仙台での演奏

いろいろと学生三曲の記事が間に挟まりましたが・・・・
11月25日は仙台で演奏会がありました。

戦災復興記念館和室。

尺八の大橋庸晃先生のお弟子さんの
芳賀庸空先生、木村庸虚先生のお名取披露演奏会。

なんとなんと母と共に助演をいたしました。

演奏曲は古典中心!!
四季の眺め、萩の露、若菜。

そして、現代曲からは壱越、凜。

(午前はいろいろな会の箏の演奏家の方達との勉強会?

大橋先生は母の長年の演奏仲間でもあります。
私が高校生位の頃にお会いして以来の再会でした!

「ずいぶん大人っぽくなったね〜」と言われました、笑。
(それは・・・・ずいぶんと老けたね〜〜〜ということと解釈します、笑)

故郷にて、母と、
とびいり参加の長男と親子三代で演奏させていただき
途中こみあげるものがありました。


客席にはとても懐かしい方達もいらしていて思わず握手&ハグ!

高校生の頃、初めて「春の海」をステージで合奏した手島先生もいらしていて涙出そうでした?
(この時の写真はたしか私のHPのギャラリーにもあります。
大きなステージで、津軽三味線の皆様の前で、尺八の方と、写っている写真。
その時の尺八の先生です!)

80代とは思えぬ、相変わらずお元気で若々しい手島先生、
もうもう、驚きと、感激で・・・・言葉になりませんでした。

そして、当時大変お世話になっていた熊谷楽器の
若だんなにもお会いできまして!ひゃ〜〜?

東京に出るべく必死で練習していたあの頃が蘇ってきました。

そして、、仙台在住のNHK育成会同期の橘さんともご一緒できたのです〜!!
大橋先生とは時々演奏をご一緒なさっているとのこと!
あ〜〜〜こうしてご縁が繋がっているのですね〜〜!!
橘さんも、なんとお母様とやはり助演をなさっていました!!

20年以上ぶりの再会。あいあわらず可愛い〜?

 

古典曲の合奏は、本当に難しく、
なんども合奏することでお互いの呼吸がつかめてくるものでもありますが、
前日の限られたリハで庸空先生も庸虚先生も、
そして加藤さん(お若い加藤さんとは、午前の勉強会の部で壱越を演奏)
もこちらのノリを吸収してくださいました。

大橋先生はこちらがどんな出方をしても、即座に反応。
す、す素晴らしかった。
どれほどこれまで箏の方達との合奏をなさってきたのだろう〜と驚いたのでした。

世の中、本当に素晴らし演奏家というのは、実はたくさんいらっしゃる!!
東京にいると、どうしても、関東で活躍している方達のことばかり
目に入るし、それが邦楽の世界・・・・みたな錯覚に陥ることもありますが、
いやいや、全然違います!!

両親はこの20年、福島のいわき市、そして水戸へと移っているので、
仙台に行く機会はなかなか無く、
ご縁も薄くなる一方ですが、
大橋先生のお計らいで、このような機会をいただけたこと、
感謝の気持ちでいっぱいです。

やはり、自分にとっての故郷は19歳まで生まれ育った仙台であることは間違いなく、
つねに、心の拠り所にもなっているのです。

邦楽人口が減っていると言われるこのご時世ですが、
大橋先生は、盛上げるべく、年に数回の勉強会を地元の箏の先生方と開催なさったり、
演奏活動も盛んで、ボランティア活動もなさったり、
作曲も演奏もご自身!というCDを出したり、
エネルギッシュな活動をなさっていまして
そのパワーに圧倒されたのでした。

何よりすごいのは、なんと、大橋先生は手術(大きなものから、小さなものも含めると)を
これまでに28回もなさっているという!!

腰にはなんとボルトが6本入っているとのこと!
そんなお話も、笑いながら、ネタにしてしまう大橋先生の魅力!
ほんと楽しい楽しい強い強い方でした!

ただ、やはり時折でる震災のお話の時には、
なんともいえない辛い思いがおありで、
(それは、他の方達もみなそうでした)
東京で聞く話とは・・・・また・・・・あまりにも、近いお話で・・・
なんとも言えない気持ちになりました。
あまりにつらい思いを本当に多くの方達がされた・・・・
というのが実感としてひしひし伝わってきました。

ところで、大橋先生の奥様に初めてお会いしたのですが・・・・・
え・・・・女優さん??
というくらいお美しい素敵な若若しい方でびっくり〜〜〜!!

ラブラブなわけでございますな?

(話が、全然違う方向へ・・・・笑)

とにもかくにも!!

演奏内容はもちろん、
信念を持って音楽をやりつづけるということ、
人との関わり。この旅で多くのことを勉強させていただきました。

今回は夫氏ではなく、
父が運転等手伝ってくれました。

正直、夫氏より動きがよかった!さすがの経験値、笑。

そして両親のお酒の強さにも改めて脅威を感じたり、(まるでついていけない・・・笑)
実家にいるとぬくぬくと・・・・
1日で2キロ近く体重が増えたり、笑、いろんな発見ありました!

たまにはもっと実家に帰ろう!!

(一人で帰ると・・楽チンなんですけど・・・笑)

2 Replies to “仙台での演奏”

  1. 琴古流尺八の大橋庸晃です(令和2年8月3日)

    もう大分、時も過ぎましたが本日この 『箏(琴)と子と』 
    を発見致しました。

    その節は大変お世話になりましたと共に何年か振りでご家族の
    皆様にお逢いできてとても懐かしくそして楽しく演奏をさせて
    頂きました。
    本当にありがとうございました。

    コロナ禍で世界中が大変なことになって居りますがご家族様一同ご自愛なされてお過ごしください。

  2. 大橋先生

    こんにちは!!!
    こちらのブログ見つけてくださって、ありがとうございます❗

    あれから2年近くになるのですね!!
    本当に素晴らしい機会をいただきました🌟🌟
    そして、何より、と〜〜〜っても楽しかったです!!

    その後も、父も母もあいかわらず元気であいかわらすの感じですよ😊

    秋に開催予定だった三曲協会の演奏会で
    親子で久々演奏する予定でしたが、
    開催はどうなったのか・・・まだ聞いていません〜。

    大橋先生はおかわりないでしょうか。
    またお会いできたら・・・と思っております。

    ブログはちょこちょこと更新しておりますので、
    よろしければ、またお立ち寄りくださいね!!

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