「大塚グレコで2年前の春、
初めて、石井さんと定村さんのデュオを聞きました。
実は、石井さんのライブに初めて伺った日でもありました。
浅草、長昌寺「九音」ライブの少し後でした。
そもそも、石井彰さんのピアノを初めて聞いたのは
初めて一緒に音をだしたお寺での即興演奏だったという?
(その時はシンセでした)
大塚グレコでお二人の演奏を聞き卒倒するくらい驚き、感動しました。
それまで私が聞いていた音楽と全然違う・・・。
石井さんから定村さんをご紹介していただいたものの、
ご一緒させていただく日が来るなんて・・・・
その時は想像もしていませんでした。
それが、一年後の昨年春、実現。
そして来月5回目をむかえます。
箏に携わり年数だけはたってきました。
もうすぐ40年のようです。
「今度ぜひ一緒に(演奏)やりましょう!」とか
「やりたいですね〜」という話は出会う人、出会う人、
または昔からの和楽器仲間
(実は演奏はまだしたことない人も多い!
なにかやりたい人は複数います!)
と話すことは多々あります。
でも、必要に迫られてとか、お仕事的なことのように、きっかけがないと、なかなか難しい。
それが・・・石井さんは違ったのです。
九音(お寺での即興ライブ)が終わったその日の帰り道、
今度ライブしましょうよ!と。
得体の知れない箏弾きに‼️笑。
すぐ後に候補日が。
そして秋にはBoysと!
そして翌年には定村さんと!
当たって砕けろ的な私は、そんな時「いや〜とても無理です」
とかの選択肢が無い。
ずうずうしいにも程がある。
あとから石井さん、Boys 、そして定村さんを
よくよく知るにつけガクガクブルブル。
時すでに遅し?
石井さんの有言実行ぶりには、ほんと驚かされます。
石井さんも定村さんも超多忙な中、
リハ時間もじっくりとってくださり、
箏の楽譜もきれいに五線譜に書き直してくださったり。
もう、どんだけ恵まれているのでしょう?
超超強力なお兄様達に面倒見てもらってる・・・・
あ〜〜そんなかんじだ・・・?
今度、何か3人の曲をつくりましょう!
という話も今回飛び出しました。
きっと、お二人のことなので、それも実現してしまうのでしょう。」
とは私のFBの記事。
ライブ後の定村さんの記事コピペ
「昨晩@大塚グレコ、大盛況。会場はち切れんばかりの期待を裏切ることなく(恐らく!)、何か音楽が確実に前進している大きな変化を感じました。石井彰のピアノとシンセは、これまで以上にキレキレに研ぎ澄まされた繊細さで言うことなし。特筆したいのは、筝の小林真由子さん。確実にジャズの範疇に入ってきています。今回は現代邦楽からは沢井忠夫の曲や、栗林秀明(栗林すみれの父君) の曲にも挑みましたが、ジャズバラードへの筝によるアプローチの仕方、更にアップテンポ曲へのアプローチの仕方に僕が初めて聞く工夫があり、とても斬新な経験をさせてもらいました。このトリオ、次回は来月 5/21 柏 Nardis が決まっており、その先の年内は未定です。明らかに違う次元の音世界が期待されます。」
石井さんのコメント?
「このバンドはジャズよりの人間、邦楽の人間が集まり、新しい試みをする場だと思っています?ジャズに挑戦する真由子さんのチャレンジャー精神素晴らしいです‼️お二人と音を出させて頂く〜という感覚は無しで行きましょうよ?それぞれの個をぶつけ合えばそれで良いと思います。伝統的なジャズの掟や定石もクソ喰らえ‼️僕らも日本人ですから、その感覚でアメリカや、異国の曲達にアプローチします。邦楽はDNA的に共感出来るので、邦楽界の掟を超えてやる事はタブーではないと確信しています。昨日史朗さんが言ったように、日本人のラテンをやれば良い〜と同じ様に箏曲に対峙します。同じ方向の理想を高めつつ、どんどんやりましょう?今年は大きな所でやりたいなあ。。。」
「九音の打ち合わせに長昌寺に行った時、初めてお会いしましたね。
その後の本番まで真由子さんの音を一切聞く事なく、正に本番で完全即興の音楽、書、花、舞踏、写真のコラボを。正直、真由子さんの出す音、世界観、空気に僕と石若駿はノックアウトされたのです‼️
それからは真由子さんのおっしゃる「有言実行」です。定村史朗さんと初めて会い、音を出した時に感じた共有感。ああ、この人も同じ時代を生き音楽と組み合って来たのか。。。 自然に集まり、尊敬しあえる3人です?セッションというのではなく、バンドにして行きましょう❣️」
ジャンルが違うのに、楽器も違うのに、
(しかも・・・・私とは・・・・別格に素晴らしい人たちなのに・・・?)
どこまでも信頼、尊敬できて、
こんなにもわかりあえるというか、
一緒に音楽やっていきたい!!
と心から思える人たちに出会えたこと・・・・
奇跡です。