✨My Foolish Heart ✨

5月21日、柏Nardis でのライブ映像。

石井彰(ピアノ)、小林真由子(箏)のデュオ演奏、
お店のマスターが撮っていてくださった映像。

 

メロディー以外は全てアドリブなので、
この夜限りの演奏になります。

二度と、このイントロ、フリー、エンディングでの
音の並び、このリズムでの演奏は生まれない。

先日とある方の記事を(ジャズプレーヤーの)拝見しました。

「ジャズの本番は、かけみたいな部分も大いにあって、
最高の出来になることもあれば、30パーセント位・・・・になることもある。」

つまり、テクニックとか、上手下手・・・・というところではないところでの
うまくいった、いまいちだった・・・・という感触。

これは、普段、私が演奏している箏曲のステージとは随分と違った側面での
演奏の感じ方。

普段のステージであれば、
ミスが少なかったとか、流れが自然だったとか、
もちろんそれ以外にもいろんな部分で自分の演奏を省みますが、
そこには、そもそも、本来弾くべき
音やフレーズはもちろん、決まっていて、
どこまで、その完成度をあげ、音楽性を高められるか・・・
というのが、目標のようなかんじでもあるのですが、

ジャズでは、そういうのとは、ほんとに違う。

今日はどんなフレーズが生み出されるのだろう。
どんな音の組み合わせが生まれるのだろう。
どんなリズムで遊ぶんだろう。

誰が、どこで、どんな風にフリーを入れてくるだろう。
どういったエンディングで終わるのだろう。

あ〜〜〜途中いいかんじだな・・・
と思っても、エンディングがなんどなくグダグダ・・・・
になってしまうこともある。

お互い、あ、次は、誰がいく?
あ、メロに戻る?

そういうのが自然とす〜〜〜っとすすむこともあれば、
なんとなく、超さぐりあいながらの時もあれば・・・。

そのジャズの方の記事を読んで、
あ〜〜〜本当に、
ストンとくるものがありました。

この時の演奏は、いろいろなことが、自然の流れの中で
進んだように思いました。

こちらの映像、
箏は後ろ姿ではありますが、左手がうにょうにょ動くのがよく見える、笑。
そして、ピアノの様子がよく見えます!!(手元はみえないけど)

すでに公開中のものより、雰囲気が伝わるかな・・・と思いますので、
よろしければぜひご覧くださいね。

 

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