Three Wisdoms the 1st Concert
~Prelude~未知の景色へ終了いたしました‼️
満席御礼〜!!会場一杯のお客様とともに、この2年弱の集大成、
そして、これからの一歩としての記念すべきステージを迎えることができました?
心より心よりお礼申し上げます?
全8曲。
90分休憩なしの熱く、激しく、感慨深いステージ。
汗ふく暇も、化粧直す暇も(笑)無く、
曲間はひたすら調弦。
MCは全て彰さん、史朗さんにお任せ。
最後に一言だけでもとマイクを渡されたものの、
感極まり、声は震える、何をしゃべったのやら。
ただ、3人でライブをするようになり思っていることの一つ、
それは、箏には興味あるけどJazzには全く関心がない、逆にJazzは好きだけど箏には全然関心がないという方達に3人の演奏から、それまでと何か違った感覚を持っていただけるのでは、感じていただけたらという思いがあること。
それだけは話したかな。
幼馴染や大事なお友達もご家族で!
遠くから初参戦してくだった方、(新潟から〜!お仕事半休とって〜?)
翌日大事なライブを控えているギターリスト古市くん、
そして、超超超ご多忙の超超大活躍中の書道家の白石雪妃さん?
(彰さんとの出会いのきかっけとなった久遠メンバーです)
何やら先生一大事みたい!といつも以上に多くの生徒さんが!!
今回、私のステージは初めて・・・という生徒さんも複数いらして・・・
感激いたしました。
そして、久遠のステージから、全て、本当に全ての彰さんとの演奏を見届けてくださっている賀子さんはじめ、彰さんの生徒さんや、松本さん、
常に最前列でガン見してくれる生徒さんたち。
何度も聞いてらっしゃる方達には、
このトリオがどう変化しているか見届けていただける喜び。
音楽は究極には自分のためにやっていることですが、
やはり聞いてくださる人たちがいるから頑張れる!
というのがとても大きい。
純粋にこの3人の音楽が聞きたい!(義理とかではなく)
と思ってもらえるもの
(自分たちが納得する音楽に近づけば近くほど自ずとそうなるような気がする!)
を大切に積み上げていけたらと!
今回のプログラム、なんとスタンダード曲ゼロでした。
いつものライブに比べ、演奏時間が短く、曲がすこし少なかったこともありますが・・・。
実は、活動2年を目前に、
バンドのオリジナル曲がついに生まれたのです。
3人それぞれが作曲。(私は作曲初挑戦?)
Three Wisdoms(石井彰)
The Seed of a Second(定村史朗)
Winter Prelude(小林真由子)
多くのジャズプレイヤーのユニットでは、オリジナル曲を持っていたりしますし、
個人で演奏している場合でもその方その方にオリジナル曲がある・・・・ということも
ジャズをいろいろ聞くようになって知ったことでした。
作曲・・・・というと、すごく身構えてしまうかんじがありますが、
(特に箏曲・・・の作曲だと、本当に緻密に作らないといけないので、すごい大掛かりであるわけです)
ジャズの場合は、コードやメロディーを書くだけでも、あとはそれぞれの工夫で
伴奏をつけたり、アドリブをつけるので、演奏者の力ようでいかようにも膨らみます。
それがなければ、今回の私の作曲はまるで聞けたものではなかったでしょう・・・?
コンサートの2週間、いや、10日前になり、彰さんから
今回のコンサートではオリジナル曲を出す・・・ということも課題にしてみませんか!
と大胆発言!
やるだけやってみますと・・・✨
作曲というのは、やったことがないので、(BGM用に、ちょっと綺麗な、華やかなものは作ってレコーディグしたことありますが・・)
まず、どんなテーマにしようかというところから。
リズム系なのか、和・・・テイストなのか、現代音楽的なのか・・・・
で的をしぼったのが・・・・今回は、とにかく心に自然と浮かぶ優しいメロディーで行こうと。
5日位でしょうか。ピアノの前に座り、なんとなく左ででコードを抑えて、
右手でメロディーをつくってみる。
または、コードをおさえず、右手だけで、思い浮かぶメロディーを弾いてみる。
それを全てメモのように録音する。
最後、もう時間がない・・・となったとき、全てのメモを聞いてみて、自分の中で、
一番いいなと思うものを選び、さらに少し長くしたり、修正したり・・・。
そして、最後に左手のコードも確定・・・。
という流れをとりました。
リハの前日にやっと手書きの楽譜ができてお二人に送りました。
その時のなんとも言えない達成感。
内容が幼いことも、不十分なこともわかっているし、曲として成立しない可能性も十分ある・・ということもわかっているのですが、それでも
自分がはじめて書いたものを他の人に(恥ずかしいけど)、見せるところまでなんとか
こぎつけた・・・・という達成感・・・・。
これは、今までにない感覚でした。
作曲ばかり気をとられると、他の練習ができなくなるので、
作曲にかける時間は夜中の24時からと決めて取り組んでいました。
そこから、2時間くらい、あ〜でもないこう〜でもないと・・・・。
ですので、コンサート前1週間位は毎日そのまま教室のカーペットの上で
着替えもせずに、化粧もおとさず、歯だけ磨いて、布団もしかずに寝ていました。
自分でもなさけないことです。
でも、自宅までもどるパワーがないのです。お風呂に入るパワーもない。
(よって毎朝、朝風呂)
朝、5時とか6時位に体がいたくて目が冷めて、
やばい!!練習しなきゃとそのまま朦朧と他の曲のアドリブ練習をしたり・・・。
やっぱり眠くてまた1時間位2度寝したり。もう、ひどい生活です。
でも・・・・そういうの、特に本番や試験前は、若い頃からのことなので、
全然平気で、一人になれる時間でもあるので、すごく貴重で嬉しい時間でもあるのです。
そんなこんなで、作曲(といえる立派なものではないです。鼻歌を五線譜にした・・
そんなところです・・・・?)にも挑戦してみたことで、
また、いろんなものが見えてきました。
改めて作曲する方達のすごさや、彰さん、史朗さんの作曲へのこだわり、
バンドにオリジナル曲がある・・・・ということの意味・・・・だったり。
今回書いた曲については、いろいろ修正を加えて
(自分の感覚として、前半。主に即興で進めるのですが、長すぎた印象がありました。
それを半分位にして、後半のメインのメロディーをもうすこし膨らませたい、等)
演奏を重ねていき、もうすこしちゃんとした形にしたいと。
せっかく作ったので、一度限りの演奏ではなく、続けて演奏できるに・・・・。
つづく・・・。