点字楽譜について。

発表会が終わり、二ヶ月近くになろうとしています。

Yさんご夫妻も、発表会での二重奏のステージを終えて、
一回り力がつき、今後の課題へむけてのレッスンを再開しています?

ほんとに、いよいよ、ご夫妻で合奏できる曲にどんどん挑戦できる
力がついてきまして、レパートリーが増えやすくなってきています。

そして・・・・とにかく、ご主人、曲を覚えるのが早い!!

2回目のお稽古ではほぼ全曲暗譜・・・・・というのが通常ですが、
今回もでした。

奥様は、伴奏パートを弾けるので、もうすぐ合奏ではないですか〜〜❣️

さて、目の不自由な方は、耳で曲を覚えていく・・・・ということになりますが、
楽譜としては、箏曲用の点字楽譜というものがあり、それを利用することもあります。

ただ、その点字楽譜というのは、五線譜の知識、経験もないと難しく、
(ドレミ音階で表示されているそうなのです)
点字が読めるからといって、点字楽譜を読める・・・ということではないのだそう。

ご主人は、その知識があるので、
点字楽譜を用いてのお稽古を進めています。

とはいえ、点字楽譜になっている箏曲は数が限られています。

宮城道雄作品の多くは、さすがに、点字楽譜も多くそろっているそうですが、
それ以外の作曲家の楽譜は、それほどでも・・・とのこと。

そこで、自分がこれから弾きたい曲を点字楽譜にする・・・という依頼を
専門の方へする・・・という流れ。

ほぼボランテイアのような形でやってくださる方が日本に数名・・・
いらっしゃるとのこと。

一曲につき、数ヶ月かかるそうなのですが、
事前に何曲かお願いしておけば、レッスンには十分間に合う。

そんなお話を今回は、いろいろと聞かせていただきました。

これまでもなんどもちょこちょこ伺っているのですが、
すごい興味深くて、もっともっと知りたくなるのです。

とてもありがたいことです。

ということで、これから弾いてもらおうと思う曲、何曲かまとめて点字楽譜にしてもらっています。

沢井作品が多いので、
これから、点字楽譜の沢井作品も増えてきそう!!

となると、他の目の不自由な方で、点字楽譜で箏を弾きたい人にとってもとても
有効なわけで、どんどん活用していただきたい!!

とはいえ・・・目の不自由な方で箏を弾く方も減ってきているそう。

Yさんご夫妻の演奏を聞いて、
やってみたい!と思う方が増えるといいな❣️

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