グレコライブのつづき。

さて、続きです。

即興からの「イマジン」

 

 

ビートルズ、大好きです。
特に浪人中、私を救ったのはビートルズ!
といっても過言ではない。

その一年はビートルズ以外聞かなかった、
くらいはまりにはまった年でありました。

予備校への往復、
イヤホンつけて、
毎日毎日聞いていました、笑。
歌詞を覚えてしまったことは(全てはないけど、笑)、
きっと英語の受験にちょっとは効果あったはず、
と信じている、笑!!

石井さんと定村さんのデュオを聞いた時、
2回ともビートルズの曲が入っていました。

へ〜〜〜ジャズでビートルズというのもいいかんじなんだな〜〜。
(といってもお二人独自の世界観で、どこかにビートルズが聞こえてくる・・とい
非常に大人なかんじのアレンジであります)

以来、このお二人とやるときは、
ビートルズ入れたいなあ思っていて、
今回リクエスト。

自分の中で数曲候補があったのですが、
今回はコードも実にシンプルな「イマジン」。
楽譜をあらためて見ると、
予想以上にシンプルなコードで驚きました。

CとFの連続!
これがまず8小節。

こんなにシンプルなコードで、
こんな名曲が生まれるなんて。
と感心してる場合ではなくて・・・・笑、
く・・・・シンプルすぎて・・・・、む、むずかしい。
メロデイ〜なんて2つの音をいったりきたりするだけ。
よほど歌わないと・・・かっこつかないなあ・・・。

あ〜〜〜〜やっぱり別の曲がいいかなあ。

オロオロしてたら、
「シンプルな方がいかようにもつくれるから、絶対大丈夫!やりましょう!」と。
頼もしい石井さん?

てなわけで、メロディー入るまでは、
それぞれCメジャーですきなだけアドリブ。
(時々無調になったりもして)
で、突然イマジンへ・・・という流れになりました。

突然イマジンへうつった石井さんのピアノのイントロのタイミングがこれまた絶妙かつ美しい。
あとから映像を見て鳥肌。
は〜〜〜〜〜なんだんだいったい、石井さんは!!

 

しかも・・・・こういっちゃなんですが・・・
石井さん、練習してませんからね・・・イマジン!笑。
数日前に私が楽譜を送りましたが、
コードだけみて(もちろんよくごぞんじの曲なので、いかようにも料理できるのだと思いますが)
イントロから、メロから、エンディングから・・・
しかもピアノはほぼすべて伴奏に徹してくださるので、相当手が混んでいて
かなり華やかであるわけですが、
そのばの感じで弾いてしまうわけで・・・
いや〜〜〜〜ピアノの方がすごいのか、石井さんがすごいのか、よくわからなくなってきました!!

ピアノって・・・ほんと最強。

あ・・・・石井さん最強・・・。

さて、メロディーは基本私弾きましたが、サビの部分では
勝手にアドリブしてみたり。
その流れで2回目のさびでは史朗さんがガシガシにアドリブ入れてくれて。

予定ではサビ2回繰り返して終わるかんじだったのですが、
もりあがっていったので、
石井さん、もう一回!と合図をくれて。
もう一度サビ。

これまでは、なるべく決まった尺で・・・
アドリブも、順番決めておいて・・・とかじゃないと、きついなあ・・・
とか、かなり動揺していたのですが、

今回・・・・その自由さをすごく
ここちよく感じました。

その瞬間やりたいようにやる。
彼らのその感覚にほんのほんと少しだけですが、
近づけたかんじがしました。

曲の長い話はこれくらいにしておきます。
もう、このままだときりがない!!笑。

他は
EST、武満徹、スタンダード・・・

石井さんと定村さんお二人でのジャズスタンダード「枯葉」も、ものすごかった!!

どの曲でも、想像をはるかに超えて、とてつもなく素晴らしく、
美しく、熱く音をつなぐお二人。
そこへ自分の音を入れる・・・こんな幸せなことがあるでしょうか?

だからこそ、あ〜なんで、もっと、こうして、あ〜してできないんだろう、
悔しい、情けない思いはますます募る。
うん、がんばるぞ〜〜〜〜!

今回は石井さんも定村さんも、
MCでとっても深いお話をしてくださいました。
ぐぐっときました。

お越しくださいました多くのみなさま、
お忙しい中、本当に本当にありがとうございました。

今回は、なんと大学時代の夫氏の尺八部の先輩や後輩がいらしてくれて、
20年以上ぶりの再会に、なかば客席は同窓会的な雰囲気も。
嬉しかった〜?

そして私には珍しく、ママ友たちも何人かてきてくれて?

 

いろんな感激いっぱいでした!

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