中野スウィートレインのマスターのご感想(:_;)。
2年半前に出演させていただいた時、
その時は、石井さん、そして金澤さんとの3人でした。
お二人の演奏に混ぜていただく、という感じだったと思う。
ほぼスタンダード曲中心に選ばせて頂いた。
「春の海」そして、箏独奏はあった。
その時もマスターは記事を書いてくださった。
「箏とジャズ・・・・とても不思議なアンサンブルだった!」
という内容だった。
あ〜〜〜〜まだ、まだ、私は音楽家としてではなく、
ちょっとめずらしい箏という楽器の1プレイヤー
という印象しか持っていただけなかったのだろうな。と。
今度出演するときは、もっと手応えを感じられる・・・・
そうなっていたい!そのためにも頑張ろう!!
と強く思ったのでした。
それから2年半。
再び、同じライブハウスで演奏できるチャンスが訪れた。
この2年半、自分の中で、何がどう変化しているか、進化しているのか、
強化されているのか?
または、特段変わっていないのではないか?
いろんな思いをよぎらせながらこの日を迎えた。
手応えを感じる・・・・そんなこと、これまでだってほぼない。
ライブが終われば、劣等感に苛まれ、
反省材料は数えてもきりがない。
1年やっても2年やっても、全然自由に弾けるようになっていないではないか!
コードの理解だって、想像していたより、ペースは遅い。
ジャズに沿った勉強だって、没頭しようと思っても、次々にやってくる
他の課題に時間も気力も取られ、そうそう没頭できない。
スランプというより、
なかなか自分の力が思うように伸びていかないことに対するイライラ。
それでも、何か終わると、また次にありがたいチャンスがやってくる。
新しい挑戦をいたただける。
そういったものから逃げずに、避けずに・・・・
このトリオの活動はすべて実行に移せてきた。
それだけが自信を持って言えること😊。
それは、彰さん、史郎さんと音楽したい!!
その気持がものすごく強いから!!
そうじゃなければ、
「え〜〜〜ライブ?そんなにやったって、お客様もいらっしゃらないかも〜〜!!」
「コンサート??え〜〜〜〜そんな大きなこと無理無理〜〜!!」
「え〜〜〜〜作曲??無理無理〜〜〜絶対無理〜〜〜〜!!」
相手がお二人じゃなかったら、そうなっていた可能性大です!
人は人を変えるのだなあ・・・・。
お二人に出会い、心からそう感じています。
さて、
そして、マスターから、ついにこんな言葉をいただけた。
FBで、この記事を読んだ時の自分の喜びようといったら(:_;)
『昨夜のSweetRain、最後の1曲とアンコールしか聴けなかったが、
実に素晴らしかった。
最後の「朱へ」という曲での迫力ある演奏には驚いた。
箏とジャズの融合というよりも、まったくオリジナルなトリオ・サウンドになっていた。そして、アンコールでの箏で奏でられるThe Nearness of Youのメロディーが実に美しかった!
初出演の定村さんのヴァイオリンは渋い存在感に溢れ、石井さんのピアノには恐ろしいような気迫と、泣き出すようなリリシズムが感じられた。
素晴らしいトリオだ!
出演は、
~Three Wisdoms~
石井 彰(P) 定村 史郎(Vln) 小林 真由子(箏)