子1年目?
当時、演奏会の曲を一恵先生と相談しているときに
2曲くらい候補をあげていただき・・・・もう一曲の方は忘れたけど、笑。
「バリバリがつんという二重奏にする?」と言われて。
「はい〜〜そうします〜〜」と即答したのを今でも妙に覚えています。
当時のレッスン部屋の隣の待合部屋のようなところで、先生が休憩なさっていたとき。
その時、横に優子ちゃんがいたような。いや、ちがったかな〜〜。
じゃ、二人で弾きなさい〜〜〜みたいな・・・
かんじだったような・・・笑。
以来、大好きな曲。
その後も、何度か、本番で弾いていますが、
今回は随分久々でした。
前回は、一部分youtubeにもあがっていますが、次女がお腹にいる時。
なので10年ぶり。
途中、スクい爪がこれでもか・・・でてきます。
しかも早いスピードで続きます。。
私は他の奏法にくらべるとスクイ爪は好きな方なのですが、
スクイ爪が苦手な長男はひじょ〜〜〜〜に苦戦していました。
一時期に比べると、だいぶ手も動くようになってきたのでしょうか。
長すぎて、反らない指が邪魔をしているらしいです。
見ていてもて、棒が弾いてるみたいで、たしかに辛そう・・・・笑。
苦手なくせに、超高速スピードで入るので、
まさに自分で自分の首をしめているのでありました。
でも・・・・なんというか、
今の私にとっても、早く、激しく、勢いで、
という演奏(訓練)も必要だということも感じます。
早く弾いても、強く弾いても、疲れない力の入れ方を工夫する・・・
良い方法をみつける・・・
というのは、ゆっくりしたテンポで弾く場合にでも大いに通用します。
一つでも良い方法が見つかった時の嬉しさと言ったら!!
今回、長男のために・・・というと偉そうですが、笑、
いくつか、そんな方法を提案することができ、
私としては内心ニヤニヤ。
「お〜〜〜〜〜まじか〜〜〜これなら弾ける」と喜んでました。
でも、その直後
「ていうか、どうして、今まで教えてくれなかったんだ〜〜めっちゃ苦労してたのに・・・」と怒ってました。
知るか!!!
ほんとは自分でそういう方法みつけるもんだ!!
(笑)
そして休憩タイムへ?
お客さま、ワイワイとおしゃべり楽しんだり、
ドリンクをおかわりしたり、とっても和やかな雰囲気で
すごく盛り上がっていました。
そして、後半へ?