鹿児島在住のジャズピアニスト松本圭使さんのライブ。
螺鈿隊の梶ヶ野亜生ちゃんの披露宴で2年前、
素晴らしい演奏を初めて聞きました。
その時、同席の久保先生から
(鹿児島大学の音楽の教授。作曲家。
源氏物語をモチーフにし作曲なさった箏を鹿児島で何度か弾かせていただきました)
松本さんのことを教えていただきました。
鹿児島で今、飛ぶ鳥落とす勢いのジャズピアニストなんだよ〜〜!!と。
久々に東京でライブがあるので、よろしければぜひ〜〜とお誘いをいただきました。
東京で彼の演奏が聞けるとは!!
オリジナル、スタンダード、賛美歌をアレンジした曲等、
パワフルでソウルフル。すごくかっこよかった。
松本さんのオリジナルは
メロディー美しく、展開が壮大な場面も多く、
うわ〜〜このまま、映画音楽にでもなったらな〜なんて想像したり。
今回はカルテット演奏。
フロントのトランペットの女性はボーカルもすばらしく、圧倒されました。
ドラム、ベースも、安定感すごく、
とても若いメンバーの四人なのに、
どうして、こうも世界観がしっかりと成立しているのだろう。
ジャズというのは、とにかく、それぞれがオリジナリティーをもっていなければ
良いセッションにはならだいだろうし、
アドリブでもメロでも、自分らしいものをつくっていこう、表現していこう・・・
という気持ちが、おそらく、最初の最初からあるので、
どんどん鍛えれていくのだろう・・・。
は〜〜〜。今宵も、良い意味でのため息が続出のライブでした。
六本木の老舗ライブハウス。
トランペットの日野皓正のお兄様は、日本屈指の有名なジャズドラマーの日野元彦。
お若くして(まだ50代の頃)他界なさいました。
その方の奥様が経営なさっているライブハウス。
毎年、彼の命日には、メモリアルライブが行われていて、
ピアノの石井彰さんも演奏なさっています。
(石井さんも、日野元彦さんのバンドで演奏なさっていたのです。
数々の思い出、時々、聞かせてくださるのが、本当にありがたい。)
ちょうど数日前がその、メモリアルライブだったそうです。
素晴らしいライブハウスでした。