4)光崎検校作曲「五段砧」
古典らしさにはまだまだ遠いけど、
私はこの曲が実は一番安心でした。
長男は一番大変だったみたい。
今回、どの曲も(17弦以外)、私が低音パートだったので
押し手をめがけて右往左往していましたわ〜〜〜。
その時、自分が一番怖いとおもう瞬間があるのですが、
低い糸をねらって立つこととか、
押すことそのものは、
まあ、普通なのですが、
その際、楽譜を横目で凝視する自分の目や表情を想像すると怖い、笑。
いつもそう思う。
でも、どこ弾いてるかわからなくなると危険なので、
目はなるべく楽譜から離さないようにすると、
かなりの横目で睨んでるはず、笑。
あ〜〜〜きっと怖い顔してるわ〜〜〜。
いつもそのことが気になっています、笑。
(どうでもいいことですみません・・・・)
長男はこの曲は半年位前に、
学生三曲の尺八サークルの助演で
演奏していましたが、その時は、かなりいっぱいいっぱいだったようです。
今回、ほんのすこし、本手とのからみが馴染んできて、
ほんのすこし理解ができてきたみたいです。
最初一緒に練習したとき、何箇所か、
拍がずれそうになる場面があって、
冷や冷やでした。
本番は、ずれることはなく・・・・。
欲を言えば・・・・・
最後、もう少しテンポあげたかったな・・・。
練習でめちゃくちゃテンポをあげてみたら、すごくおもしろくて。
でも、そこまではやらなかったのでした。
崩壊するリスクもあるし?
5)沢井比河流作曲「凜」
10年前、比河流先生と共演したときのことが蘇ったり
当時、ありがたくも何度か一緒に練習させていただきまして、
丁寧にご指導いただきました。
自分にとって、比河流先生に個人的にご指導いただいた曲は数曲なのですが、
中でも、この曲は、本番当日の印象深い思い出もあいまって・・・
弾くたびに(いや・・・そこまで何回もは弾いていません。数回です・・・・?)
いろいろと思い出します。
ほんとにかっこいい曲です。
そして途中のバラード部分が美しい・・・
泣けるメロディ・・・・。
(泣ける演奏にはまだまだ程遠いのですが・・・・?)
この曲は、なんと、我らが井関先生の委嘱作品!
井関先生と比河流先生が演奏なさったステージも聞きにいったことがありますが、
かっこいいのなんの〜〜〜。
男性二人でこの曲・・・
ほんとかっこいいんですよ〜〜〜。
いろいろ私は崩れましたが
(普段なんてことないところで・・・あ〜〜〜撃沈)
でも、消極的にならずに、
思い切り弾けたという点ではよかった!
うん、今回のライブは全体的にそういうかんじであります。
思い切りいったぶん、いろいろごっちゃりましたが・・・・
思い切って・・・・という気持ちになれたのは、
長男の若さとエネルギーの影響もあるし、
会場の熱く、盛り上がった雰囲気におされ・・・・
それにつきます!
大人の演奏をちょっと目指していたのですが、笑
真逆でございました・・・・。
次回こそ!!
(自信ないけど)
さて当時の私に比べれば、コンクールに何度も出たり、
オーディションに受かったり、ずっと難しい曲を弾かせていただいている長男。
でも、最近、改めて箏の難しさに気づき、
自分のあまりにも未熟な点を実感し、
いろいろ直して行こうと苦労している様子が、
今回一緒に練習する中で見え、
何よりよかった。
それもこれも、今は学生三曲でいろいろな人に囲まれて、
いろいろな経験値の方と、
いろんな曲を演奏させていただいていることも大きいように思います。
経験豊富な人とだけ演奏を一緒にするのが上達への道ではありませんし、
音楽的な表現を磨く道でもありません。
こんなこと言うと、かっこつけてるみたいですが・・・
やっぱり・・・・愛ですよ〜〜〜〜。
楽器に対する愛!
それが学三の人たちはほんとに強いんです。
(もちろん、そうでもない人もいるとは思いますが、笑)
当時も今も!!
そういう仲間と一緒に何年か演奏できるって・・・ほんとに貴重です。
お〜〜〜話がそれた〜〜。
さて、終了後は、
立ち飲み状態で残ってらした方達とおしゃべりがつきませんでした。
ライブ2時間。立ち飲み3時間!
お酒も、おつまみも底をつきそうでした、笑!
楽しかったな〜〜〜〜。
どさくさに紛れて、
なんと夫氏がサックスを披露〜
嫌な予感は的中。
ま〜〜〜ライブ中ではなかったので、よしとしましょう。
いろいろな意味で、大変ウケておりました。
さて、
今後は、教室ライブを時々ゲストの方をお招きして、
トライしたいなあと思っています。
ご興味あるものがございましたら、
ぜひぜひ遊びにいらしてくださいね!